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情報理工学部  /
情報理工学科

 ヒラバヤシ   アキラ   (男)
 平林    晃   教授
 AKIRA   HIRABAYASHI

■出身大学院・出身大学他
1993/03  東京工業大学  工学部  情報工学科  卒業
1995/03  東京工業大学大学院  情報理工学研究科  計算工学専攻  修士課程  修了
■取得学位
博士(工学) (1999/12 東京工業大学)  
■職歴
1995/04/01-2000/08/31  東京工業大学 大学院 計算工学専攻 助手
2000/09/01-2002/09/30  山口大学 工学部 講師
2002/10/31-2013/03/31  山口大学 工学部 助教授(2007年4月から准教授)
2004/09/21-2005/03/20  スイス連邦工科大学ローザンヌ校招聘教授
2009/08/21-2010/02/16  ロンドンインペリアル大学客員准教授
■委員歴
2005/05-2007/04  アメリカ電気電子学会(IEEE)広島支部  理事
2009/05-  電子情報通信学会  信号処理研究専門委員会委員
■所属学会
アメリカ電気電子学会  
電子情報通信学会  
計測自動制御学会  
■研究テーマ
スパースサンプリングの理論と応用
画像直線エッジ抽出
圧縮センシングに基づく医療画像の高速撮像アルゴリズムの開発
■研究概要
信号や画像のセンシング理論とその応用

 センシングは情報処理の第一歩であり,特にサンプリングは自然界のアナログ信号をディジタル信号に変換して処理する為に欠く事のできない技術です.サンプリングは一般に,Shannonや染谷が示した帯域制限原理に基づいて実現されていますが,これは必ずしも適切とは言えません.特に,スパースな表現が可能な信号や画像の場合,帯域制限原理よりも格段に広い間隔でサンプリングできることがあります.この技術を応用すれば,X線CTにおける被爆量を低減できたり,センサーネットワークの通信量を削減できたりします.本研究では,信号のスパース性ゆえのパラメトリックな表現を活用し,最尤推定やMAP推定によって高精度・高速度の信号推定を可能にするサンプリング技術の開発に取り組んでいます.実は,サンプリングやセンシングの問題は,広義では「逆問題」と呼ばれるものになっています.真に知りたい情報を観測して得られるデータの解析を順問題と捉えることにより,得られた観測データから真に知りたい情報を推定することが逆問題となります.このように捉えられる問題は信号・画像処理に限りませんが,この分野でいえばぼやけた画像の鮮明化や,画像の一部分の拡大などが該当しており,これらの研究にも取り組んでいます.また,観測対象を脳信号(脳波)に限定する事により,脳波情報の解析技術にも取り組んでいます.
■研究キーワード
信号処理,画像処理,センシング,サンプリング 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
"Sampling and recovery of continuously-defined sparse signals and its applications,”Chapter 8 in Subspace Methods for Pattern Recognition in Intelligent Environment, Y.W. Chen, ed.,  A. Hirabayashi  Chapter 8  2013
“信号の標本化,”電子情報通信学会知識ベース「知識の森」,
原島博(編)  平林晃  電気情報通信学会  第1 群, 第5 編, 第3 章, 全14 ページ  2010
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論文
Complex approximate message passing algorithm for two-dimensional compressed sensing  A. Hirabayashi, J. Sugimoto and K. Mimura  IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences  vol. E96-A, pp. 2391–2397  2013
Sampling signals with finite rate of innovation and recovery by maximum likelihood estimation  A.Hirabayashi, Y. Hironaga and L. Condat  IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences  vol. E96-A, pp.1972-1979  2013
連続信号のスパースサンプリング―ナイキストの壁を越えて  平林晃  電子情報通信学会誌  vol. 96, pp. 269-273  2013
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研究発表等
Recovery of nonuniform Dirac pulses from noisy linear measurements  Proceedings of the International Conference on Acoustics, Speech, and Signal Processing (ICASSP 2013)  2013
Approximate message passing algorithm for complex separable compressed imaging  Proceedings of the 2013 Asia-Pacific Signal and Information
Processing Association Annual Summit and Conference (APSIPA ASC 2013)  2013
Robust spike train recovery from noisy data by structured low rank approximation  Proceedings of the 2013 Sampling Theory and Applications (SampTA 2013)  2013
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

競争的資金等(科研費を除く)
圧縮センシングに基づく磁気共鳴画像(MRI)の高速撮像法の開発  立石科学技術財団研究助成(B)  2012/04  2013/03  代表
ハフ変換を越える高精度直線抽出手法の開発  JST 研究成果最適展開支援事業(A-STEP)「探索タイプ」  2010/09  2011/03  代表
超解像処理のための画像変換パラメータの推定法に関する研究  科学技術振興機構(JST)平成18年度「シーズ発掘試験」  2006/09  2007/02  代表
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2016  デジタル信号処理  講義
2016  プログラミング演習2  演習
2016  メディアプロジェクト演習2  演習
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教育活動
東山高校 模擬講義 映像メディア技術入門  2014/05-2014/05
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■研究者からのメッセージ
信号処理や画像処理におけるセンシングとサンプリング
 信号処理や画像処理に関連したセンシング,サンプリングの研究に取り組んでいます.メインテーマはスパースサンプリング技術であり,センサーネットワークの通信量削減や画像の形状抽出などに応用できます.最も特徴的な点は,メガセンシングしてから圧縮するのではなく,圧縮後の本質的なデータ,あるいはそれと同程度の量のデータを直接センシングすることにより,観測系を小さく,また高速に実現できることです.
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
数理情報学
知覚情報処理