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総合心理学部  /
総合心理学科

 トガ   ミユキ  
 都賀    美有紀   助教
 MIYUKI   TOGA

■兼務所属(本学内)
衣笠総合研究機構   /
人間科学研究所
■出身大学院・出身大学他
2005/03  追手門学院大学  人間学部  心理学科  卒業
2007/03  立命館大学大学院  文学研究科  心理学専攻  博士課程前期課程  修了
2010/03  立命館大学大学院   文学研究科  人文学専攻  博士課程後期課程  単位取得退学
■取得学位
修士(文学) (2007/03 立命館大学)   博士(文学) (2015/03 立命館大学)  
■職歴
2008/04/01-2010/03/31  京都保育福祉専門学院 介護福祉科・保育科(近畿大学九州短期大学通信教育部)非常勤講師
2010/04/01-2015/03/31  立命館大学 文学部 心理学専攻 実習助手
2015/04/01-2016/05/31  立命館大学 衣笠総合研究機構 客員研究員
2015/04/01-2017/03/31  島根大学 法文学部 協力研究員
2016/02/16-2016/02/19  島根大学 法文学部 嘱託講師
■委員歴
2017/09-2018/01  日本基礎心理学会第36回大会準備委員会  大会準備委員
2017/09-2018/12  日本認知心理学会第16回大会準備委員会  副事務局長
2017/09-2018/12  日本認知科学会第35回大会運営委員会  実行委員
2018/11-2019/09  日本心理学会第83回大会準備委員会  委員
2019/04-2020/03  日本認知心理学会  男女共同参画推進検討委員会 委員
■所属学会
日本心理学会,日本基礎心理学会,日本認知心理学会,関西心理学会  
■研究テーマ
順序の記憶メカニズムの解明
うっかり忘れの心理学
■研究概要
順序の記憶の基礎的な原理の解明/うっかり忘れの心理学

 【順序の記憶の基礎的な原理の解明について】
順序をどのようにして一時的に記憶するのかについて,認知心理学的手法による研究を行います。
順序に関する短期記憶システムと長期記憶システムの関連の様相を明らかにすることを目指し、順序の短期的な記憶に意味や語彙についての長期記憶がどのようなしくみで働くのかを調べています。

---これまでのテーマと明らかにしたこと---
■順序記憶は短期的な貯蔵庫を必要とするか?:順序記憶における音韻表象の減衰の検討
順序の記憶における音韻表象が急速に減衰することを明らかにしました。少なくとも順序の記憶には短期記憶と長期記憶の区別が必要であることが示唆されます。

■順序の記憶は自動的な処理か?:記銘意図からの検討
順序の符号化が処理資源を必要としない自動的な処理である可能性を検討しました。意図的な記銘がなくともある程度の順序は自動的に記憶されますが、より多く記憶するためには意図的な順序記銘と長い提示時間が必要なことが明らかになりました。

■項目と順序の符号化はトレードオフの関係にあるのか?:トレードオフ仮説の検討
単語などの項目自体の記憶と順序の記憶はどちらか一方がより記憶されるともう一方が阻害されるような単純な処理資源のトレードオフ関係にはなく、連動しない独立的な処理であることを明らかにしました。

■加齢による順序の記憶成績の低下は単語の記憶能力の低下によるものなのか?
いくつかの単語を提示順に記憶するような記憶課題において、単語の記憶とその順序の記憶とが共通の音韻情報の処理に依存しているために、ともに加齢の影響による低下を示す可能性を検討しました。順序の記憶における加齢の影響は項目の影響と共通の情報の記憶の低下に媒介されますが、これは音韻表象に依存した処理ではないことが明らかになりました。
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【うっかり忘れの心理学について】
「薬を飲み忘れた」「お弁当を持って行き忘れた」などといった忘れることは日常で多々生じます。これまでの研究では非可逆的な記憶エラー、すなわち、忘れてしまったら、変容してしまったら思い出せないといった忘却や変容が検討されてきました。
しかし、後になってふと自身のし忘れを正しく思い出すことがあります。「しまった、薬を飲み忘れている!」「お弁当、玄関に置いてきてしまった!」と思い出した時、思わず「ついうっかり」と言ってしまった経験は誰しもあるかと思います。うっかり忘れを一時的に思い出せなかったが後で自発的あるいは手がかりによって思い出すことができた記憶エラーと定義して、その現象の説明や応用を試みます。
■研究キーワード
認知心理学,知覚心理学,実験心理学 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
ラットの行動解析ハンドブック  高瀬堅吉・柳井修一・山口哲生(監訳)  西村書店  97-105  2015/10  9784890134564
「対人援助学」キーワード集  望月昭・中村正・サトウタツヤ(編)  晃洋書房  10,51,149-150  2009/04  9784771020658
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論文
順序の記憶における語長効果と音韻情報の影響   都賀美有紀  博士論文  2015/03
順序の再構成課題における学習直後と遅延後の語長効果     都賀美有紀・星野祐司  認知心理学研究  12, 121-128  2015/02  1348-7264  10.5265/jcogpsy.12.121
順序記憶の短期的保持における語長効果:項目と順序の符号化におけるトレードオフ仮説に関する検討    都賀美有紀・星野祐司  基礎心理学研究  31, 12-23  2012/09  02877651  10.14947/psychono.KJ00008426060
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研究発表等
学習直後の項目と順序の記憶における語長効果:項目と順序の過程分離手続きを用いた検討  日本心理学会第82回大会  2018/09/26
語長と頻度が学習直後の順序の再構成課題に及ぼす影響  日本認知心理学会第16回大会  2018/09/02
順序の記憶における音韻情報と語彙・意味情報の処理の関係性について: 遅延時間からの検討  日本基礎心理学会第36会大会  2017/12/02
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

競争的資金等(科研費を除く)
順序の記憶に単語の類似性と遅延時間が及ぼす影響:再構成課題を用いた認知心理学的研究  公益財団法人日本科学協会 笹川科学研究助成(学術研究部門・複合系)  2010/04  2011/03  代表
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2019  心理学実験Ⅱ  実験・実習・実技
2019  基礎演習Ⅰ  演習
2019  基礎実験実習Ⅱ  実験・実習・実技
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教育活動
立命館大学「文献検索・研究倫理マニュアル『人と動物を対象とした研究情報検索と研究倫理マニュアル 2009』」執筆・編集および改稿(2010‐2015年)  2009/09-2015/03
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■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
認知科学
知覚情報処理