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経営学部  /
経営学科

 ヒョウドウ   トモヒロ   (男)
 兵藤    友博   教授
 Tomohiro   HYODO

■兼務所属(本学内)
経営学研究科
OIC総合研究機構
OIC総合研究機構   /
イノベーション・マネジメント研究センター
OIC総合研究機構   /
デザイン科学研究センター
■出身大学院・出身大学他
1972/03  名古屋大学  理学部  卒業
■職歴
1996/04/01-1998/03/31  立命館大学総合基礎教育センタ-長
1999/04/01-2001/03/31  立命館大学国際平和ミュ-ジアム企画局長
2009/04/01-2012/03/31  立命館大学イノベ-ション・マネジメント研究センタ-長
2012/04/01-2014/03/31  立命館大学BKC社系研究機構長
■委員歴
1983-  日本科学史学会  全体委員
2001/05-2003/05  日本科学史学会  総務委員会委員長
2003/05-2009/05  日本科学史学会  和文誌編集委員会委員長
2003/07-2005/09  日本学術会議(第19期)  科学史研究連絡委員会委員
2008/02-2008/09  日本学術会議(第20期)  連携会員:史学委員会/科学・技術の歴史的理論的社会的検討分科会委員
2008/10-2011/09  日本学術会議(第21期)  連携会員:史学委員会/科学・技術の歴史的理論的社会的検討分科会委員
2011/10-2014/09  日本学術会議(第22期)  会員(第一部):史学委員会/科学・技術の歴史的理論的社会的検討分科会委員長、IUHPS分科会委員
2011/02-2015/03  野洲市  ものづくり経営交流センタ-運営委員
2011/12-  日本知的資産経営学会  副会長
2012/12-2016/03  野洲市  総合計画外部評価委員会委員長
2014/10-2017/09  日本学術会議(第23期)  会員(第一部);史学委員会/科学・技術の歴史的理論的社会的検討分科会委員長、IUHPS/IUHPST(2014年10月名称変更)分科会委員、科学と社会のあり方を再構築する分科会委員、科学と社会委員会/「知の航海」分科会委員
2016/04-2017/09  日本学術会議(第23期)  科学と社会委員会/科学力増進分科会委員・幹事
2017/10-  日本学術会議(第24期)  連携会員:史学委員会/科学・技術の歴史的理論的社会的検討分科会委員、IUHPST分科会委員、科学と社会のあり方を再構築する分科会委員・幹事
■所属学会
日本科学史学会  
日本産業技術史学会  
科学技術社会論学会  
研究・技術計画学会  
産業考古学会  
産業学会  
日本知的資産経営学会  
その他  
■研究テーマ
(1)科学技術政策に関する史的考察
(2)科学と産業技術の現代的相互交渉に関する考察
(3)技術革新に関する比較研究
(4)戦後核兵器開発に関する研究
■研究概要
1.科学・技術政策の分析、  2.社会における科学と技術の相互交渉の考察、  3.技術革新の比較研究、  4.原子兵器開発と科学者の社会的責任

 科学研究と技術開発との相互交渉、あるいは技術革新はどのように展開されているのか、また政策面から、その切り結び方について史的事実に立ち戻り、考察を加える。

【研究テーマ(1)概要】
日本の科学・技術政策に関して、その人材政策およびイノベーション政策等を対象にその策定の問題点について考察する。

【研究テーマ(2)概要】
学術研究の科学実験と企業の技術開発との20世紀における相互交渉についての分析。

【研究テーマ(3)概要】
企業経営と技術革新の関連について国際的視野で考察を加える。

【研究テーマ(4)概要】
第二次世界大戦後における核兵器開発と科学者の対応に関して比較史的視点から考察を加える。
■研究キーワード
科学技術史, 科学・技術政策論, 研究開発論, 産業技術論, 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
日本における原子力発電のあゆみとフクシマ  原発史研究会編(佐野正博、兵藤友博、山崎文徳、中瀬哲史、小久保みどり、金森絵里)  晃洋書房  42-87(総頁ⅷ+245+1)  2018/02  978-4-7710-3016-9
東アジアの地域経済発展と中小企業(担当章節/第11章 調査報告A 第1節 中国・湖南省株洲市の産業基盤整備と都市開発をめぐって)  松野周治・今田治・林松国編著  晃洋書房  194-198  2016/04
科学と技術の歴史  兵藤友博、小林学、中村真悟  ムイスリ出版  総ページ160  2015/04  978-4-89641-228-4
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論文
原子力の社会的選択と安全性ーー原子力法制の改編の歴史に問うーー  兵藤友博  日本の科学者  53/ 6, 4-9  2018/06
軍事に利用される科学教育  兵藤友博  理科教室  61/ 6 (762), 77-81  2018/06
X線管の技術水準を上げたGE研究所のCoolidgeと Langmuirによる研究・開発に関する考察  兵藤友博  立命館経営学  56/ 6, 65-84  2018/03
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研究発表等
日本の科学・技術政策は科学・技術を高められるものになっているか  NPO法人科学カフェ京都 第152回例会  2018/06/09
自然科学は平和のためにこそ「軍事に利用される科学教育」  科学教育研究協議会東京支部・学習講演会  2018/01/28
超スマート社会に向けて―AI(人工頭脳)やIoT(モノのインターネット)により私たちの生活はどう変わるか-  日本学術会議近畿地区会議学術講演会  2017/09/30
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その他研究活動
科学と技術を担う次世代人材育成政策について  『イノベーション・システムと技術経営の実証的研究』平成16年度~平成18年度科学研究費補助金(基盤研究B)研究成果報告書238-243  2004-2006
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

研究高度化推進制度
研究推進プログラム   科研費連動型     グローバル化時代の産業技術形成に関する実証的な国際比較研究   代表   -   2015/06-2016/03   2015   500,000   
研究推進プログラム   科研費連動型     グローバル化時代の産業技術の形成に関する実証的分析と21世紀システムの展望   代表   -   2013/07-2014/03   2013   1,000,000   
学外研究制度   -     イノベーション政策・科学技術系人材政策の考察   -   国内   2010/04-2010/09   2010     日本 
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  専門演習Ⅰ  演習
2017  専門演習Ⅱ  演習
2017  専門演習Ⅲ  演習
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教育活動
教養教育科目「科学・技術と社会」の講義で、学生の内容理解能力の向上のために、授業の進め方を工夫したり、また授業内小レポートを作成させ、双方向性を図るように努めた。  2015/04-
2015年度・2016年度 教養科目基本担当「科学と技術の歴史(KIC)」  2015/04-2017/03
教養ゼミナールについて、日本のエネルギー需給の社会選択のテーマで、文献・資料購読による基礎知識の習得、及びグループワークによる調査・研究・発表活動、論文作成能力の向上に努めた。  2013/09-
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■研究者からのメッセージ
1.科学技術政策に関する史的考察 2.社会における科学と技術の相互交渉の考察
3.技術革新の比較研究 4.戦時核兵器開発に関する研究
  人間を人間たらしめているものには、言語、文化をはじめとして様々なものがあります。なかでも、科学・技術は、私たちが日常生活において利用する様々な物資・機材を形づくっており、また国際的に展開される企業の経済活動を見ても、なくてはならない基幹的地位をもっていることが分かります。
 このような科学・技術に興味をもちはじめたのは、かつて大学が「大学紛争」によってその社会的存在の意味が問われた頃でした。
 卒業後、社会が科学・技術に提起する課題を考えようと、東京に生活拠点を移して科学技術史を研究する機会を得ました。そして、科学実験の技術的基礎、その産業技術との関連、あるいは第二次大戦期に展開された核開発(米国のマンハッタン原爆開発計画)の歴史などを調査研究しました。
 立命館大学赴任後は、さらに経済の国際化が一層深まる中での各国の技術革新のあり方、また企業間競争が強まる中での製品化の基礎としての研究開発の問題、あるいはまた日本の科学・技術のあり方、さらには学術政策の策定のあり方へと研究課題を広げてきました。
 なお、この政策策定に関して言えば、近年は「日本経済の再興」が叫ばれ、当面の産業経済に資する「出口指向」の研究開発、あるいは国際的緊張の高まりから「安全保障」が声だかに叫ばれ、軍事的な研究開発に資する科学・技術が推進されようとしています。このような展開は、中長期的な人類の未来に資する基礎的な研究開発をおろそかにするものともいえましょう。
 こうした動きに対して、21世紀の第一四半世紀を生きる私たち世代はどう向き合うべきか、いい換えれば、人類はこれまでどういう歴史を積み重ね今日に到っているのか、この到達点を踏まえて、私たちは未来社会に向けてどのような方向性を持って進むべきか、人類史観点から大いに考えなくてはならない「社会的責任」があるといえましょう。
 すなわち、20世紀的な「過剰生産構造」の物資の「使い捨て」ではなく、「持続可能性」の視点からの世界を見直すこと、またグローバル化時代の「世界的競争」下での製造物の品質の危うさを克服し「確か」で「安全」なものづくりを実現すること、さらには国際的な国家間の問題の解決に対して「力の行使・抑止」に頼るのではなく「社会的対話」を重視することで、人類の平和と福祉に貢献することが欠かせないのではないかと考えます。
 単に知識を学ぶだけでなく、現実の社会に己の眼をむけて、科学・技術の社会的問題はもちろんのこと、私たちの生活世界をめぐる様々な事柄に向き合い、それらの解決の適正な手立てを見出すことに努めることが大切です。それこそが「活きた学び」なのです。現場(現実世界)に出向くとともに大いに自由闊達に語り合いましょう。
■関連URL
 兵藤研究室
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
科学社会学・科学技術史
経営学