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顔写真
法学部  /
法学科

 モリヒサ   チエ   (女)
 森久    智江   教授
 Chie   MORIHISA

■兼務所属(本学内)
法学研究科
衣笠総合研究機構   /
人間科学研究所
■出身大学院・出身大学他
2001/03  九州大学  法学部  卒業
2003/03  九州大学大学院  法学府  民刑事法学  修士課程  修了
2008/03  九州大学大学院  法学府  民刑事法学  博士課程後期課程  単位取得退学
■取得学位
法学修士 (2003/03 九州大学)  
■職歴
2008/04/01-2009/03/31  九州大学大学院法学研究院・助教
2008/07/01-2008/11/30  矯正研修所福岡支所平成20年度初任研修課程刑務官等初等科第2回及び専門研修課程専攻科第3回研修非常勤講師(刑法・刑事訴訟法)
2008/09/01-2009/03/31  九州大谷短期大学福祉学科非常勤講師(日本国憲法)
2008/09/01-2009/03/31  久留米大学法学部非常勤講師(日本国憲法)
2009/01/01-2009/01/31  矯正研修所福岡支所平成20年度配置転換職員内定後研修非常勤講師(刑法・刑事訴訟法・憲法)
2009/04/01-2017/03/31  立命館大学法学部准教授
2010/08/01-2010/08/31  福岡医療福祉大学人間社会福祉学部非常勤講師(更生保護)
2011/10/01-2012/03/31  龍谷大学法学部非常勤講師(少年法)
2013/04/01-2013/08/15  大阪学院大学法学部非常勤講師(少年法)
2017/04/01-  立命館大学法学部・教授
2019/04/01-  龍谷大学犯罪学研究センター嘱託研究員
2019/04/01-  成城大学治療的司法研究センター客員研究員
■委員歴
2016/04-  独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園調査・研究検討委員会  委員
2016/05-  えん罪救済センター  運営委員
2019/08-  滋賀県  滋賀県精神医療審査会委員
2019/10-  一般社団法人全国地域生活定着支援センター協議会研修カリキュラム作成委員会委員  委員
■所属学会
日本犯罪社会学会  
日本刑法学会  
日本司法福祉学会  
日本更生保護学会  
法と心理学会  
日本被害者学会  
■研究テーマ
Restorative Justiceの理念が刑事司法に及ぼす影響について、責任論の観点から再検討を行う。
犯罪行為の責任を克服することが特に困難な類型の犯罪行為者として、障がいのある犯罪行為者の社会復帰と一貫した社会的援助の在り方について検討を行う。
犯罪行為者・犯罪被害者の社会復帰と、被害者性や自己回復について、特に社会内処遇における双方の関わりの在り方を軸に検討を行う。
■研究概要
修復的司法観による刑事司法手続及び刑事責任論の再検討

 刑事司法における犯罪行為者の責任のあり方及び刑事司法手続のあり方について、Restorative Justice(修復的司法)の観点から再検討し、その責任の克服の過程における支援のあり方を模索している。

Restorative Justice(以下RJ)は、日本において、犯罪行為者と犯罪被害者の対面と対話といった、その理念に基づくひとつの手法として語られることが多いが、RJの理念に基づく種々のプログラムの導入可能性と、RJの理念そのものが刑事司法の在り方に与え得る影響については、分けて検討されるべきである。
そのような観点に立って、主に裁判(審判)過程を中心とした狭義の刑事手続のみならず、施設内処遇ないし社会内処遇をも含めた広義の刑事手続まで対象を拡大し、RJにおける責任のあり方と従来の刑事責任論、そして量刑論・処遇論・手続論との関係を検討してきた。RJプログラムの実証的研究から、犯罪行為の影響を克服し、行為者・被害者という二者間の関係性の回復のためには、前提として第三者による支援により、当事者のエンパワーメントがなされ、まず当事者自身の自己回復が促進されることが重要であるという結論に至った。特に、行為者は、犯罪行為以前から本人が抱えてきた「社会的負因」を、行為後に独力で払拭することはなお困難である。そのような「社会的負因」と犯罪行為に対する行為者の責任はどのような関係にあるのか。犯罪行為によって生じた害を修復するということが、行為者の犯罪行為に対する責任の解消であるとすれば、その責任の解消に向けた、行為者自身の責任の克服の過程が重要である。そのため、そもそもその「社会的負因」が、犯罪行為に対する責任の確定手続においてどのように考慮されているのかが検討される必要性がある。また、責任の解消へ向けた犯罪行為者に対する社会的援助は、刑事司法手続の中でどのように位置付けられるべきかについても検討すべき課題としている。

近年は特に、犯罪行為に対する応答的責任を果たすことが困難な状況におかれている場合が多い類型の行為者として、触法障害者の刑事手続のあり方と社会的援助について重点的に研究を行っている。
■研究キーワード
犯罪学、刑事訴訟法、少年法、刑事政策、被害者学、修復的司法、障がいのある犯罪行為者、社会内処遇、社会復帰、よき人生モデル 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
「司法と福祉の連携」の展開と課題  刑事司法研究会編/土井政和・正木祐史・水藤昌彦・森久智江編著  現代人文社  47-71,433-500  2018/05
司法の期待に福祉はどう応えるのか~福祉の自立性と司法との連携~  加藤幸雄・水藤昌彦・森久智江  独立行政法人国立重度知的障害者施設のぞみの園  65-137  2016/08
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論文
感情労働者としての刑務官  深谷裕・森久智江・藤岡淳子  立命館法学  386, 128-159  2020/02
《座談会》刑事施設医療の現状を問い返す  三島 聡・矢野健次・小林 誠・田鎖麻衣子・手塚文哉・西岡慎介・
赤池一将・森久智江・日下修一・岡田悦典  赤池一将編著『刑事施設の医療をいかに改革するか』日本評論社  156-212  2020/02
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州(NSW)における矯正医療の現状と日本への示唆  森久智江  赤池一将編著『刑事施設の医療をいかに改革するか』日本評論社  261-285  2020/02
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研究発表等
少年審判の流れ―少年法って何のためにあるの?  2019年度よりそい専門研修会  2020/02/07
Restorative Justiceの現在地とわたしたちができること―修復的社会の編綴に向けて  日本犯罪社会学会 講座「犯罪学」  2020/01/13
地方自治体による再犯防止推進計画策定について―東京都・豊島区の例とオーストラリアとの比較  矯正医療研究会  2019/12/20
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その他研究活動
修復的司法  JMOOC講座 立命館大学「法心理・司法臨床―法学と心理学の学融」  2017/10/30-
治療的司法  JMOOC講座 立命館大学「法心理・司法臨床―法学と心理学の学融」  2017/10/30-
宇治の医療少年院  読売新聞5面  2017/08/29-
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

研究高度化推進制度
学外研究制度   -     触法障がい者の社会復帰のための適正手続保障と一貫した社会的援助に関する比較研究   -   国外   2013/09-2014/09   2013     オーストラリア 
専門研究員プログラム(旧ポストドクトラルフェロープログラム)   -     刑事手続におけるNemo tenetur原則-ドイツにおける展開を中心として-   代表   国内   2012/04-2013/03   2012     
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  基礎演習Ⅰ  演習
2017  基礎演習Ⅱ  演習
2017  自主企画演習A  演習
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教育活動
初芝橋本高校裁判傍聴事前学習  2016/10-
オープンキャンパス模擬講義  2016/08-
初芝橋本高校高大連携講義  2016/03-2016/03
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■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
刑事法学