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法学部  /
法学科

 ヨシツグ   コウスケ   (男)
 吉次    公介   教授
 KOSUKE   YOSHITSUGU

■兼務所属(本学内)
法学研究科
■出身大学院・出身大学他
1995/03  立教大学  文学部  史学科  卒業
1997/03  立教大学大学院  文学研究科  史学専攻  博士課程前期課程  修了
2000/03  立教大学大学院  法学研究科  政治学専攻  博士課程後期課程  単位取得退学
■取得学位
修士(文学) (1997/03 立教大学)   博士(政治学) (2007/09 立教大学)  
■職歴
2000/04/01-2003/09/30  沖縄国際大学 法学部 講師
2003/10/01-2007/03/31  沖縄国際大学 法学部 助教授
2005/10-2006/09  東西センター(ハワイ州)客員研究員
2007/04/01-2011/03/31  沖縄国際大学 法学部 准教授
2012/04/01-2013/03/31  沖縄国際大学 法学部 教授
2013/04/01-2014/03/31  立命館大学 法学部 准教授
2014/04-  立命館大学 法学部 教授
■委員歴
2007/06-2009/05  財団法人沖縄県国際交流・人材育成財団  在沖縄米軍施設・区域内大学生就学者推薦委員会
2011/06-2013/03  国際協力機構(JICA)  ジェネラルオリエンテーション講師
 同時代史学会  理事
■所属学会
日本政治学会  
日本国際政治学会  
同時代史学会  
歴史学研究会  
アメリカ学会  
■免許・資格
中学校教諭専修免許  (1997)    高等学校教諭専修免許  (1997)   
■研究テーマ
日米安保体制史―形成・変容・持続過程
戦後における日本とビルマの関係
沖縄米軍基地問題史
■研究概要
①アジア冷戦と日米安保体制 ②冷戦史のなかの日本=ビルマ「特殊関係」

 現在は、以下の二つのテーマに取り組んでいる。

①日米安保体制史
 冷戦期から現在に至る日米安保体制の形成・変容・持続のプロセスを、国際政治と国内政治の動向を視野に入れつつ、明らかにする。
 「相互性」「不平等性」「危険性」「不透明性」をキーワードとして、日米安保の構造的特質を解明し、日米同盟のあるべき姿を模索することが目的である。
 なお、昭和天皇による「天皇外交」、米軍基地問題、戦後沖縄政治史などを視野に入れて論じる。

②冷戦史のなかの日本=ビルマ「特殊関係」
 日本とビルマは、「特殊」な関係であるといわれてきた。アジア太平洋戦争期、日本軍がビルマ独立の父とよばれるアウン・サン将軍を支援していたことがその主な理由である。
 本研究では、戦後日本とビルマの関係について、冷戦の文脈を重視しながら、実証的に明らかにする。
「戦前」と「戦後」の連続と断絶、戦後処理のあり方を問い直すことはもちろん、戦後日本はいかにアジア冷戦に関与してきたのかを明らかにし、アジアにおける日本の役割を考察することが目的である。
 なお、日本とビルマの関係を、二国間関係史としてではなく、アメリカ・ファクターを視野に入れ、多国間関係史として捉える。アメリカ・ファクターを加えることによって、日米安保体制史研究の一環としての意義をあわせもつことになる。
■研究キーワード
日本政治外交史 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
日米安保体制史  岩波書店  2018/10
『戦後日本首相の外交思想』(「池田勇人-『自由主義陣営の有力な一員』をめざして」を執筆担当)  増田弘編  ミネルヴァ書房  155-176  2016/10
『岩波講座 日本歴史』第19 巻(近現代5)(「アジア冷戦のなかの日米安保体制」を執筆担当)  吉田裕ほか編  岩波書店  41-76  2015
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論文
書評 野添文彬『沖縄返還後の日米安保』吉川弘文館、2016  日本史研究  659  2017/07
未完の「戦後レジームからの脱却」 安保法成立をどう見るか  吉次公介  調査情報  527  2015/11
国民的「十字架」としての米軍基地問題  吉次公介  世界  874  2015/10
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研究発表等
日米安保体制史 1951-2016  同時代史学会関西研究会  2016/07
戦後日本=ビルマ「特殊関係」の形成  冷戦研究会第21回例会  2015/07/11
戦後日本=ビルマ「特殊関係」の軌跡  占領戦後史研究会2013年度シンポジウム  2013/12/14
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

競争的資金等(科研費を除く)
アジア太平洋の安全保障体制と沖縄-沖縄返還と在沖米軍の現状  国際交流基金・小渕フェローシップ  2005/03  2006/09  代表
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  基礎演習Ⅰ  演習
2017  専門演習  演習
2017  卒業研究・論文  演習
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教育活動
2016年度 教養科目基本担当「現代日本の政治」  2016/04-2017/03
立命館宇治中学・高等学校での講義  2016/04-2016/07
基礎演習Ⅰテキスト執筆  2015/10-
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■研究者からのメッセージ
日米安保体制とは何か
  日米安保体制は、戦後日本外交の「基軸」として機能してきました。半世紀以上も持続している日米安保体制は、歴史上「最も成功した同盟」の一つともいわれます。

 しかし、日米安保体制に対しては、様々な批判があることも事実です。アメリカ政府は一貫して、「アメリカは日本を守るが、日本はアメリカを守らない」という「片務性」への不満を表明してきました。「安保ただ乗り」論や「負担分担」論はその象徴です。他方で、日本国内にも、日米地位協定や沖縄の「過重負担」に見られる「不平等性」への不満がありました。数年前に注目された「密約」が示す「不透明性」も、批判の対象となっています。あるアメリカ政府高官が、日米安保を「逆ピラミッド」のような不安定な構造物と称したことは、故無しとしません。

 それでは、日米安保はなぜ、いかに、こうした構造を持つに至ったのでしょうか。また、日米安保体制を「ピラミッド」のように安定した構造物に変えるためには、どうすればよいのでしょうか。

 改憲や集団的自衛権の行使が議論されるようになった今こそ、冷静な議論が求められます。日米安保体制の歩みを振り返り、その構造的特質を明らかにすることによって、今後の日米同盟のあり方を模索してみたいと考えています。
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
政治学
国際関係論
日本史