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文学部  /
地域研究学域

 カトウ   マサヒロ   (男)
 加藤    政洋   教授
 Masahiro   KATO

■兼務所属(本学内)
文学研究科
衣笠総合研究機構   /
人文科学研究所
■出身大学院・出身大学他
1995/03  富山大学  人文学部  卒業
2000/03  大阪市立大学大学院  博士課程後期課程  修了
■取得学位
博士(文学) (大阪市立大学)  
■所属学会
信濃史学会  
地理科学学会  
歴史地理学会  
日本地理学会  
人文地理学会  
■研究テーマ
戦後沖縄の都市形成に関する研究
二条駅周辺の再開発とまちづくり
近現代京都における〈宿〉と〈文学〉のトポグラフィ
風俗営業の文化ジオグラフィ
京町家のリノベーションが生み出すオルタナティヴ・ツーリズムの可能性
「おでん屋」の文化史
花街の変遷に関する地理学的研究
■研究概要
都市空間の形成過程に関する(文化・社会・歴史)地理学的研究

 都市的な場が、どのようにして形成されるのか?この問いを主題として、主に近代以降の都市形成を空間的周縁に素材をとりながら研究しています。

【研究テーマ(1)概要】
米軍占領下における沖縄の都市形成について研究しています。
とりわけ、盛り場、歓楽街の成り立ちに注目しつつ、空間のポリティクスという観点から分析をすすめているところです。

【研究テーマ(2)概要】
JR二条駅周辺の大規模再開発の過程ならびに、近隣の個人商店(町家ショップなど)を中心に組織されたまちづくり実行委員会の活動などを中心に、まちづくりの来し方と行く末を調査・研究しています。

【研究テーマ(3)概要】
「風俗営業」は、地域の遊興文化と取り締まりをめぐるポリティクスとがせめぎ合う、たいへん興味ぶかいひとつの領域です。最近は、衰退した歓楽街を巡検しつつ、制度と文化とがどのように折り合いを付けて都市空間のなかに埋め込まれてきたのか、「風俗営業」なるものをひとつの窓にして探究しています。

【研究テーマ(4)概要】
京都では町家のリノベーションがブーム。
この動向を文化地理学の立場から研究しています。とりわけ最近は、店主さんへのインタヴューをつづけ、また町家ショップの集積地区における事例研究もすすめているところです。

【研究テーマ(5)概要】
戦後、日本の都市のあちこちに形成された「集団売春街」について、占領下という特異な状況も踏まえつつ、具体的なフィールドを選定して研究しています。

【研究テーマ(6)概要】
明治期以降、都市空間のあちらこちらに出現した「おでん屋」。とりわけ街頭性の高い屋台を舞台に、さまざまなドラマが生まれ、またその街頭性ゆえに統制もくわわるなど、いくたの変遷を遂げてきました。2013年から「おでん屋」をテーマとした文化史を調査しています。

【研究テーマ(7)概要】
これまで近代都市の形成とその過程に介在する花街の役割について研究してきました。現在は、戦後の変容を視野に入れています。近代期の花街については、拙著『花街』をご参照ください。
■研究キーワード
都市研究、近代都市、大阪、神戸、京都、東京、那覇、花街、遊廓、盛り場、歓楽街、町家、まちづくり、文化地理学、歴史地理学、社会地理学、人文地理学、藝妓、料亭、料理屋、茶屋、近代文学、文学地図 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
那覇 都市の戦後復興と歓楽街  フォレスト  2011/11
神戸の花街・盛り場考  神戸新聞総合出版センター  2009/11
敗戦と赤線―国策売春の時代―  光文社  2009/08
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論文
戦後京都における「歓楽街」成立の地理的基盤-花街の変容に着目して-  加藤政洋  立命館文学  645, 45-63  2016/03
戦後那覇の都市化と地名の生成に関する地理学的研究  加藤政洋・河角龍典・櫻澤誠  公益財団法人国土地理協会『学術研究助成報告集 第2章』  223-239  2016/03
〈会館〉という迷宮-京都の集合建築に学ぶ都市の奥ゆき-  加藤政洋  CEL  112, 30-35  2016/03
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研究発表等
戦後那覇における旅館業の集積とその特徴  第58回歴史地理学会大会  2015/06/27
戦後沖縄の基地周辺における都市開発―コザ・ビジネスセンター構想と《八重島》をめぐって―  第15回洛北史学会大会  2013/06/01
「お座敷あそび」はどこでする? -遊興文化の制度化、あるいは文化ポリティクスとしての風俗営業取締-  日本地理学会2013年春季学術大会  2013/03/30
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

競争的資金等(科研費を除く)
戦後那覇の都市化と地名の生成に関する地理学的研究  公益財団法人国土地理協会 第13回学術研究助成  2013/08  2014/07  代表
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共同・受託研究実績
二条駅周辺の再開発とまちづくり~「立地創造」の視点から~  2012/07-2012/03  共同研究  代表
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研究高度化推進制度
研究所重点研究プログラム   -     日本都市における空間編成の歴史地理(人文科学研究所)   代表   -   2015/04-2016/03   2015   800,000   
専門研究員プログラム(旧ポストドクトラルフェロープログラム)   -     戦後沖縄/日本における経済開発と環境をめぐる歴史学的検討-沖縄戦・米軍基地との関連を中心に-   代表   -   2015/04-2016/03   2015     
学外研究制度   -     現代都市の空間編成に関する文化/社会地理学的研究   -   国内   2015/04-2016/03   2015     日本 
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2014  キャリア発達論  講義
2014  ゼミナールⅡ(テーマリサーチ)  演習
2014  京都学演習Ⅱ  演習
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教育活動
平安女学院高等学校・立命館大学文学部高大連携講座
「現代京都の原風景~強制疎開の現場を訪ねて~」  2010/09-2010/09
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■研究者からのメッセージ
都市周縁の歴史地理
 文化・歴史地理学を専攻し、都市をフィールドに研究しています。標高1000㍍、桑畑に埋もれた寒冷の農村地帯に生まれ育ちましたが、大学時代のフィールドワークを通じて、都市的な場や現象を研究するようになりました。これまでは、近代以降に生み出されたさまざまな場所―貧民街、木賃宿街、労働者街、食料品市場、商店街、盛り場、花街…―の成り立ちを追究してきましたが、最近は、赤線・青線・特飲街や闇市など、戦後復興期における都市再建・再開発問題にも関心を持っております。
1995年富山大学人文学部卒業、2000年大阪市立大学大学院文学研究科博士課程修了、流通科学大学商学部専任講師・助教授を経て、2006年度より本学へ。
■関連URL
 KATO Masahiro's web page
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
人文地理学
都市研究
沖縄研究