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産業社会学部  /
現代社会学科

 カクダ   マサシ   (男)
 角田    将士   准教授
 Masashi   KAKUDA

■兼務所属(本学内)
社会学研究科
■出身大学院・出身大学他
1996/03  大分県立別府鶴見丘高等学校  卒業
2000/03  広島大学  教育学部  卒業
2002/03  広島大学大学院  教育学研究科  博士課程前期課程  修了
2005/03  広島大学大学院  教育学研究科  博士課程後期課程  修了
■取得学位
博士(教育学) (2005/03 広島大学)   修士(教育学) (2002/03 広島大学)  
■職歴
2007/04/01-  立命館大学産業社会学部 准教授
2006/04/01-2007/03/31  広島大学大学院教育学研究科 助手
2005/04/01-2006/03/31  広島工業大学高等学校 講師
■所属学会
日本教育学会  
全国社会科教育学会  
日本社会科教育学会  
日本教科教育学会  
日本カリキュラム学会  
日本教育方法学会  
教育史学会  
教育目標・評価学会  
社会系教科教育学会  
日本公民教育学会  
日本NIE学会  
中国四国教育学会  
日本教師教育学会  
■研究テーマ
(1)歴史教育によるナショナルアイデンティティ形成論に関する研究
(2)社会科教育内容開発研究
(3)教員養成カリキュラムのあり方に関する理論的実証的研究
■研究概要
歴史教育によるナショナルアイデンティティ形成論に関する研究

 1947(昭和22)年、わが国において社会科が成立してから60年が経過した。
その間、わが国における社会科教育学研究は、アメリカ合衆国などの先進的な国々に学ぶことによって、著しく進展してきた。
しかし、「地理」や「公民」とともに、社会科の機能と目的を達成するための一手段として位置付けられるはずの「歴史」に関しては、学会レベルで、たくさんの優れたカリキュラムや実践、それらを構成するための歴史教育論が無数に紹介、提案されてきたにも関わらず、カリキュラムレベルでの抜本的な改革は未だになされてきていない。
なぜわが国においては、アメリカ合衆国のような先進的な国々に見られるように、「社会認識を通して市民的資質を育成する」教科としての社会科の機能・目的を達成するための手段として、歴史教育が位置付けられてこなかったのか。
すなわち、わが国の学習指導要領が想定しているように古代から現代に至る一貫した歴史をそのものとして教えることに教育的意味があると考えるのではなく、市民的資質の育成のための一手段として歴史を位置付ける(したがって必ずしも通史的学習でなくてもよい)という「社会科歴史」としての歴史教育のあり方は、なぜわが国においては実現されてこなかったのか。
その一方で、それにもかかわらず、なぜ今日においても、歴史教育は教育課程上に確固たる地位を占め続けているのか。

本研究は、わが国において歴史教育が戦前・戦後を通じて教育課程に確固たる地位を占めることができた理由について「集合的記憶(国民的統合の物語)の創出と忘却(ナショナル・アイデンティティの形成と操作)」を視点に考察していこうとするものである。そのために「集合的記憶の創出と忘却」を可能にした歴史カリキュラムの諸類型(教科書に具現化されたそれを含めて)とその学習原理を分析していこうとするものである。
■研究キーワード
社会科教育学、歴史教育、教育内容開発、教員養成教育 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
『“情報化社会”をめぐる論点・争点と授業づくり』  棚橋健治ほか  明治図書  137-148  2005/05  4184563198
『社会科 間違いやすい・紛らわしい用語 指導辞典』  岩田一彦,片上宗二,池野範男ほか  明治図書  220,225,229,246,275,294,295,299  2007/11  4184890121
『情報読解力を育てるNIEハンドブック』  日本NIE学会編  明治図書  292-296  2008/12  978-4-18-007412-9
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論文
「国家政策の転換と歴史教育内容修正-戦前国定国史教科書における対外観-」  角田将士  中国四国教育学会編『教育学研究紀要』  47/ 2, 147-152  2002/03
「戦前期中学校国史教科書における歴史認識形成の論理-国家政策に応じた歴史教育内容修正-」  角田将士  全国社会科教育学会編『社会科研究』  59, 61-70  2003/11
「明治中期歴史教科書における教育的役割の分担構造-自国史による規範的歴史認識の形成と外国史による事実的歴史認識の形成-」  角田将士  日本教科教育学会編『日本教科教育学会誌』  27/ 4, 81-90  2005/03
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研究発表等
「戦前期中等歴史教科書における異民族観の転換-国家政策に応じた歴史教育内容修正-」  全国社会科教育学会第50回全国研究大会(自由研究発表)  2001/10
「国家政策の転換と歴史教育内容修正-戦前国定国史教科書における対外観-」  中国四国教育学会第53回大会(自由研究発表)  2001/11
「歴史教育内容修正による国民意識創出の論理-明治期検定日本史教科書における天皇像・国民像の統合-」  日本社会科教育学会第52回全国研究大会(自由研究発表)  2002/10
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

競争的資金等(科研費を除く)
質の高い教員を養成するカリキュラム開発のための基礎的研究-社会科を事例にした授業構成能力の育成方略の探求-(研究代表者)  立命館大学2007年度学内提案公募型研究推進プログラム(基盤的研究)  2007  2008  代表
世界文化遺産から身近な生活文化遺産までを活用した社会系教材開発研究(研究分担者)  財団法人文教協会 研究助成  2008  2008  分担
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共同・受託研究実績
「主体的・対話的で深い学びを実現する社会科学習指導のあり方-さまざまな学習評価の方法・手法に焦点をあてて-」  2018/04-2020/03  共同研究  分担
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研究高度化推進制度
研究推進プログラム   科研費獲得推進型     リテラシー時代に対応した日本史教育のあり方に関する基礎的研究   代表   -   2016/06-2017/03   2016   200,000   
研究推進プログラム   科研費連動型     民主主義に関する見方考え方の成長をめざした日本史授業の開発   代表   -   2015/06-2016/03   2015   500,000   
研究推進プログラム   科研費連動型     日本史教育における市民性育成のあり方に関する研究   代表   -   2014/06-2015/03   2014   500,000   
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■社会活動業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

社会活動
名古屋市教育研究員 研究指導(名古屋市教育センター研修)  2006/07-2007/03
2008年度京都市立陵ヶ岡小学校 校内授業研究会(社会科) 指導・助言  2008/08-2008/12
2009年度京都市立陵ヶ岡小学校 校内授業研究会(社会科) 指導・助言  2009/08-2009/12
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  (教)学校教育演習  演習
2017  (教)教育実習Ⅰ(事後指導を含む)  演習
2017  (教)教育実習Ⅱ(事後指導を含む)  演習
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教育活動
模擬講義「社会の中の教育-歴史教科書の変遷から見えるもの-」(広島城北高等学校:2009年7月25日,立命館高等学校:2009年11月14日)  2009/07-2009/11
教員免許状更新講習「平和教育」(2009年8月11日)  2009/08-2009/08
講演「社会科教育の意義と課題-何が期待されているのか-」(京都市立陵ヶ岡小学校:2008年12月9日)  2008/12-2008/12
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■電話番号
075-466-3597
■Eメールアドレス
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
教科教育学(社会科教育学)