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顔写真
文学部  /
人間研究学域

 カクニ   タカシ   (男)
 加國    尚志   教授
 Takashi   KAKUNI

■兼務所属(本学内)
文学研究科
衣笠総合研究機構   /
人文科学研究所
衣笠総合研究機構   /
間文化現象学研究センター
衣笠総合研究機構   /
加藤周一現代思想研究センター
■出身大学院・出身大学他
1986  立命館大学  文学部  哲学科哲学専攻  卒業
1993  立命館大学大学院  文学研究科  西洋哲学  博士課程  修了
■取得学位
文学博士 (立命館大学)  
■職歴
2002/04/01-  立命館大学文学部助教授
2008/04/01-  立命館大学文学部教授
■委員歴
2007-  関西哲学会委員
2006-  日本現象学会委員
2006-  日本シェリング協会理事
2012-  日仏哲学会  理事
■所属学会
日本現象学会  
メルロ=ポンティ・サークル  
日本シェリング協会  
日本哲学会  
関西哲学会  
関西倫理学会  
日仏哲学会  
表象文化論学会  
比較思想学会  
日本サルトル学会  
■研究テーマ
(1)メルロ=ポンティの存在論
(2)間文化現象学
■研究概要
後期メルロ=ポンティ思想における自然の問題。存在と言語の関係について。

 メルロ=ポンティの後期哲学における言語および表現の位置づけを、彼の文学への言及、とりわけ、プルースト、シモン、クローデル、ヴァレリーらへの言及から明らかにする。

【研究テーマ(2)概要】
間文化的な現象学の研究
■研究キーワード
西洋哲学(フランス近現代) フランス現象学 メルロ=ポンティ哲学 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
『沈黙の詩法 メルロ=ポンティと表現の哲学』  晃洋書房  2017/03  978-4-7710-2810-2
『自然の現象学-メルロ=ポンティと自然の哲学』  晃洋書房  2002
『哲学の歴史12』  鷲田清一 責任編集  中央公論新社  375-458  2008/04
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論文
メルロ=ポンティとイメージの問題  加國尚志  形象  3, 44-64  2018/01  2423-8503
キアスム、非連続の連続−西田哲学と後期メルロ=ポンティ存在論の接するところ  加國尚志  西田哲学会年報  第14, 72-84  2017/07  2188-1995
抽象芸術と感情−アンリの生の現象学とリオタールの崇高−前衛論から  加國尚志  ミシェル・アンリ研究  vol.7, 21-39  2017/05  2189-6836
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研究発表等
メルロ=ポンティにおける現象学と形而上学  土井道子記念京都哲学基金シンポジウム  2017/09/04
メルロ=ポンティとイメージの問題  第12回形象論研究会  2017/03/14
反哲学と東アジアの哲学の可能性  東アジア間文化現象学会議プログラム  2016/11/18
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その他研究活動
「池田善昭著『モナドロジーを読む』」  2010/03/09-
『現象学事典』(「肉」「野生の存在」その他 13項目)  2010/03/09-
Ives Radrizzani,Fichte et la France,Tome1 書評  2010/03/09-
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

研究高度化推進制度
研究所重点研究プログラム   -     戦後民主主義の理念と制度設計(人文科学研究所)   代表   -   2016/04-2017/03   2016   600,000   
研究所重点研究プログラム   -     暴力からの人間存在の回復(人文科学研究所)   代表   -   2015/04-2016/03   2015   750,000   
研究所重点研究プログラム   -     暴力からの人間存在の回復-2014年度衣笠総合研究機構研究所重点研究プログラム(人文科学研究所)   代表   -   2014/04-2015/03   2014   670,000   
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  後期課程 特別研究Ⅰ  演習
2017  後期課程 特別研究Ⅱ  演習
2017  専門演習Ⅰ  演習
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教育活動
2016年度教養科目基本担当者「哲学と人間」  2015/04-2017/03
共通教育科目「哲学と人間」において、コミュニケーション・ペーパーによる質疑応答を毎時間行い、学生との双方向型授業を実現した。  2009/04-
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■研究者からのメッセージ
メルロ=ポンティの哲学とともに、身体論、芸術論、自然の存在論を展開し、その終着点に新しい形而上学を確立すること。
 私の研究テーマは、20世紀フランスの哲学者モーリス・メルロ=ポンティ(1908-1961)の思想を研究しながら、身体論、芸術論、自然の存在論を展開し、そのことによって、新しい形而上学を打ち立てることにあります。

哲学や形而上学の危機や終焉が語られて久しいですが、実際には西洋の哲学はある視点の偏りを持っていたと言えます。たとえば人間を精神や知性として見ようとするあまり、身体に定位しながら哲学を行うことは、ほとんどなされてきませんでした。また、人間の精神的文化の重要な側面である芸術や文学について、ごく限られた哲学者を除くと、その存在論的意味を積極的に語ってきませんでした。そして自然については、近代科学の自然概念よりも根本的な自然の経験について十分に語ってきませんでした。この偏りが、現代における人間と世界の全体的な把握を阻んでいると言えます。人間と世界の絆を回復することが必要です。

私の研究は、こうした近代西洋哲学の持つ偏りに対して、徹底して身体の視点に立ちながら、芸術や文学の表現の中に、近代科学と近代哲学が忘却してしまった根源的な自然の経験の表現を見いだし、そこからひるがえって新しい形而上学を確立する言語を紡ぎ上げていくことにあります。

2002年に公刊した『自然の現象学』(朝日新聞、読売新聞で書評)以降、芸術や言語の問題について集中して研究しています。身体性と表象芸術の関係を論じた「セザンヌの塗り残し」(『水声通信』2006年9月号)、メルロ=ポンティの哲学における「沈黙」の意味を論じた「沈黙の詩法」(『思想』2008年11月号)、映像と身体の関わりを論じた「モンタージュ、同時性ーメルロ=ポンティにおける不在のイメージ論」(2009年9月 日仏哲学会シンポジウム)、シモンの文学とメルロ=ポンティ哲学を論じた「世界の肉ーメルロ=ポンティとクロード・シモンについての小さな考察」(『道の手帖 メルロ=ポンティ』河出書房新社2010年所収)を発表しました。
また2009年第二回「現象学と建築」学会の基調講演として身体と空間の関係を論じた"Here and Now, I am There-The Theory of Body and Space in Maurice Merleau-Ponty and Nishida Kitaro"、 同じくシンポジウム提題ですが、「私は今ここで、あそこにいるーメルロ=ポンティの身体論と空間論」(2008年 第8回河合臨床哲学シンポジウム)を発表しました。メルロ=ポンティ哲学全般の研究としては、『哲学の歴史』第12巻(中央公論新社)「メルロ=ポンティ」の章、「ぼろ布、螺旋、渦巻 後期メルロ=ポンティの自然観概説」(『現代思想』2008年12月臨時増刊 青土社)を執筆しました。また2008年のメルロ=ポンティ生誕100年国際シンポジウムでフランス語で発表された「表象の彼方の身体ーメルロ=ポンティにおける絵画と身体の理論」はスペイン語に訳されinvestigationes fenomenologicaにWeb掲載されました。また、メルロ=ポンティ研究の国際的な研究雑誌Chiasmi Internationale12にフランス語掲載されました。2012年には、Now and Here, I am There: THe Theory of Body and Space in Merleau-Ponty and Nishida KitarôがFrom The Things Themselves, Architecture and PhenomenologyにH.Dreyfusらの論文とともに収録されました。2012年5月には、パリのエコール・ノルマルでの国際コロックでLa chair du monde- Une petite considération
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
哲学