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経営学部  /
経営学科

 ナカムラ   シンゴ   (男)
 中村    真悟   准教授
 SHINGO   NAKAMURA

■出身大学院・出身大学他
1997/03  森村学園  卒業
2002/09  立命館大学  経済学部  経済学科  卒業
2010  大阪市立大学大学院  経営学研究科  グローバルビジネス専攻  博士課程後期課程  修了
■取得学位
博士(商学) (2010/09 大阪市立大学)  
■職歴
2009/09/10-2010/03/31  株式会社ヴァイオス・研究員
2010/04/01-2013/03/31  大阪産業大学・非常勤講師
2010/04/01-2015/03/31  阪南大学・非常勤講師
2011/04/01-2015/03/31  立命館大学・非常勤講師
2012/04/01-2015/03/31  独立行政法人中小企業基盤整備機構近畿本部・チーフアドバイザー
2014/04/01-2015/03/31  大阪市立大学商学部・特任講師
■所属学会
日本科学史学会  
日本環境学会  
経営史学会  
産業学会  
日本経営学会  
■研究テーマ
日本化学産業の産業技術競争力に関する研究
企業経営のグローバル化と産業技術の分業に関する研究
循環型素材産業の技術と経営に関する研究
■研究概要
製造業のグローバル展開に伴う素材産業の産業技術の動向ならびに静脈産業との技術統合に関する研究

  1990年代以降、世界的規模での生産活動のグローバル化が進展し、製造業の国際分業が進展した。こうした動きは日系企業においても現れ、従来の「フルセット型産業構造」が変容し、さらに日本の産業技術競争力の基盤とされてきた重層構造のサプライヤーシステムにも変化が生じてきているとされる。
 以上の研究を中心に、既存研究ではすでにグローバル化と日本の作業技術競争力の変容に関する実証研究がすすられている。一方で、これらの研究はその多くが素形材産業(機械工業)ならびに資本財産業(工作機械、金型産業など)に焦点が当てられており、対して加工対象を供給する素材産業の実証研究は乏しく、とりわけ化学産業に関する研究蓄積は僅少である。
 昨今、化学産業は「産業の化学化」といわれ、日本の化学産業の電子材料における世界シェアの高さ・収益性の高さに着目する議論が出てきている。しかし、これらの議論では「化学産業における技術力とは何か」、「なぜ日本の化学産業が高い技術力を有しているのか」といった技術力の内容および成立過程の分析が不十分であり、とりわけ一般的に規模の生産性が競争力の決定的要因とされてきた化学産業において、「技術」がどのように関わるのかという問題が整理されていない。この背景には、化学産業における研究開発と製造プロセスの区別がないまま分析されていること、また石油化学工業と今日の電子材料を中心とする「機能性化学工業」の技術的な区別が不十分であることに起因している。
 また、日本の自動車産業の競争力の源泉にはアッセンブラーとサプライヤーの長期緊密な関係があるとされ、今日でも変容はしつつもその基本的な形態は維持されているのに対し、情報家電産業においては日本では素材・部品・組立の三者の関係が分離しており、結果的に日本の液晶事業の競争劣位を生み出す結果となっている。この対照的な事態の分析として、製品特性に着目したアーキテクチャ論や「デジタル化」「モジュール化」をキーワードとした議論がなされているが、産業技術や産業特性の観点から素材産業自体の技術競争力や経営戦略に着目した議論は少ない。
 以上のことを踏まえ、本研究では日本の化学産業を中心に、素材産業の産業技術競争力の分析を行う。さらに、今日のグローバルな生産・消費構造は従来の生産・消費・廃棄・リサイクルの構造に大きく影響を与えた。そうした自体を踏まえて、動脈産業と静脈産業の循環構造の構築における課題、またいわゆるリサイクル企業といわれる循環型素材産業が持続する諸条件(技術、経営など)を分析する。
■研究キーワード
産業技術、生産プロセス、化学産業、産業IoT、循環型素材、リサイクル、静脈産業 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
(新版)図説経済の論点  柴田努、新井大輔、森原康仁  旬報社  190-195  2019/02
アスベスト公害の技術論  田口直樹・杉本通百則・澤田鉄平  ミネルヴァ書房  67-116  2016/11  978-4-623-07825-7
科学と技術の歴史  兵藤友博、小林学、中村真悟  ムイスリ出版  114-123,141-149  2015/04  978-4-89641-228-4
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論文
近年の日系ポリオレフィンメーカーの海外進出動向  中村真悟  次世代ポリオレフィン総合研究  12, 12-18  2018/12
日本における PET ボトルのリサイクルシステムの成立と変容  中村真悟  人間と環境  44/ 1, 13-35  2018/02
金森絵里『原子力発電と会計制度』中央経済社  中村真悟  人間と環境  42/ 3  2016/10
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研究発表等
The Japanese perspective on Industry 4.0 in Germany -- findings from 2 years of research  Deutsch-Japanisches Symposium Industrie 4.0 (Technische Hochschule Mittelhessen—University of Applied Sciences)  2018/09/14
近年の日系ポリオレフィンメーカーの海外進出動向  第13回次世代ポリオレフィン総合研究会  2018/08/23
循環型素材の生産システム構築 におけるリサイクル事業者の役割  日本環境学会第44回研究発表会  2018/06/24
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

受賞学術賞
日本科学史学会  日本科学史学会学術奨励賞(第7回)  2013/05
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  専門演習Ⅰ  演習
2017  専門演習Ⅱ  演習
2017  専門演習Ⅲ  演習
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教育活動
2016年度 教養科目基本担当「科学・技術と社会(BKC・OIC)」  2016/04-2017/03
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■Eメールアドレス
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
科学社会学・科学技術史
経営学