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経営学部  /
経営学科

 モリ   ユウスケ   (男)
 森    祐介   准教授
 Yusuke   Mori

■出身大学院・出身大学他
2009/03  一橋大学  商学部  経営学科  卒業
2010/03  一橋大学大学院  商学研究科  経営・マーケティング専攻  修士課程  修了
2013/03  一橋大学大学院  商学研究科  経営・マーケティング専攻  博士課程  単位取得退学
■取得学位
博士(商学) (2013/07 一橋大学)  
■職歴
2013/04/01-2014/08/31  日本学術振興会 特別研究員PD
2014/09/01-2017/03/31  東京国際大学 経済学部 専任講師
■所属学会
日本経済学会  
European Economic Association  
Econometric Society  
■研究テーマ
取引費用の経済学に基づく企業の境界の理論分析
■研究概要
取引費用理論の定式化

 組織の経済学における主要テーマの1つである、企業の境界問題(ある取引を統合を通じて内部化するか否か)には複数の経済学的アプローチが存在する。そのなかでも、取引費用の経済学は不完備契約の事後的な再交渉に注目して議論を展開する。つまり、統合した場合(企業内取引)としなかった場合(市場取引)のどちらがより効率的に不完全な契約の穴埋めを達成できるかによって、選択されるべき取引形態を決まると主張するのである。

上記の主張から導き出された仮説の妥当性は数多くの実証研究によって支えられているものの、未だに満足な定式化はなされていない。本研究は、非協力交渉ゲームの枠組みを用いた定式化を通じて、各取引形態における再交渉の効率性を理論的に分析し、取引費用アプローチの既存の主張への理論的裏付けの付与と、新たな仮説・含意の提示をねらう。
■研究キーワード
組織の経済学、企業の境界、取引費用 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

論文
A formal model of firm boundaries and haggling  Yusuke Mori  Economics Letters  156, 15-17  2017/07  0165-1765  10.1016/j.econlet.2017.03.037
契約修正に伴う事後の非効率性と企業の境界  伊藤秀史・森祐介  日本企業研究のフロンティア  9, 78-89  2013
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研究発表等
A Formal Haggling Theory of Firm Boundaries: A Tradeoff
Between Bargaining Costs and Too Much Intervention  SIOE 2016  2016
A Formal Theory of Distance Within Firms  EARIE 2015  2015
Ex Ante Investment, Ex Post Adaptation, and Asset Owner-ship  Econometric Society European Meeting  2014
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

受賞学術賞
神戸大学経済経営研究所  兼松フェローシップ  2013/05
大阪大学 社会経済研究所  第15回 森口賞  2012/12
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  基礎演習Ⅰ  演習
2017  基礎演習Ⅱ  演習
2017  専門演習Ⅰ  演習
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■研究者からのメッセージ
組織の経済学
 経済学(特にミクロ経済学)と聞くと、市場における買い手と売り手のやりとりの分析を思い浮かべる人も多いでしょうが、最近では「組織の経済学」の名のもとに、組織(特に企業組織)の内部構造や制度を対象とした、経済学的分析も盛んに行われています。興味深いことに、一見不合理に見える組織内の決まりや仕組みの存在を合理的に説明できることも多々あります。そういう意味で、組織の経済学を学ぶことによって、企業組織についての理解を深められるだけでなく、お役所仕事など身近な組織の持つ面倒な部分を少しばかり楽観的に見ることができるようになるでしょう。
■関連URL
 Yusuke Mori
■Eメールアドレス
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
理論経済学