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産業社会学部  /
現代社会学科

 サキヤマ   ハルオ   (男)
 崎山    治男   准教授
 Haruo   SAKIYAMA

■兼務所属(本学内)
社会学研究科
■出身大学院・出身大学他
1995/03  東京大学  文学部  卒業
1997/03  東京大学大学院  人文社会系研究科  修士課程  修了
2000/03  東京大学大学院  人文社会系研究科  博士課程  単位取得退学
2003/03  東京大学大学院  人文社会系研究科  博士課程  修了
■取得学位
博士(社会学) (2003/03 東京大学)  
■職歴
1997/04/01-2000/03/31  日本学術振興会特別研究員DC1
2000/04/01-2003/03/31  日本学術振興会特別研究員PD
2003/04/01-2005/04/01  東京大学大学院人文社会系研究科助手
2005/04/01-  立命館大学産業社会学部助教授
2007/04/01-  立命館大学産業社会学部准教授
■所属学会
日本社会学会  
International Sociological Association  
日本社会学理論学会  
日本保健医療社会学会  
日本社会病理学会  
日本社会学史学会  
日本質的心理学会  
日本顔学会  
■免許・資格
専門社会調査士  (2007)   
■研究テーマ
(2)サービス産業における接客などでの笑顔の「商品」化と、労働者の精神的負担について
(1)感情労働の高度化を学ぶための「臨床心理学・カウンセリング」のあり方と、社会問題を個人の「心」に還元する側面について
■研究概要
感情労働、心理主義化と社会病理

 現代社会での対人サービスを「心」の労働として捉え直す。また、あらゆる社会問題を「心」の問題に還元する方向に社会学の立場から異議を唱える。

【研究テーマ(1)概要】
感情労働が高度になるにつれ、そのスキルを「学ぶ」ための知として臨床心理学・カウンセリングが広まりつつあります。それは一方では必要ではありますが、他方では社会問題を個人の「心」に還元する側面をも持ちます。

【研究テーマ(2)概要】
サービス産業の進展にともない、接客などでの笑顔に見られるようなものが「商品」となっています。ただ、一方でそれは労働者の精神的負担をもたらします。
■研究キーワード
社会問題論, 感情社会学 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
「感情労働と疎外」友枝敏雄・浜日出夫・山田真茂留編『社会学の力』  有斐閣  92-95  2017/06
「日本社会と社会問題」『社会理論と社会システム』  中央法規  211-225  2014/01
「感情社会学」、見田宗介編『現代社会学事典』  見田宗介他編  弘文堂  224-227,535  2012/11
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論文
語りへの包摂・語りへの排除:ナラティブと心理主義化  崎山治男  立命館大学産業社会論集  54/ 1, 77-89  2018/06
生の感情労働化と現代社会:労働の感情労働化とそのゆくえ  崎山治男  立命館大学産業社会論集  53/ 2, 17-29  2017/09
「書評立岩真也著『自閉症連続体の時代』」  崎山治男  『社会学評論』日本社会学会  66/ 1, 150-152  2015/06
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研究発表等
Mobilization through Emotional labor: How to Do “Good” Emotional Labor  International Sociological Association 第15回大会(カナダ・トロント市)  2018/07/18
仏教ホスピスの可能性と限界  日本社会学会第81回大会  2009/10/12
医療・メンタルヘルス(保健・医療第4部会)  日本社会学会第81回大会  2009/10/11
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

研究高度化推進制度
研究推進プログラム   基盤研究     心理主義化の浸透と「自己実現」の称揚   代表   -   2015/04-2016/03   2015   500,000   
専門研究員プログラム(旧ポストドクトラルフェロープログラム)   -     行政的介入による差別是正と政策過程の力学に関する社会学的研究   代表   -   2010/04-2011/03   2010     
専門研究員プログラム(旧ポストドクトラルフェロープログラム)   -     行政的介入による差別是正と政策過程の力学に関する社会学的研究   代表   国内   2009/04-2010/03   2009     山本 崇記 
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  プロジェクトスタディⅠA  演習
2017  専門演習  演習
2017  特別演習Ⅰ  演習
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教育活動
社会病理学(学部):社会病理学の学説史に即しながらも児童虐待、キレる人々の増加といった身近なテーマを取り入れることを試みた。
社会学基礎理論(院):社会学説史について、哲学・歴史学の知見も取り込みつつ  2005/04-
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■研究者からのメッセージ
「社会」と「心」の狭間で思考する
 感情社会学の代表的論者の一人であるホックシールドの言葉に、現代社会に生きる私たちは、「『自分の感情と接触する』うちに、自己はその感情をますます操縦の対象とさせられ、さまざまな管理の形に従わせる」という言葉があります。心を通した社会の統制は、見えやすい形ではサービス産業などで感情を「作る」ことが強いられる感情労働におけるバーンアウトがあります。さらに見えにくい形では、セラピー、カウンセリングの流行や、心理学的知識の普及に見られるように、個々人の心を「正しい」それへと誘導していく仕掛けがあります。  このように、「個人」が内的に持っていると見なされがちな「心」がいかにして社会的に統制されているか。あるいは逆に「心」を通して社会秩序が成立するあり方を分析することが現代社会では強く求められていると思います。「社会」と「心」がクロスオーバーする領域で、どのような「心」が正しく、どのような「心」が病理であるといったものの見方が構成されている有り様を、実証研究や社会史的な考察を通して分析することに関心を持っております。
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
社会学(感情社会学/理論社会学・社会学説史/社会問題論/社会意識論)
社会福祉学(ホスピス・緩和ケア研究/介護・ケア論と倫理)