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生命科学部  /
生命医科学科

 タナカ   ヒデカズ  
 田中    秀和   教授
 HIDEKAZU   TANAKA

■出身大学院・出身大学他
1989/03  大阪大学  医学部  卒業
1995/03  大阪大学大学院  医学系研究科  博士課程  修了
■取得学位
博士 (1995/03 大阪大学)  
■職歴
1995/04/01-2011/02/28  大阪大学医学部(医学系研究科)・助手(助教)
2011/03/01-2013/03/31  大阪大学大学院医学系研究科・准教授
2013/04/01-  立命館大学生命科学部生命医科学科・教授
■委員歴
2012/08-2014/03  日本薬理学会  広報委員
2016/10-2018/10  日本薬理学会  代議員
■所属学会
日本薬理学会  
日本神経化学会  
■研究テーマ
神経回路のリモデリング
■研究概要
神経回路のリモデリング

  われわれの脳のなりたちや機能や病態を、神経細胞の性質を観察することによって理解することをめざしています。
 私たちが生命をつないで行くために必須な活動や、「ひと」としての人格ともつながる高度な精神活動は、精緻に構築された脳神経回路に負うところが大きいと考えられます。
 細胞が長い神経突起をのばし、標的となる細胞と接着すること(シナプス結合)で、神経回路が編み上げられて行きます。われわれのからだが形作られて行く過程で生じた神経細胞(ニューロン)が、突起を伸ばすことで神経回路形成が始まります。まず突起誘引・反発作用を示す物質が働いて突起誘導が進行し、つぎに出会った突起同士が細胞接着分子で結合することで完成します。このようにシナプスの細胞膜同士が鍵と鍵穴の関係で接着することで神経回路形成のプログラムが実行されるわけです。私たちは、鍵と鍵穴にあたる細胞接着分子、なかでもカドヘリンの働きを中心に、シナプスや神経回路のなりたちを観察しています。
 神経回路が成立したあとでも、シナプス形成過程の一部をくりかえすことで、シナプス結合の強化・抑圧やつなぎかえが起きます。このようなメカニズムが記憶や学習、さらには薬物依存やリハビリで得られる機能回復といった、われわれの脳が持つ豊かな適応力の基盤となっていることが想像されます。われわれは、これらの過程にカドヘリンが関与する可能性を検討してきました。研究を進める中で、カドヘリンが思いのほかダイナミックにシナプスの生理機能にかかわることがわかりつつあります。
 またカドヘリン遺伝子の異常は、自閉症などの疾患感受性に関連しています。このようなシナプスの接着関連分子の動態を、新たな治療標的としての期待を込めて、病態や薬物治療の中で観察して行きたいと考えています。
■研究キーワード
シナプス 可塑性 接着 海馬 神経回路 カドヘリン 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

科学研究費助成事業
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担当授業科目
2017  生理学実験  実験・実習・実技
2017  薬理学実験  実験・実習・実技
2017  生命医科学セミナー  演習
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教育活動
実験動物飼養施設SPFエリア使用者講習会  2016/08-2016/08
高大連携アドバンストプログラム・スクーリング実習  2016/08-2016/08
高大連携アドバンストプログラム・スクーリング講義  2016/08-2016/08
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■研究者からのメッセージ
価値を生み出す
  神経科学、薬理学、医学の分野で、小さくとも確かな価値を生み出して行きます。
 私たちそれぞれが与えられた持ち場で小さな一歩を積み重ねることで、次の世代の人たちが生きる世界を作ることに貢献したいと考えています。
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
神経化学・神経薬理学
薬理学一般