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経営学部  /
経営学科

 キクモリ   マイ   (女)
 菊盛    真衣   准教授
 MAI   KIKUMORI

■出身大学院・出身大学他
2011/03  慶應義塾大学  商学部  卒業
2013/03  慶應義塾大学大学院  商学研究科  商学専攻  修士課程
2016/07  慶應義塾大学大学院  商学研究科  商学専攻  博士課程  修了
■取得学位
修士(商学) (2013/03 慶應義塾大学)   博士(商学) (2016/07 慶應義塾大学)  
■職歴
2016/04/01-2017/03/31  東洋大学 経営学部 マーケティング学科
2017/04/01-  立命館大学 経営学部
■所属学会
日本商業学会  
日本消費者行動研究学会  
日本マーケティングサイエンス学会  
■研究テーマ
消費者行動に対するeクチコミの影響
クチコミ発信行動に対するクチコミ・キャンペーンの報酬の効果
■研究概要
消費者の情報取得・製品評価行動におけるeクチコミの影響

 インターネット上に存在するクチコミ、すなわちeクチコミが消費者の情報取得行動および製品評価行動にいかなる影響を与えるのかを吟味することを研究課題とする。具体的には、肯定的な内容のクチコミ、すなわち正のクチコミと、否定的な内容のクチコミ、すなわち負のクチコミが1つのウェブページ上にどの程度存在するのかを意味するeクチコミの正負の比率に着目する。その上で、eクチコミの正負の比率の違いが、消費者の情報探索意図、あるいは、製品態度や購買意図といった製品評価因子に与える影響にいかなる影響をもたらすのかを検討する。

 博士学位請求論文では、受け手である消費者が正あるいは負のクチコミのどちらか一方にしか露出できない対面型のクチコミとは異なり、受信者が異なる複数の情報源から発信された正と負のクチコミに同時に露出することができるというeクチコミに特有の特徴を考慮し、eクチコミの正負の比率が消費者行動に与える多様な影響を吟味することを目的とした。博士論文では、大きく分けて2つの課題に取り組んだ。第1は、「消費者が1つのウェブページ上で複数の正と負のクチコミに同時に露出する状況を想定すると生じうる、負のeクチコミの存在が消費者の製品評価に正の影響を与える現象,その影響が促進される現象,および,負のクチコミの存在による負の影響が緩和される現象がいかなる条件のもとで生起するのか」を吟味することである。第2に、「1つのウェブページ上で複数の正と負のクチコミに同時に露出した消費者が、同一ページ上での情報探索を注意深く行ったり、中断したりするという興味深い現象がいかにして生起するのか」を吟味することである。
 
 まず、1つ目の研究課題に対応して行った一連の実証研究の結果から、多数の正のクチコミの中に一定の割合の負のクチコミが消費者の製品評価に正の影響を与えるのは、快楽財である場合、専門性の高い消費者が属性中心的クチコミを読む場合、およびマーケター作成型プラットフォームの場合であると結論づけられた。また、多数の正のクチコミの中に存在する一定の割合の負のeクチコミが消費者の製品評価に与える正の影響が促進されるのは、負のeクチコミがまとめてページの先頭に並ぶ場合であると結論づけられた。そして、1つのウェブページ上における負のクチコミの比率が消費者の製品評価に与える負の影響が緩和される条件は、探索財の場合とブランド精通性が高い場合であると結論づけられた。

 次に2つ目の研究課題に対応した実証研究の結果からは,eクチコミの正負比率の説明対象を、消費者購買意思決定プロセスにおける情報統合・製品評価段階から情報取得段階まで拡張することによって、eクチコミの正負比率が消費者の情報取得行動に与える影響は、クチコミ・メッセージの訴求内容の種類によって調整されるという知見も得られた。以上のように、複数の調整変数の考慮や異なる従属変数への着目によって,eクチコミの正負比率が消費者行動に与える多様な影響を描写した。
■研究キーワード
クチコミ、eクチコミ、消費者発信情報 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

論文
制御焦点がチャネル選択・推奨に及ぼす影響―マルチチャネル・ショッパー行動の分析―  石井隆太・菊盛真衣  マーケティング・ジャーナル  38/ 2, 52-67  2018/09
独自性欲求が口コミ発信行動に及ぼす影響  小野晃典・菊盛真衣  マーケティング・ジャーナル  37/ 3, 22-37  2018/01
High-NFU (Need for Uniqueness) Consumers’ Intention to Generate WOM about Luxury Goods  Akinori Ono, Mai Kikumori, and Haoying Wang  Global Fashion Management Conference at Vienna Proceedings  131-132  2017/07
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

受賞学術賞
日本マーケティング学会  マーケティング・ジャーナル ベストペーパー賞  2018/10
International Marketing Trends Conference 2018  Best Thesis Award  2018/01
2017 Global Fashion Management Conference  Best Conference Paper Premier Award  2017/07
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2019  消費者行動論  講義
2019  プロジェクト研究  演習
2019  基礎演習  演習
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■関連URL
 https://sites.google.com/site/kikumorimai/
■Eメールアドレス
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
商学