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衣笠総合研究機構

 イシダ   ユウコ   (女)
 石田    優子   専門研究員
 YUKO   ISHIDA

■兼務所属(本学内)
衣笠総合研究機構   /
歴史都市防災研究所
■出身大学院・出身大学他
1992/03  鳥取大学  農学部  農林総合科学科  卒業
2013/03  立命館大学大学院  理工学研究科  総合理工学専攻  博士課程後期課程  修了
■取得学位
学士(農学) (1992/03 鳥取大学)   博士(工学) (2013/03 立命館大学)  
■職歴
1992/04/01-2001/01/31  村本建設株式会社
2001/02-2005/10  株式会社和光土木
2005/11-2006/01  郡技術士事務所
2006/02-2009/09  CFシビルプランニング・代表者
2009/10/01-2013/03/31  立命館大学 グローバル・イノベーション研究機構・リサーチアシスタント
2013/04/01-2014/03/31  立命館大学 総合科学技術研究機構・研究員
2014/04/01-  立命館大学 衣笠総合研究機構・専門研究員
2014/04/01-  立命館大学 非常勤講師
2014/04/01-  和歌山大学 非常勤講師
2015/04/01-  摂南大学 非常勤講師
■委員歴
2012/04-2015/03  (公社)地盤工学会関西支部「想定外」豪雨による地盤災害への対応を考える調査研究委員会  委員
2015/04-2018/03  (公社)地盤工学会関西支部 斜面動態モニタリングに基づく斜面安定性評価 研究委員会  委員
2016/04-2019/03  (公社)地盤工学会関西支部関西の地盤情報に基づく防災ハザードマップ開発研究委員会  委員
2017/09-2019/03  みえ自然災害研究会  委員
2018/10-  (公社)地盤工学会関西支部斜面災害のリスク低減に関する研究委員会  委員
■所属学会
(公社)地盤工学会  
(公社)砂防学会  
(公社)地すべり学会  
■免許・資格
技術士補(建設部門)  (1994)    一級土木施工管理技士  (1996)    VEL(日本VE協会認定資格)  (1997)    建設業経理事務士2級  (2000)    日商簿記検定3級  (2004)   
■研究テーマ
「道」という形態の世界遺産における斜面災害避災システムの構築
京都世界遺産「清水寺」における降雨モニタリングに基づく斜面崩壊警戒基準策定に資する研究
タイ国アユタヤ遺跡における地盤と地下水変動が仏塔の傾斜に与える影響に関する研究
赤外線サーモカメラを用いた浅層地下水把握の可能性に関する研究
文化財所有者・管理者のための斜面災害リスクマネジメントに関する研究
低コストの斜面傾斜可視化装置開発と防災教育への活用
■研究概要
文化財所有者・管理者のための斜面災害リスクマネジメントに関する研究

 気候変動により豪雨は頻発化、激化の傾向にあり、それに伴い世界各地で豪雨に起因する災害は増加している。そして人々の社会生活同様、文化財もまた自然災害の危険に曝されている。文化財には代替性がないため、できるだけ被災しないための事前の予防策(リスクマネジメント)を充実させておくことが重要である。阪神淡路及び東日本大震災を通じて文化財レスキュー事業や文化財ドクター派遣事業ができ、世界防災会議でもレジリエンスやBuild Back Betterの重要性が共通認識となり、クライシスマネジメントは充実しつつある。しかし、個人所有者や管理者が行うリスクマネジメントについては確立された手法がなく、十分実施されているとは言い難い。文化財保全は所有者、管理者の自助努力や、周辺地域住民、団体との共助に負うところが大きく、より効果的な手法による防災、減災が望まれる。東日本大震災では文化遺産が人々の精神的側面に活力を与え、復興を支える1つの力となることが明らかとなっており、文化遺産防災は地域社会にとっても意義深い。
 自然災害リスクは、発生する自然現象の大きさと被災対象物の脆弱性によって被害の大きさが変わる。また個々の文化財にはそれぞれ特有の「価値」があり、単に物体の破壊度合いだけでは、被害の大きさは計れない。リスクを分析し、リスクを評価し、対策を考え、実施した後に評価する、一般的なリスクマネジメント手法の中に、文化財の価値評価、保護対象優先順位付け、リスク低減・リスク監視を兼ねた日常維持管理の取入れを提案した。 また文化財の自然災害リスク評価において、現状のハザードマップを使用するには課題があるため、モニタリングや調査計測に基づく土砂災害危険度評価手法構築のための研究(山中での崩壊誘因となる降雨量計測、地下水変動、サーモグラフィを用いた浅層地下水探査、数値解析による評価等)、素因・誘因の各パラメータ(地形、地質、植生、雨量、雨の降り方等)の重みづけによる崩壊発生危険度評価のための分析、熊野古道を対象とした避災システム構築に関する研究、清水寺境内を対象とした雨量警報システムの基準値設定のための分析等を実施している。海外では、文化財の保護優先順位付け手法についてイタリアの研究施設との共同研究の準備を行っているほか、タイ王国アユタヤの傾斜仏塔の対策に関する研究を現地自治体や大学と共同研究している。
その他、文化遺産に限らず、安価で地盤の変状(傾斜)を可視化する装置の開発、橋台背面土の越流水による洗堀防止に関する研究等も実施している。
■研究キーワード
文化遺産防災、斜面防災、リスクマネジメント、地盤工学 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
(講座)平成23年度紀伊半島大水害の実態と教訓 ―「想定外」豪雨による地盤災害の軽減に向けた提言― 4.和歌山地域の災害の実態  江種伸之、矢野晴彦、辻野裕之、中西典明、石田優子、鍋島康之  地盤工学会誌  41-48  2016
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論文
横垣峠地すべりにおける地下水位の変動特性  石田優子,深川良一,古根川竜夫,木林幹,後誠介  Kansai Geo-Symposium 2018-地下水地盤環境・防災・計測技術に関するシンポジウム論文集  185-190  2018/11
Influence of floods on the inclination of stupas in Ayutthaya Thailand  Yuko Ishida, Ayaka Oya, Weerakaset Suanpaga, Chalemnchai Trakulphudphong, Chaweewan Denpaiboon, Ryoichi Fukagawa  Proceeding of 8th International Conference on Geotechnique, Construction Materials and Environment  926-931  2018/11
EFFECTS OF FLOODS ON THE WAT KRASAI STUPA IN AYUTTHAYA, THAILAND  Y.Ishida、A.Oya、W.Suanpaga, C.Trakulphudphong, R.Fukagawa  Proceedings of the 2nd Joint Seminar on Landslide, Flood Disasters and Environmental Issues  S2-5  2018/09
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研究発表等
INFLUENCE OF FLOODS ON THE INCLINATION OF STUPAS IN AYUTTHAYA, THAILAND  8th International Conference on Geotechnique, Construction Materials and Environment  2018/11/22
横垣峠地すべりにおける地下水位の変動特性  Kansai Geo-Symposiun 2018-地下水地盤環境・防災・計測技術に関するシンポジウム-  2018/11/02
警報解除基準に着目した組合せ実効雨量の研究ー世界遺産熊野参詣道横垣峠地すべりの地下水位観測事例-  第57回日本地すべり学会研究発表会  2018/08/23
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

受賞学術賞
(公社)地盤工学会関西支部  社会貢献賞  2018/04
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  都市防災工学Ⅱ  講義
2017  文化遺産防災技術論  講義
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■電話番号
077-561-2875
■Eメールアドレス
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
自然災害科学・防災学
地盤工学
文化財科学・博物館学