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国際関係学部  /
国際関係学科

 マスダ   ミノル   (男)
 益田    実   教授
 Minoru   MASUDA

■兼務所属(本学内)
国際関係研究科
■出身大学院・出身大学他
1988/03  京都大学  法学部  卒業
1990/03  京都大学大学院  法学研究科  政治学専攻  修士課程  修了
1992/09  ロンドン大学ロンドン政治経済学院大学院  国際関係史研究科  国際関係史専攻(近代後期英国史)  修士課程  修了
1994/03  京都大学大学院  法学研究科  政治学専攻  博士課程後期課程  中退
■取得学位
法学修士 (1990/03 京都大学)   近代後期英国史修士 (1992/11 ロンドン大学)   博士(法学) (2009/07 京都大学)  
■職歴
1994/04-  三重大学人文学部専任講師
1996/04-  三重大学人文学部助教授
2004/04-2009/03  国立大学法人三重大学人文学部教授
2009/04/01-  立命館大学国際関係学部教授
■所属学会
日本国際政治学会  
■研究テーマ
(3)20世紀イギリス政治外交史
(2)ヨーロッパ統合史
(1)英米関係史
■研究概要
20世紀イギリス外交の展開―ヨーロッパ統合、冷戦、脱植民地化

 20世紀、特に第一次世界大戦以降のイギリス外交は、世界大国から地域大国への国際的地位の激変への対応過程に他なりません。このプロセスを理解する際に鍵となるのが、米ソ二超大国間の冷戦という状況を背景に進行した、脱植民地化とヨーロッパ統合という二つの展開の中でのイギリス外交のあり方です。私がこれまで取り組んできた研究は、上記の問題意識から、1930年代初めから1960年代末までのイギリス外交の直面した様々な課題をとりあげ、英国立公文書館(the National Archives, UK)収蔵のイギリス政府公文書類を主要な一次史料として、外交政策の決定過程を克明に再現することです。現在及びこれから取り組んでいく課題は、イギリス一国から視野を広げ、冷戦の直接の当事者であったアメリカの外交、さらには非ヨーロッパ世界で進行した冷戦のプロセスにも目を向けることです。

【研究テーマ(1)概要】
戦間期間以降、第二次大戦をはさみ、1960年代末に至る英米関係を分析しています。

【研究テーマ(2)概要】
イギリス及びアメリカの視点から見た大陸ヨーロッパにおける第二次大戦後の地域統合進展過程を研究しています。

【研究テーマ(3)概要】
第1次大戦以降、1970年代までの期間を対象とし、中でも1930年代から40年代の対極東外交、40年代から60年代の対ヨーロッパ、対米外交を分析しています。
■研究キーワード
イギリス外交史、帝国史、統合史、英米関係史 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
欧州統合史―二つの世界大戦からブレグジットまで  益田実・山本健共編著  ミネルヴァ書房  はしがき、序章、第1章、第2章  2019/03
プレリュード国際関係学  星野郁  東信堂  167-186  2016/03  978-4-7989-1335-1
冷戦史を問いなおす ―「冷戦」と「非冷戦」 の境界  益田実・青野利彦・池田亮・齋藤嘉臣  ミネルヴァ書房  はしがき、序章、第4章  2015/12  978-4623074709
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論文
「冷戦史の転機、冷戦史研究の転機ーヨーロッパ・デタント研究の成果と可能性ー」  益田実  国際政治  170, 171-180  2012/10
「ヨーロッパ統合の歴史過程と東アジア ―過去110年の経験は何を物語るか?―」  益田実  立命館国際地域研究  34, 37-58  2011/11
「OEEC再編過程をめぐる英米関係、1959年―1961年」  益田実  立命館国際研究  23/ 2, 1-22  2010/10
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研究発表等
アフガニスタン侵攻をめぐる英米関係―英サッチャー政権と米カーター政権の対ソ政策と冷戦認識  第19回冷戦史研究会  2018/09/16
「文献紹介:Odd Arne Westad, The Cold War: A World History (Allen Lane, 2017)」  第17回冷戦史研究会  2017/12/10
「冷戦史研究の近年の動向と冷戦像をめぐる議論」  日本国際政治学会2014年度研究大会分科会セッションB-1  2014/11/14
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その他研究活動
国際地域研究所冷戦史再検討プロジェクト国際シンポジウム「冷戦の「境界」を求めて」the Cold War History: Exploring the Boundaries of the Cold War  2012/02/15-2012/02/15
立命館大学創立110周年記念国際地域研究所シンポジウム「グローバル危機後の新たな東アジア構築」  場所:立命館大学以学館2号ホール、報告表題「ヨーロッパ統合の歴史過程と東アジア:過去110年の経験は何を物語るか?」  2010/11/26-2010/11/26
シンポジウム イギリスは、モデルたりうるのか-地域統合のなかのイギリスと日本  外交フォーラム 22(5), (250) 66~77 ,2009/5  2009/05-
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

競争的資金等(科研費を除く)
冷戦下の同盟内力学―アメリカ・西側諸国・第三世界による「中枢―周縁」構造の分析  2010年度サントリー文化財団人文科学、社会科学に関する研究助成  2010  2011  分担
冷戦下の同盟内力学―アメリカ・西側諸国・第三世界による「中枢―周縁」構造の分析  2009年度サントリー文化財団人文科学、社会科学に関する研究助成  2009  2010  分担
歴史の中のイギリスとヨーロッパ:「総合外交政策史」的アプローチの構築  2008年度サントリー文化財団人文科学、社会科学に関する研究助成  2008  2009  代表
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研究高度化推進制度
学外研究制度   -     欧州統合及び国際通貨秩序再編に関わる1960年代から70年代のイギリス外交   -   国内   2014/04-2015/03   2014     日本 
研究所重点研究プログラム   -     20世紀国際関係史の中の「冷戦」の境界-冷戦史再検討の試み-2011年度衣笠総合研究機構研究所重点研究プログラム(国際地域研究所)   代表   -   2011/08-2012/03   2011   1,000,000   
研究推進プログラム   若手研究(旧 若手スタートアップ含む)     イギリス経済外交戦略の再編と冷戦下西側同盟構造の変容、1958年~1971年   -   国内   2010/06-2011/03   2010   700,000   
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  IR-GR101 基礎演習Ⅰ  演習
2017  IR-GR102 基礎演習Ⅱ  演習
2017  IR-GR301 専門演習  演習
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教育活動
講義科目「欧米政治史」において映像音声資料を活用して受講生の歴史的事実に関する理解を深めた。  2017/04-2017/09
一回生向け講義科目「国際関係学I」において国際関係の歴史的展開と理論的分析枠組みの変容の関連性について導入的講義を行った。  2016/04-2016/07
専門講義科目について益田実・小川浩之編著『欧米政治外交史1987-2012』(ミネルヴァ書房、2012年)をテキストとして、本書の内容に沿いつつ、それを発展させた講義を行っている。  2013/04-
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■研究者からのメッセージ
 私の主な研究関心は、20世紀の国際関係史、とりわけ英米関係および米欧関係の変遷の歴史、ヨーロッパ統合史、そして植民地帝国解体過程の歴史です。研究を通じて目指すことは、政治的・経済的意味において、いかにして現代の西洋社会なるものが形成されてきたのかというプロセスを、公文書館収蔵史料類を一次資料として用いて再構成することです。
講義や演習では、東西冷戦の非欧米世界への影響、広い意味での近代国際社会の形成過程なども視野に入れた授業をおこなっていくくつもりです。
■Eメールアドレス
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
国際関係論
政治学
地域研究
経済史
西洋史