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テクノロジー・マネジメント研究科

 シナガワ   ケイスケ   (男)
 品川    啓介   教授
 Keisuke   Shinagawa

■出身大学院・出身大学他
1986/04  徳島大学  工学部  化学工学科  卒業
2004/03  名古屋大学大学院  工学研究科  結晶材料専攻  博士課程後期課程  修了
2014/09  立命館大学大学院  テクノロジー・マネジメント研究科  テクノロジー・マネジメント専攻  博士課程後期課程  修了
■取得学位
博士(工学) (2004/03 名古屋大学)   博士(技術経営) (2014/09 立命館大学)  
■職歴
1986/04/01-1995/03/31  富士通株式会社, 研究職,Project leader
■委員歴
2017/08-2018/03  地域・社会と協働した「知財創造教育」に資する学習支援体制の調査(中国・九州)  プロジェクトスーパーバイザー
■所属学会
情報知識学会  
The International Society for Professional Innovation Management  
ビジネスクリエーター研究学会  
■研究テーマ
科学知識の爆発
科学知識の爆発とSECI modelの関係性
科学的イノベーション形成に向けたクリエイティブシンキングプロセス
■研究概要
学術研究における経路依存の発生過程および企業の研究開発への影響の解明

 同時期に学術界で競合関係にあった二種の青色発光ダイオード用結晶材料開発(GaN開発 vs. ZnSe開発)を例に、両科学分野の進歩を分析してきた。これを事例とした既存研究は、当初期待を集めたZnSe開発が進まない中、有望視されていなかったGaN開発が中村氏、天野氏、赤崎氏ら(この研究でノーベル物理学賞を受賞)の努力により急伸を遂げ青色発光ダイオードの製品化を実現させた経緯を定性的に明らかするものがほとんどである。これに対し、既存研究を基に論文書誌情報を用いた科学進歩推測の研究を踏まえ「個々の学術界の論文累積数推移は科学進歩の代理変数となる」と仮定し、両学術分野において異なるタイプの進歩の経路が存在することを発見した。これらはそれぞれ「イノベーションの普及理論(免疫学に倣った概念で画期的なアイデアが発生すると構成員はそれに急速に感染するという理論)」を応用することで解釈できることを示した。その中で、GaN開発ではイノベーションの起点となる画期的な研究が存在し、ZnSe開発の研究ではそのような研究がないことを見出した。そしてGaN開発で知識爆発が起きた後もZnSe開発は単調増加していることから経路依存(それまでに蓄積された知識に囚われ他領域の進歩や現況の認識を欠いたまま、自領域の研究に邁進してしまう現象)が生じているという仮説を導き、インタビューから様々な分野で実際に経路依存が生じていることを発見した。
■研究キーワード
イノベーション・マネジメント、テクノロジー・マネジメント、知識創造、 クリエイティブシンキング、科学進歩、技術進歩 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
ビジネスデザインと経営学  亀川雅人、山中伸彦、瀧澤哲夫、宮下篤志、張輝、田中道昭、笠原栄一、安田直樹、安部哲也、品川啓介、深見嘉明、中村二郎、野田健太郎、濱田真樹人  創成者  209-226  2016/11  978-4-7944-2490-7
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論文
ハイテク分野の製品イノベーションに資する科学の認識に関する研究  品川啓介  ビジネスクリエーター研究  8, 19-39  2017/03  1884622X
ハイテク製品開発における科学知識の爆発
-青色LED開発及び先端半導体露光装置開発の発展経路検証-  品川啓介  ビジネスクリエーター研究  7, 61-76  2016/06  1884622X
科学知識の爆発とプロセスイノベーション:青色発光ダイオード製品開発研究の定量分析  品川啓介、玄場公規、阿部惇  研究技術計画  29/ 2_3, 200-213  2014/10  0914-7020  10.20801/jsrpim.29.2_3_200
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研究発表等
Does path dependency in scientific progress influence technological turbulence?  SPIM Connects Fukuoka – Building on Innovation Tradition  2018/12/04
Creative thinking process towards the Nobel Prize in Physics  The ISPIM Innovation Conference – Innovation, The Name of The Game, Stockholm, Sweden  2018/06/18
What can the SECI model tell us about scientific innovation?  The ISPIM Innovation Summit, Building the Innovation Century, Melbourne, Australia  2017/12/11
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク
■関連URL
 Dr. Keisuke Shinagawa
■電話番号
072-665-2443
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
経営学