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総合心理学部  /
総合心理学科

 ナカシカ   ナオキ   (男)
 中鹿    直樹   准教授
 Naoki   NAKASHIKA

■兼務所属(本学内)
衣笠総合研究機構   /
人間科学研究所
■出身大学院・出身大学他
1989/03  立命館大学  文学部  哲学科  卒業
1992/03  立命館大学大学院  文学研究科  心理学専攻  修士課程  修了
1997/03  立命館大学大学院  文学研究科  心理学専攻  博士課程後期課程  単位取得退学
■取得学位
修士(文学) (1992/03 立命館大学)  
■職歴
1995/04/01-1996/03/31  立命館大学文学部・助手
2014/04/01-  立命館大学文学部・准教授
■委員歴
2015/09-2018/08  日本行動分析学会  行動分析学研究 編集委員
2017/03-  日本対人援助学会  対人援助学研究 編集副委員長
2015/07-2016/03  京都府発達障害者支援体制整備検討委員会 就労支援ワーキンググループ  委員
2015/04-2018/03  京都市障害者就労支援推進会議  委員
2018/04-2020/03  大阪府障がい者解消協議会  専門委員
■所属学会
日本心理学会  
日本行動分析学会  
日本特殊教育学会  
対人援助学会  
■研究テーマ
障害のある個人に対する就労支援
行動の変動性に関する実験的分析
■研究概要
障害のある個人への就労支援

 2007年から、立命館大学「学生ジョブコーチ」という実践・教育・研究活動に参加してきました。学生ジョブコーチとは、障害者の就労にあたって現場で支援するジョブコーチ(職場適応援助者)の役割を大学生が行うものです。障害児・者がやりがいをもって仕事に取り組むための、直接的な支援や間接的な支援の在り方について研究してきました。
 学生ジョブコーチの大きなテーマは、障害児・者の情報を次の支援者・支援機関につないでいくことです。障害児・者のキャリア・アップ(やりがいをもって業務に取り組み続けていくこと)を保証するためには、関係者間の情報の共有こそが重要であることがこれまでの研究から示されてきました。
 そのために現在では、大学内に設置したシミュレーション・ショップに提携の支援学校生徒を実習生として受け入れ、対象生徒の「できる」の発見・記録・表現を行っています。「できる」を学校側とどのような書式・形式で共有することが、支援の継続へとつなげていけるのかについて、事例を重ねながら検討しています。
■研究キーワード
応用行動分析学、実験的行動分析、対人援助学、障害者の就労支援 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
はじめての行動分析学実験-Visual Basicではじめる実験プログラミング  中鹿直樹・佐伯大輔・桑原正修  ナカニシヤ出版  2011/09  978-4779505935
ハトにおける他個体による刺激性制御-弁別刺激として異なる機能を持つ2羽の他個体による制御-  星和書店『行動分析学アンソロジー2010』  251-262  2011/03  978-4-7911-0763-6
Science for human services toward continuous provision of "support": Discussing science for human services based on applied behavior analysis through practice of "Student Job-coach. in Creating New Science for Services: An anthology of Professor of Graduate School of Science for Human Services. "  MOCHIZUKI,Akira., NAKASHIKA, Naoki  Ritsumeikan Graduate School of Science for Human Services  49-72  2011/03
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論文
障害のある生徒を対象とした大学内模擬喫茶店舗における職場実習  中鹿直樹・尾西洋平・小島 遼・土田菜穂・望月 昭  対人援助学研究  8, 14-23  2019/02
大学内模擬喫茶店舗における障害のある生徒のキャリア支
援  中鹿直樹  立命館人間科学研究  37, 115-123  2018/02
正の強化で維持される行動の選択肢の拡大をミッションとする立場からみる二人称の科学  高山仁志・中鹿直樹  対人援助学研究  5, 13-17  2017/01
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研究発表等
セルフ・マネージメントスキル獲得のための模擬喫茶店舗
-ポジティブなフィードバックが正の強化として機能するための環境設定について考える-  対人援助学会第10回大会  2018/11/18
教員の賞賛行動に対するフィードバックの効果の検討
-特別支援学校の教員を対象にした予備的研究-  対人援助学会第10回大会  2018/11/18
障害のある個人の当事者参画による「できる」の拡大  対人援助学会第9回大会  2017/11/05
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク
■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  行動分析学  講義
2017  心理学統計法  講義
2017  基礎実験実習Ⅱ  実験・実習・実技
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教育活動
聾学校生徒への第2回ミニ・オープンキャンパスにおいて,実習を交えたミニ講義を実施した。  2017/09-2017/09
兵庫県立川西緑台高等学校において
「心理学」分野の模擬授業「心理学における基礎的な研究から応用的な研究への展開」を行った。  2015/07-2015/07
立命館高校においてキャリアガイダンスと心理学の講義を行った。  2014/10-2014/10
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■研究者からのメッセージ
「援助付き」で成立している私たちの行動
 障害者の就労支援に関する実践・研究・教育活動を行っています。障害者の就労支援には、援助付き雇用という言い方があります。これは障害者が援助を前提として仕事を続けていくことを表現したものです。ところで、私の専門である行動分析の立場からは、行動とは単独で生じるものではなく、先行条件と後続条件の枠の中で初めて立ち現われるもの、ということができます。つまり行動分析の見方に立てば、私たち人間のするほとんどすべての行動は、何らかの「援助」のもとで成立しているということができます。そこに障害の有無は関係ありません。ところが一般に私たちの住んでいる社会環境は、いわゆる健常者向けにデザインされた環境なので、日ごろはあまり「援助」の中で行動が成立していることに気づきません。一方、障害があると健常者とは異なる「援助」のもとでの行動が成立することが多く、ことさらに「援助」が際立って見えることになります。
■Eメールアドレス
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
社会福祉学
実験心理学
特別支援教育