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総合心理学部  /
総合心理学科

 ヤマモト   ヒロキ   (男)
 山本    博樹   教授
 Hiroki   YAMAMOTO

■兼務所属(本学内)
文学研究科
OIC総合研究機構   /
認知科学研究センター
衣笠総合研究機構   /
人間科学研究所
■出身大学院・出身大学他
1987/03  筑波大学  人間学類  卒業
1992/03  筑波大学大学院  心理学研究科  博士課程  単位取得退学
■取得学位
学士(教育学) (1987/03 筑波大学)   修士(教育学) (1989/03 筑波大学)   博士(学術) (2000/03 筑波大学)  
■職歴
1994/04-2010/03  大阪学院大学専任講師・助教授・准教授・教授
1997/04-2006/03  文部科学省メディア教育開発センター客員助教授,協同研究員
2006/04-2010/03  大阪学院大学教育開発支援センタ-所員
2007/06-2008/03  筑波大学非常勤講師
2010/04-2016/03  立命館大学文学部教授
2013/04-2014/03  立命館大学心理学域長・専攻主任
2016/04-  立命館大学総合心理学部教授
■委員歴
2005-2017  日本教育心理学会  編集委員(常任05-11,委員14-17)
2005-2012  日本教育心理学会  委員(執筆マニュアル05-06, 紙面関係07-08,メ-ルマガジン10-12)
2008-2016  日本教育心理学会  論文賞選考委員 (優秀論文賞08-09, 10-11,城戸奨励賞12-13, 15-16)
2009-  日本教育心理学会  理事・代議員・社員(理事09-13,代議員・社員13-15,代議員・社員17-19)
2009-  日本心理学会  専門別代議員第2部門(発達・教育)
2009-2010  大阪学院大学  教員免許状更新講座講師
2009-2010  大阪府立吹田東高校  学校協議会委員
2005-2007  日本人間工学会  評議員
2011-2018  立命館大学   委員(学習学WG11-12,人間科学研究所運営委員11-13,大学協議会委員16-18)
2015-  日本学校心理士会  学校心理士会年報編集協力者
■所属学会
日本教育心理学会  
日本学校心理士会  
日本発達心理学会  
日本心理学会  
American Psychological Association, Division of Educational Psychology  
■免許・資格
学校心理士ス-パ-バイザ-  (2015)    ガイダンスカウンセラ-  (2012)   
■研究テーマ
児童生徒の理解不振と理解方略
理解方略を支援する説明表現
説明に基づく個別指導
■研究概要
理解を支援する説明表現に関する教育・発達心理学

  私は,学習者が抱える理解不振の改善を図るために,理解方略を支援する説明表現 (説き方) を発達段階に応じて検討しています。具体的には,以下の3つの研究に,理論面と実践面から取り組んでいます。
 第1に,児童生徒の理解不振と理解方略の研究です。発達段階で出くわす理解不振のメカニズムを解明し,これを改善するために使用する理解方略 (分かり方) を個人差の観点から検討しています。第2に,児童生徒の理解方略を支援する説明表現の研究です。説明活動を,理解不振を把握し改善する支援行為と捉えた上で,特に高校初年次生が最もつまずく「倫理」教科書の理解を支援する表現表現 (例えばメタ説明やメタテキスト) の有効性を検討しています。第3に,説明に基づく個別指導の研究です。口頭説明だけでなく説明文の最適化として教材構成を捉えて,理解不振を改善するための個別指導のあり方を検討しています。
 これからも,学習者が抱える理解不振の改善を願いつつ,理解方略を支援する説明表現 (説き方) を検討していきたいと願っています。
■研究キーワード
教育心理学,説明表現,理解支援,個別指導,生涯発達 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
学校での効果的な援助をめざして  水野治久・家近早苗・石隈利紀 (編)  ナカニシヤ書店  児童生徒の学習支援ー教材研究の視点からー  2017
まなびのガイドブック  立命館大学総合心理学部  立命館大学総合心理学部  読む・整理する力-問い立てよう-  2016/03
心理学スタンダ-ド  サトウタツヤ・北岡明佳・土田宣明 (編)  ミネルヴァ書房  教育と学び-自立的な学びの支援-  2014/04  978-4-623-06788-6
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論文
説明実践を支える教授・学習研究の動向  山本博樹  教育心理学年報  56  2017/03
高齢者の構造方略ならびに手順説明文の理解に及ぼす標識化効果―MMSE得点に応じて異なる効果の過程―  山本博樹・織田 涼・東山篤規  立命館文学  652, 120-132.  2017/03
高校「倫理」教科書からの思想形成過程の理解に対する支援可能性-段落分け方略を介した支援の観点-  山本博樹・織田涼・小島淳一  立命館文学  646, 76-89.  2016/03
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研究発表等
学習支援としての説明は本当に有効なのか(2)ー子どもの教え合いにおける説明の有効性ー  日本教育心理学会第58回大会  2017/10/08
高校初年次生の教科理解におよぼす構造方略の影響ー理解不振につながる影響過程の存在ー  日本教育心理学会第58回大会  2017/10/08
教員養成と教育心理学ー教育心理学は教員養成や学校現場のニーズにどう応えるべきなのかー  日本教育心理学会第58回大会  2017/10/08
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

研究高度化推進制度
学外研究制度   -     少子高齢化地域で生き抜く高校生の学習支援研究 ―支援ニーズの把握―   -   国内   2014/04-2014/09   2014     日本 
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受賞学術賞
 日本児童文学学会論文賞  1992/10
 日本認知科学会分科会発表賞  1995/06
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研究交流希望テーマ
児童・生徒の理解不振と説明表現 (説き方)  -理解不振の把握と改善-  技術相談,受託研究,共同研究
高校生の理解を支援する「倫理」教科書の説明表現  -原則の提案と評価-  技術相談,受託研究,共同研究
高齢者の理解を支援する絵本・紙芝居等の教材表現  ー原則の提案と評価ー  技術相談,受託研究,共同研究
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  教育実践心理学  講義
2017  教授学習心理学特論  講義
2017  心理学基礎理論  講義
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教育活動
立命館大学父母教育後援会講演「大学生の自立と親の役割-不良定義問題の解決支援-」  2017/06-2017/06
立命館大学宇治高校キャリアナビ「総合心理学部の学び」  2016/10-2016/10
専門演習における説き方と聴き方のレッスン  2016/04-2017/03
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■研究者からのメッセージ
『説けばそれで終いか?』
  説明に関する問題は,いまや社会的な問題として認識されており,説明責任の名のもとに広く人々の関心を集めています。もとより,現代社会は,説明によって成り立つ説明社会です。この社会では,だれもが説き手の役割を果たさなければならず,説明が悪いと社会的な責任を問われかねません。それでは,良い説明の要件とは一体何なのでしょうか。澄んだ声で朗々と発声することでしょうか。いや,説明とは説いて明らかにすることだったはずです。ここには,受け手の個人差に基づく理解不振が含意され,理解不振を改善する支援行為としての成否が問われると考えられます。ここに説明の本質的な難しさがあります。それなのに,説けばそれでお終いにするのでしょうか。説き手は受け手の理解不振を把握し改善しなくてもよいのでしょうか。それでは,どのような説き方 (説明方略) を使えば, 受け手の理解を改善できるのでしょうか。子どもと高齢者に,同じ説き方でよいのでしょうか。教育心理学や発達心理学の知見に基づいて受け手の理解不振のメカニズムをおさえた上で,これらの問いに答え,受け手の理解を支援する説明のあり方を考えていきたいと思います。
■関連URL
 Read研究開発支援総合ディレクトリ
■電話番号
075-466-3184
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
教育心理学