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先端総合学術研究科

 ニシ   マサヒコ   (男)
 西    成彦   教授
 MASAHIKO   NISHI

■兼務所属(本学内)
衣笠総合研究機構   /
国際言語文化研究所
衣笠総合研究機構   /
生存学研究所
■出身大学院・出身大学他
1977  東京大学  教養学部  教養学科フランス科
1980  東京大学大学院  人文科学研究科  比較文学比較文化  博士課程前期課程
■取得学位
文学修士  
■所属学会
日本比較文学会  
国際比較文学会(ICLA)  
植民地文化学会  
日本台湾学会  
■研究テーマ
ラフカディオ・ハーンの比較文学的研究
東ヨーロッパ地域のユダヤ系文学
モダニズム研究
現代社会の言語的多層化と小説の一言語支配
比較植民地文学研究
■研究概要
複数言語使用地域(日本も含む)の比較文学的研究

 日本文学・英文学・フランス文学という枠を越えて、一民族一言語・一国一文学史のステレオタイプな文学観の誤りを矯正していくことが私の仕事。
■研究キーワード
比較文学, ポーランド文学, 比較文学・異文化接触論 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
世界イディッシュ短篇選  ショレム・アレイヘム他  岩波書店  325-345  2018/01  978-4-00-377004-7
外地巡礼ーー「越境的」日本語文学論ーー  西成彦  みすず書房  1-303  2018/01  978-4-622-08632-1
対話のために  西成彦ほか  図書出版クレイン  169-189  2017/05  978-4-906681-48-8
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論文
先住民文学の始まりーー『コシャマイン記』の評価について  西成彦  立命館文學  652, 174-183  2017/08  02877015
プルースト、ジョイス、ゴンブローヴィチ  西成彦  ジョイス研究  27, 116-123  2016/06
日本語文学の拡散、収縮、離散  西成彦  淡江日本論叢  32, 71-91  2016/04
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研究発表等
証言の両立不可能性と真実性:芥川龍之介「藪の中」を読む  記号論研究センター第3回国際学会「トランスメディア、経験、媒介」  2017/04/29
多言語的なアメリカとハーン  ラフカディオ・ハーン研究シンポジウム  2017/02/11
20世紀日本語文学におけるアイヌおよび台湾原住民像  AASアジア会議2016  2016/06/26
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その他研究活動
第7回JAS(ユダヤ・ドイツ・スラヴ)研究会  2011/03/13-
インドネシア・ジャカルタ市(プール学院大・木村科研、名古屋市大・土屋科研)ワークショップへの参加  2011/01/04-2011/01/07
アメリカ合衆国・ニューヨーク市(大阪大学・圀府寺科研、名古屋市大・土屋科研)、YIVO研究所および市立図書館にて資料調査  2010/11/16-2010/11/22
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

研究高度化推進制度
専門研究員プログラム(旧ポストドクトラルフェロープログラム)   -     戦後日本語文学と解放後韓国文学における脱植民地主義の比較研究   代表   -   2017/04-2018/03   2017     
専門研究員プログラム(旧ポストドクトラルフェロープログラム)   -     戦後日本語文学と解放後韓国文学における脱植民地主義の比較研究   代表   -   2016/04-2017/03   2016     
研究所重点研究プログラム   -     環カリブ地域における「語圏」横断的な文化/文学の研究(国際言語文化研究所)   代表   -   2015/04-2016/03   2015   600,000   
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受賞学術賞
文化庁  芸術選奨文部科学大臣新人賞  2005/03
 日本比較学会賞  1998/06
 熊日文学賞  1994
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  プロジェクト演習  演習
2017  プロジェクト予備演習Ⅲ  演習
2017  応用講読演習Ⅴ  講義
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教育活動
先端総合学術研究科における博士課程院生指導。外部資金・内部資金を用いた研究会活動の中で、他大学・学内他研究科の博士課程院生の指導。  2003/04-2021/03
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■研究者からのメッセージ
1500年の孤独
  「日本書記」によると、丹後の国の浦島子が消えた年は西暦に直すと四七七年、竜宮から戻った年は八二五年、要するに大陸から異文化が怒濤のように押し寄せてきた三五〇年近くのあいだ、浦島は郷里を離れていたことになる。この古い伝説が、現代にも通用する新鮮さを秘めているとすれば、それはこの物語がユートピア願望を語ると同時に、カルチャーショックがもたらすトラウマの大きさにも重さをおいた話だからだ。西洋にも「オデュッセイア」という不の古典があるが、その主人公が英雄の典型であるのに対して、浦島は時代の波におしつぶされて無残な死を遂げる悲業のアンチヒーローである。さまよえる現代人は、英雄物語の主人公たる可能性を秘めながら(桃太郎がこの典型だ)、もう一方では不気味な死のパフォーマンスを演じてみせる旅芸人でもある。浦島太郎の孤独を、千五百年後の私たちも追体験できる。文学の醍醐味のひとつだ。
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
各国文学・文学論