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理工学部  /
都市システム工学科

 フカガワ   リョウイチ   (男)
 深川    良一   教授
 Ryoichi   FUKAGAWA

■兼務所属(本学内)
総合科学技術研究機構   /
防災フロンティア研究センター
理工学研究科
衣笠総合研究機構   /
歴史都市防災研究所
総合科学技術研究機構   /
古気候学研究センター
■出身大学院・出身大学他
1977  京都大学  工学部  交通土木工学科
1979  京都大学大学院  工学研究科  交通土木工学  博士課程前期課程
■取得学位
工学博士 (京都大学)  
■所属学会
テラメカニックス研究会  
国際地盤輌系学会(International Society for Terrain-Vehicle Systems)  
国際土質基礎工学会(International Society for Soil Mechanics and Foundation Engineering)  
地盤工学会  
土木学会  
日本自然災害学会  
■研究テーマ
斜面崩壊メカニズムの解明
斜面安定性評価のためのモニタリングシステム開発
斜面変状検知のためのセンサ開発
斜面災害対策工のための数値シミュレーション手法の開発
地盤と機械系との相互作用
■研究概要
斜面崩壊メカニズムの解明と斜面安定性評価のための現地モニタリングシステムの開発

  研究室では斜面災害の軽減に向けて以下のような内容の研究を進めています。
①斜面崩壊メカニズムの解明
 関西では2011年に紀伊半島大水害が発生し、大規模崩壊、表層崩壊、土石流が多発しました。現地調査を多数の現場で実施しました。また、10年以上前から斜面安定性評価のためのモニタリングシステムの運用を継続している清水寺でも近年斜面崩壊が頻発しており、これらの現地調査も行いました。さらに、降雨装置を用いた室内モデル斜面の崩壊実験を実施し、斜面崩壊メカニズムの解明を進めています。
②斜面表層における水分量の変動特性の解明
 清水寺、不動寺、淡路島等に現地フィールドを設定し、テンシオメータなどのセンサを設置しています。いずれも継続的に観測を実施しており、水分量の変動と降雨量の関係などが明らかになってきています。また、室内モデル斜面に対する降雨・崩壊実験結果に基づく検討も行っています。
③斜面安定性評価のための現地モニタリングシステムの開発
 清水寺や淡路島の現地フィールドでは斜面内水分量を検知するセンサネットワークを構築しており、その結果および雨量観測データに基づく斜面安定性評価システムを運用しています。各センサの耐久性やシステムの長期安定性を実証してきています。
④数値シミュレーションによる斜面崩壊現象の表現
 斜面崩壊というような大変形現象を表現するのに適したSPH (Smoothed Particles Hydrodynamics)による数値シミュレーションに取り組んでいます。合わせてFEMやDEMシミュレーションも実施してきており、斜面崩壊現象の多角的評価を行っています。
■研究キーワード
地盤工学, 土木施工学, テラメカニクス 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
文化遺産防災学  立命館大学「テキスト文化遺産防災学」刊行委員会著  学芸出版社  86-89  2013/03
全国77都市の地盤と災害ハンドブック  地盤工学会編  地盤工学会  421-424  2012
京都の歴史災害  吉越昭久、片平博文編  思文閣出版  260-261  2012/08
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論文
Failure Mechanism of True 2D Granular Flows  Cuong T. Nguyen, Ha H. Bui and R. Fukagawa  Journal of Chemical Engineering of Japan  48/ 6, 1-8  2015
Validation experiments of installing spacing of sensor using sand model slope  T. Danjo, K. Sako, N. Iwasa, M. Fujimoto and R. Fukagawa  16th Conference on Current Researches in Geotechnical
Engineering  6 pages  2015
Validation of installing strain gauge positions on nailing sensor  T. Danjo, N. Iwasa, K. Sako, M. Fujimoto and R. Fukagawa  16th Conference on Current Researches in Geotechnical Engineering  6 pages  2015
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

競争的資金等(科研費を除く)
文化遺産を核とした観光都市を自然災害から守るための学術研究拠点  文部科学省・私立大学戦略的研究基盤形成支援事業  2010  2014
防災を目的とした超音波による地中含水量評価システムの開発  独立行政法人科学技術振興機構 地域イノベーション創出総合支援事業(シーズ発掘試験)  2007  2008  代表
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研究高度化推進制度
専門研究員プログラム(旧ポストドクトラルフェロープログラム)   -     世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」における防災情報提供とその利活用に関する研究   代表   -   2017/04-2018/03   2017     
研究推進プログラム   科研費獲得推進型     盛土宅地造成地補強のための拡翼型アンカー工法に関する研究   代表   -   2017/04-2018/03   2017   200,000   
専門研究員プログラム(旧ポストドクトラルフェロープログラム)   -     世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」における防災情報提供とその利活用に関する研究   代表   -   2016/04-2017/03   2016     
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受賞学術賞
地盤工学会関西支部  地盤工学会関西支部地盤技術賞  2011/04
 渡辺三彦発明賞  2010
国際地盤車両系学会  第15回国際地盤車両系学会賞(最優秀セッション論文賞)  2005
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知的財産権
弾性体を利用した孔内載荷試験装置  特許第2571419号
土壌汚染分布推定システム、土壌汚染分布推定方法、及び土壌汚染分布推定プログラム  2005-175201
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  環境都市工学実験Ⅰ  実験・実習・実技
2017  環境都市工学実験Ⅱ  実験・実習・実技
2017  卒業研究  演習
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教育活動
立命館宇治高校「生命科学部研究室訪問理工学部研究室訪問」を担当した。  2015/05-2015/06
大学コンソーシアム京都に参加する学生対象に文化遺産防災に関する講義を行った。  2010/11-
講義内容に関する疑問・質問をメールで随時受け付け、その内容が個別性が強ければメールで回答し、一般的なものであれば次の講義冒頭に受講生へ紹介している。  2005/04-
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■研究者からのメッセージ
・斜面崩壊現象の解明と斜面安定性評価のための現地モニタリングシステムの開発
・地盤ー機械系相互作用の力学的評価
 ・2011年9月の紀伊半島大水害以来、わが国では大規模な土砂災害が毎年のように発生している。研究室で土砂災害に関する研究を開始してから10数年経過しているが、これらの研究の重要性は近年益々大きくなっていると感じている。得られた研究成果が社会に対して若干でも有益なものであれば幸甚である。
・地盤-機械系相互作用に関する研究(テラメカニクス)については、機械出身の教授の講座で土質力学を専門とする助教授に教えを受けたことが後の研究テーマに大きな影響を与えた。つまり、地盤と機械系との相互作用に興味を持つことになった。最近ではアースオーガによる月面表層の力学特性の逆推定に関する研究を継続的に実施している。
■電話番号
077-561-2875
■Eメールアドレス
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
地盤工学