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産業社会学部  /
現代社会学科

 サイトウ   マオ  
 斎藤    真緒   教授
 Mao   SAITO

■兼務所属(本学内)
社会学研究科
衣笠総合研究機構   /
人間科学研究所
■取得学位
博士 (立命館大学)  
■所属学会
日本保健医療社会学会  
日本家族社会学会  
日本社会学会  
■研究テーマ
(1)男性介護者の実態に関する質的調査
■研究概要
「親性」の意味変容にみる「近代家族」の変容

 「近代家族」の変容を、ジェンダーだけではなく、非対称性を内包している親子関係という観点から分析しています。とりわけ、日本に根強い実子主義や、とりわけ女性にとっての親としてのアイデンティティの意味変容と、労働環境や生殖技術といったマクロな社会システムの変化との関連に注目しています。

【研究テーマ(1)概要】
本研究は、日本で増加しつつある男性介護者の実態を質的調査分析を通じて把握し、家族介護者支援のための課題を抽出することをめざす。とりわけ、介護を通じたジェンダー・アイデンティティの変容過程に着目することによって、ケアと男性性との関係性を具体的に明らかにする。
■研究キーワード
「近代家族」、家族責任、質的調査、男性介護者、デートDV、ユースサービス 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
「『ケアする』-ケアはジェンダーから自由になれるか?」『ジェンダーで学ぶ社会学(全訂新版)』  世界思想社  234-247  2015/10
「男性介護者のケア・コミュニティ構築および介護者支援に関する アクション・リサーチ」」『共同対人援助モデル研究10 自立支援のための持続的対人援助―地域資源 としての大学の活用―』  立命館大学人間科学研究所  51-53  2013/03
『共同対人援助モデル研究 社会運動としての「介護退職ゼロ作戦」』  津止正敏・鎌田松代・斎藤真緒編  立命館大学人間科学研究所  2013/03
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論文
「デートDVとスマホ」  斎藤真緒  『京都新聞』(2018年1月25日夕刊「現代のことば」」  1  2018/01
「ケアラー支援」  斎藤真緒  『京都新聞』(2017年11月21日夕刊「現代のことば」」  1  2017/11
「平山亮著『介護する息子たち―男性性の視角とケアのジェンダー分析―』」  『社会福祉研究』  130, 132  2017/10
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研究発表等
Peer Support Groups for Male Carers in Japan  7th International Carers Conference  2017/10/04
Male carers in Japan: Difficulties and the need for gender sensitive support programs  6th International Carers Conference  2015/09
Fragile love? male caregivers in Japan  The 18th Annual Conference on Men and Masculinities  2010/03/26
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その他研究活動
「21トリソミー」  『京都新聞夕刊 現代のことば』2018年5月21日  2018/05/21-2018/05/21
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

研究高度化推進制度
学外研究制度   -     「近代家族」の変容と社会政策における家族支援に関する国際比較研究   A   国外   2008/09-2009/09   2008     カナダ、イギリス 
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受賞学術賞
 生協総研賞「 特別賞」(『男性介護者白書』)  2009/03
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  卒業研究  演習
2017  特別演習Ⅲ  演習
2017  特別演習Ⅳ  演習
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教育活動
2016年度 教養科目基本担当「ジェンダー論」  2016/04-2017/03
(財)大学コンソーシアム京都単位互換講座「ユースサービス概論」を、(財)ユースサービス協会と協力して開講。  2007/04-2010/03
基礎演習において、「さんしゃハンドブック」を用いたテーマ別発表とグループ討議を実施。学生相互の感想交流も行い、学生同士の学びあいを促進した。  2006/04-
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■研究者からのメッセージ
親性(Parenthood)の意味変容をめぐるポリティクス―Parenting Educationを中心に―
  生殖技術の発展や女性の社会進出といった社会システムの変化によって、自明視されてきた「結婚→子ども」という方程式が揺らいできています。つまり、結婚をする/しない、子どもをもつ/もたないということ、あるいはそのタイミングは、ますます自ら「選択」できる事がらとなりつつあります。日本も含めた先進諸国の一連の子育て支援策は、子どもをもつという個人の「選択」を社会的に支える仕組みつくりを意味しています。とりわけ、従来地域コミュニティや親族・家族を通じで伝達されていた子育てに関するスキルを、より意識的に社会的に伝達する取り組みとして「Parenting Education(親教育)」が注目を集めています。しかしParenting Educationは、個人の選択を支え促すサービスという側面だけではなく、たとえば少年非行での親の責任の強化など、親であることへの意味づけ―「親性」―に社会が深く「介入」する重要なモメントを同時に構成しています。現在は、イギリスのParenting Educationの台頭過程に注目して、「親性」への個人的意味づけと社会的意味づけとのせめぎ合い、その相互作用過程を分析しています。
■Eメールアドレス
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
社会学