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理工学部  /
建築都市デザイン学科

 ヤマダ   サトシ   (男)
 山田    悟史   講師
 Satoshi   YAMADA

■兼務所属(本学内)
衣笠総合研究機構   /
歴史都市防災研究所
■出身大学院・出身大学他
2004/03  日本大学  生産工学部  建築工学科  卒業
2009/03  日本大学大学院  生産工学研究科  建築工学専攻博士後期課程  修了
■取得学位
博士(工学) (日本大学)  
■職歴
2009/04/01-  立命館大学理工学部 建築都市デザイン学科 助教
2014/04/01-2015/03/31  中央大学 理工学部 人間総合理工学科・助教
2015/04/01-2017/03/31  早稲田大学 人間科学部 人間環境科学科・助教
2017/04/01-  立命館大学 理工学部 建築都市デザイン学科・講師
■委員歴
2009/04-2012/03  日本建築学会  情報システム技術委員会 情報社会デザイン小委員会 生命環境モデルWG 幹事
2011/04-2012/03  立命館大学グローバルCOE「文化遺産防災学」推進拠点  第三回文化遺産防災アイデアコンペティション実行委員会
2011/12-  環境整備事業実施地区実態調査 委員会
2012/04-2013/04  立命館大学グローバルCOE「文化遺産防災学」推進拠点  第四回文化遺産防災アイデアコンペティション実行委員会
2012/04-2014/04  青森県上北郡おいらせ町  復興地域づくり計画調査 アドバイザー委員会
2012/07-  おいらせ町  おいらせ町復興地域づくり計画調査」アドバイザー会議 委員会
2013/04-  日本建築学会  近畿支部 情報システム部会 幹事
2013/04-  日本建築学会  情報システム技術委員会 地域空間情報モデリング小委員会 幹事
2015/04-2017/03  日本建築学会  論文集委員会
2017/04-  日本建築学会  情報システム技術委員会 地域空間情報デザイン小委員会
2019/04-  日本建築学会  情報システム技術委員会 本委員会 幹事
2019/11-  日本建築学会  AIの利活用に関する特別調査委員会
■所属学会
日本建築学会  
社団法人環境情報科学センター  
GIS学会  
日本救護救急学会  
■研究テーマ
「3次元モデル・画像処理を用いた空間の定量化」
空間を解析して数値化する研究をしています。具体的には「小学校の自然監視性の評価手法- CG モデルによる窓の立体的な可視量の計量方法とその応用可能性-」,「画像処理技術を用いた歴史的都市鎌倉の地域形態と環境認知の関係性の発見」,が挙げられます。
「空間認知・心理評価の可視化と推定」
人が空間や地域環境に抱く認知・心理的評価を研究しています。具体例には「全方位緑視率を用いた緑地環境に対する印象評価推定モデル作成」,「神戸の震災による環境変化に対する地域住民の景観認知について」,「可視頻度値と視認実験を用いた自然監視性の定量化」が挙げられます。
「シミュレーションやオペレーションズ・リサーチを用いた計画」
定量的な計画手法を研究しています。具体例には「ドクターヘリ及びドクターカー関連施設の適正配置」,「非医療従事者の不確実性をふまえたAED・サインの適正配置」,「津波避難計画における避難時間の可視化と関連施設の適正配置」が挙げられます。
歴史的都市鎌倉における景観認知と地域形態の関係性に関する研究
沿岸漁村集落における可視領域のフラクタル性と環境認知の関係性について
超高層住宅の集住体における居住者の環境認知に関する研究
街路景観の定量的計画手法の構築に関する研究
-シークエンスに内在するゆらぎ値-
建築プログラミングにおける提案の組成に関する研究
-プロポーザル提案書のテキストマイニング-
3次元映像を用いたコンジョイント分析による景観評価手法
-住民参加型まちづくりの支援手法-
夜間における建築物のファサードと印象評価の関係性に関する研究
ドクターヘリ及びドクターカー運用効果の可視化と関連施設の適正配置
-医療行為開始までの短縮時間と救命率の向上率及び人口を用いた検証-
衛星写真の画像処理とGISを用いた津波被害の推計手法の構築
-津波浸水域の判別と建物数及び居住人口の把握-
運行シミュレーションによる地域公共交通の運行方式の提案
-デマンド型バスの導入効果と需要増加の比較-
津波避難計画における避難時間の可視化と関連施設の適正配置
-避難施設及び避難経路の計画支援-
全方位緑視率の解析手法および緑量感評価予測モデルの構築
空間輝度値の解析手法および照明環境の評価予測モデルの構築
神戸の環境変化に対する地域住民の景観認知
京都駅前地下街における浸水災害時の避難シミュレーション
パーソントリップ調査を用いた帰宅困難者の推定と避難場所の適正配置
公営・改良住宅の実態調査にもとづく類型特性に関する研究
小学校の自然監視性の評価手法-窓の立体的可視量,可視頻度値,人の視認特性により空間の視認性の定量的評価-
地方小都市の類型特性に関する研究
■研究概要
建築情報学 による人と建築都市デザインの拡張と高度化

 CAD・CG・BIM・GIS・シミュレーション・機械学習・心理統計を用いた計画手法の構築に関する基礎研究・応用研究を行っています。主に,①空間の定量化及び数理的計画,②心理実験・行動観察の統計処理による空間認知・行動特性の把握,③空間の定量化に②を反映させることによる空間認知の推定とデザインの提案,について取り組んでいます。
■研究キーワード
都市計画、建築計画 認知科学、環境認知、景観認知、色彩認知、印象評価、子ども、スケッチマップ 街路、シークエンス、歴史的都市、建造物群、超高層、集合住宅、集住体、古代ギリシア都市、ファサード 複雑系理論、フラクタル、ゆらぎ、画像処理、CGモデル、地理情報システム、GIS、GPS アルゴリズムデザイン、CMS、救急医療、適正配置、感染症、伝播抑制 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
テキスト文化遺産防災学  土岐憲三、吉越昭久、山崎正史、伊津野和行、深川良一、里深好文、鈴木祥之、川合 誠、鐘ヶ江秀彦、豊田祐輔、小川圭一、塚口博司、大窪健之、安 隆浩、矢野桂司、武田史朗、山田悟史、益田兼房、谷口仁士  学芸出版社  2013/03  978-4761525491
ふたたび運河と暮らすまち 京都・木屋町・高瀬川: 第四回文化遺産防災アイデアコンペティション〈公式ガイドブック〉  立命館大学グローバルCOE「文化遺産防災学」推進拠点第四回文化遺産防災アイデアコンペティション実行委員会  学芸出版社  2013/04  978-4761513238
堀川 歴史的都市軸の再生―第三回文化遺産防災アイデアコンペティション  立命館大学グローバルCOE「文化遺産防災学」推進拠点第三回文化遺産防災アイデアコンペティション実行委員会  建築ジャーナル  2012/04  978-4860350826
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論文
Deep Learning を用いた印象評価推定AI の作成と検証
-街並み画像の街路名と訪問意欲を対象に-  山田悟史,大野耕太郎  日本建築学会 計画系論文集  84/ 759, 1323-1331  2019/05  10.3130/aija.84.1323
A study on the formation of environmental recognition by dwelling unit location and residential floor in collective housing in a super-high-rise building  Shichun Zong, Hirotomo Ohuchi, Toshihiro Kimura and Satoshi Yamada  Japan Architectural Review  2/ 1  2019/03  https://doi.org/10.1002/2475-8876.12079
没入型仮想空間における空間知覚の研究
-パーソナルスペースの検討を想定した距離の知覚と心理評価を対象として-  山田悟史,北本英里子,神長伸之,及川清昭  日本建築学会 技術報告論文集  58, pp1303-pp1307  2018/10  10.3130/aijt.24.1303
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研究発表等
A Quantitative Grasp of Sloping Street Network Using the Multidimensional Graph Theory  ISAIA 2018: The 12th International Symposium on Architectural Interchanges in Asia, October 23-26, 2018,Gangwon,Korea  2018/10
Study on Landscape Recognition of Changes in Physical Environment Uses Image Processing Technology in Historical City Kamakura  UIA2011:UIA 24th World Congress of Architecture,Tokyo,Japan,September,2011,UIA,Academic Program-culture-  2011/09
Visible Space by Landscape Recognition of Local Inhabitant
and Its Composition in Japan  OMAE2010:29th International Conference on Ocean,Offshore and Engineering,shanghai,China,June,2010,OMAE  2010/06
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その他研究活動
青森県おいらせ町復興地域づくり検討会の実施支援  青森県おいらせ町復興地域づくり検討会(避難計画の作成を目的として住民参加型の全6回のワークシュップ)の開催を支援した。担当:GISをを用いた避難計画の検討  2012-2014
滋賀県大津市逢坂小学校にて出前授業「危険個所マップ作りと地図学習」を実施  4年生を対象に研究室にて開発したソフトを用いて出前授業を実施。実施後には成果を全保護者に配布(2011年,2012年,2013年)  2011-2014
第四回文化遺産防災アイデアコンペティションの開催  ふたたび運河と暮らすまち 京都・木屋町・高瀬川: 第四回文化遺産防災アイデアコンペティション〈公式ガイドブック〉  2012/04-2013/03
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

競争的資金等(科研費を除く)
「地方人口ビジョン」及び「地方版総合戦略」の策定  受託研究  2016/04  2017/03  代表
おいらせ町震災復興地域づくり計画調査  受託研究  2012/04  2014/03  代表
神戸における地域環境の変化と住民の景観認知に関する研究-神戸の復興計画評価による東北大震災復興計画の支援-  公益財団法人大林財団 平成23年度研究助成  2012/04  2013/03  代表
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共同・受託研究実績
おいらせ町震災復興地域づくり計画調査  2012/04-2013/03  受託研究  代表
環境整備事業実施地区実態調査  2011/04-2012/03  受託研究  代表
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研究高度化推進制度
研究推進プログラム   科研費獲得推進型     非医?従事者の一次救命における不確実性をふまえたAED・サインの適正配置   代表   -   2017/04-2018/03   2017   200,000   
研究推進プログラム   若手研究(旧 若手スタートアップ含む)     街路歩行に伴う動的な景観の変化に着目した計画手法に関する研究   -   国内   2010/06-2011/03   2010   500,000   
研究推進プログラム   若手研究(旧 若手スタートアップ含む)     画像処理技術を用いた都市・環境分析によるデザイン支援システムの構築   -   国内   2009/06-2010/03   2009   500,000   
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受賞学術賞
日本建築学会  日本建築学会奨励章  2013/04
PACON  PACON2006 Poster session Fifth Prize  2006/06
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  CAD/CG演習  演習
2017  情報処理演習  演習
2017  卒業研究  演習
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教育活動
「CAD/CG演習」にて授業用HPを作成し、受講生が課題を提出する事で街がgoogle Earth上に出来るシステムを構築した。システム上でコメントのやり取りも可能にする事で受講生同士のコミュニケーションも促した  2010/04-2010/08
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■研究者からのメッセージ
建築情報技術の未踏の可能性
-建築都市デザインの新天地へ,未来の可能性の想像と試行-
 今,目指していること誤解を恐れずに短く表現するならば,「建築家を殺す,建築を殺す」です。この意図を記して研究者からのメッセージとします。
建築都市デザイン分野に限らず,情報技術に大きな関心が寄せられています。機械学習・深層学習といった要素技術からなら人工地知能が顕著な例でしょう。
デザインと称される分野においても例外ではありません。デザイナー・建築家は人工知能に殺されない聖域とする言説もありますが,そうでしょうか。パソコンの中に作られたシステムは将棋や囲碁をするだけなく,絵を描いたり,作曲したり,物語を書いたり,いわゆる創造と称される行為をはじめました。勿論,未完成の部分も多く,過去の学習セットの延長と言えばそうです。しかし,これにより特定の優れた作家をパソコンの中に誕生させることが出来るかもしれません。そうしたら歴史上著名な作家二人で共作して貰うことも出来るかもしれない,そう考えると何が生まれるのか,ワクワクしてきませんか。
これは建築家には当てはまらないのでしょうか。そうかもしれませんが,他分野と比して研究自体が少ないのが現状です。たとえ建築家には適用出来ないとしても,人工知能の冬の時代にも研究を蓄積させ人工知能を社会に届けた研究・研究者のように,遠い将来の礎にはなるかもしれません。研究業績にあるような近い将来に役に立つための工学的な研究だけでなく,未踏の可能性に挑み,もしかしたら頓挫してしまうかもしれないけど,新境地を拓くかもしれない,そんなワクワクする研究にも取り組みたいと思っています。
つい長くなりましたが,殺されるかもしれない対象は建築家だけでなく,建築都市そのものにも当てはまるかもしれません。仮想空間への没入技術・感覚共有を一例に,個人の体験の検索と共有を目指す技術が飛躍的に進歩するなか,物理的に存在する建築都市はVR・AR・MR・感覚刺激に殺されるかもしれません。今や触覚は電気的な刺激により機械的に再現されています。これらの技術を受け,仮想空間を対象とした建築家が誕生するかもしれません。実はこのような仮想空間デザインを今のデザイナー,特に建築家が行うことは困難かもしれません。物理・法規・コストといった制約を受けない中で,人が快適と感じる空間とは?を純粋に問い空間を創造することは,これまでの建築都市デザインとは似ているようで異なるからです。10年後,20年後の空間デザインとは?建築とは?建築家の役割とは?このようなSFのような可能性についても楽しみながら真剣に取り組みたいと思っています。
 ただ,「建築家を殺す,建築を殺す」ためには建築家,建築というドメインを読解する必要があります。高度な思考を行う建築家,建築家がアウトプットする総合芸術である空間を読み解き,尊敬を持って殺すような研究をしたいと思っています。また矛盾するようですが,実はこのような取り組みが大好きな建築家と建築の価値を相対的に高めること,活かすこと,とも思っています。
長々と書きましたが,このような思いも持ったのがここ2年のことであり,まだ何も出来ていないのが本当のことです(笑)
■関連URL
 建築情報研究室(山田悟史研究室)
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
都市計画・建築計画
認知科学
感性情報学
社会心理学