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言語教育情報研究科

 タウラ   ヒデユキ   (男)
 田浦    秀幸   教授
 Hideyuki   TAURA

■兼務所属(本学内)
衣笠総合研究機構   /
国際言語文化研究所
OIC総合研究機構   /
認知科学研究センター
■出身大学院・出身大学他
2007/04  Macquarie University, Sydney大学院  言語学研究科  博士課程後期課程  修了
1997/05  Macquarie University, Sydney大学院  応用言語学研究科  修士課程  修了
■取得学位
博士(言語学) (2007/04 Macquarie University, Sydney)   修士(応用言語学) (1997/05 Macquarie University, Sydney)  
■職歴
1983/04-1992/03  大阪府立(岬・島本)高等学校 教諭
1992/04-1999/09  (法)千里国際学園 教諭
1999/10-2003/03  福井医科大学・医学部 教授
2002/05-2002/10  Macquarie University, Sydney大学院応用言語学科 客員教授
2003/04-2005/11  京都工芸繊維大学・工芸学部 助教授
2005/12-2006/09  京都工芸繊維大学・工芸学部 教授
2006/10-2010/03  大阪府立大学・人間社会学研究科 教授
2010/04-  立命館大学・言語教育情報研究科 教授
2016/10/25-2017/03/31  シドニー工科大学・客員研究員
2017/04/06-2017/09/16  エセックス大学・客員研究員
■委員歴
2010/04-  衣笠総合研究機構/国際言語文化研究所
2012/04-2013/03  言語教育情報研究科副研究科長
2013/04-2016/03  言語教育情報研究科研究科長
■所属学会
第1言語としてのバイリンガリズム研究会  
日本認知科学会  
日本大学英語教育学会(JACET)  
全国語学教育学会(JALT)  
日本脳神経核医学研究会  
日本通訳翻訳学会  
外国語教育メディア学会(LET)  
社会言語科学会  
英語授業研究学会  
■免許・資格
通訳案内業免許  (1991)    中学校教諭一種免許状(英語)  (1983)    高等学校教諭免許状(英語)  (1983)    小学校教諭一種免許状  (1983)   
■研究テーマ
バイリンガリズム
早期バイリンガルのナラティブ発達段階研究
メタ言語能力の比較研究:日本語モノリンガル vs 早期日英バイリンガル児
日本のインターナショナルスクールにおけるCALP発達段階研究
言語習得と保持・喪失(帰国生を対象に)
言語習得・喪失と脳賦活様態(帰国生と国際結婚家庭児を対象に)
英語習得段階と脳賦活様態(日本人英語学習者を対象に)
英語教授法(サイトラ・シャドーイングの効果検証)
英語教授法(受動的スキルの転移研究:リスニングとリーディング)
短期・中期留学の効果検証研究
日中英語教育比較(大学教養英語及び教員養成)
Cognitive development in simultaneous bilinguals
■研究概要
大きく分けて2分野の研究を進めています。 第1のテーマは非常に高いレベルで2言語を操ることのできる子供達対象のバイリンガリティー(言語獲得・保持・ 喪失)に関する心理言語学的研究です。 第2の研究テーマは、中学・高校・大学の英語教育現場で続けてきた効果的な第2言語習得(英語教育)についての研究です。理論研究と現場実践を車の両輪と考え、どちらにも偏らずそれぞれお互いに還元できる研究を心がけています。

 「バイリンガルの人たちの脳構造は日本語モノリンガルに比べてどうなっているだろう?」「英語の上達法に関する本は星の数ほどあるのに、一度覚えた(はずの)単語や文法項目をどうしたら忘れずにすむのか科学的な研究はあるの?」などに対する答えは、応用言語学分野でもまだ殆ど分かっていないのが現状です。自分の研究していることが即この分野への貢献になるわけですから、チャレンジ精神旺盛な人にはうってつけの分野ではないでしょうか。言語喪失研究結果を通して保持・持続可能な第2言語の習得方法を探ってみましょう。従来は心理言語学実験や長期間にわたるデータ収集の分析が中心でしたが、赤外分光法(ブレインイメージング)を用いた手法も過去6年間取り入れています。
 第2言語習得・喪失に関する研究により得られた知見の外国語教育現場への還元に関しては、様々な教育現場でデータを収集し特定の学習者への効果的な学習方法を考えてきました。更に研究を進め少しでも一般化できればと考えています。具体的にはリスニング力向上の為のシャドーイングやDVD映画の字幕と音声の組み合わせ、速読力向上の為の字幕利用やサイトラの活用、海外語学研修の効果等に関する研究をしてきました。中国上海地区の大学での英語教育視察で英語教員の質の高さを目の当たりにして以降、中国での英語教育や教員養成の現地調査も継続しています。

指導学生の論文トピック
<<心理言語学・脳科学関連>>文化と脳賦活関連性やコードスイッチと脳賦活に加えて以下
"Examining Language Attrition in Japanese Returnee Students using Functional Near-infrared Spectroscopy"
"An fNIRS Study on the Impact of the Critical Period for Language Acquisition in Japanese-English Bilinguals with Differing Degree of L2 Proficiency"
「第2言語習得開始年齢が言語流暢性課題に及ぼす影響:fNIRS脳イメージング手法によるバイリンガリティー研究」
「中国語母語話者を対象とした中日バイリンガルの二重符号化仮説の検証:表象言語との関係」


<<英語教育関連>>学習者ストラテジーや文法指導に加えて以下
"Effects of Studying in English Speaking Countries and Acquiring High Proficiency on Japanese EFL Learners' English Rhythm"
"The Effect of Proficiency and Self-efficacy on the Language Learning Strategies"
「海外留学当初3ヶ月間における社会言語学的緒要因と 英語運用能力との関連性」
「英語字幕・英語音声提示スピードと理解度 ― 日本人英語学習者を対象として」
「JFLとJSLの言語習得比較:中国人日本語初級者を対象として」
「海外短期英語研修の効果に関する研究―正確さ・流暢さ・リスニング力の側面から」
「短期留学による英語力伸長に関する研究1年後及び2年後の再留学効果検証:3ケーススタディー」
■研究キーワード
第2言語習得、言語喪失、バイリンガリズム、心理言語学、言語と脳、英語教育学・英語教授法 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
科学的トレーニングで英語力は伸ばせる!  マイナビ出版  全208頁  2016/01  4839957371
バイリンガリズム入門  山本雅代(編著)
井狩幸男、難波和彦  大修館書店  67-79, 149-160, 175-190  2014/07  978-469-24586-8
Bilinguality and Bilingualism in Japanese School-Aged Children (第2版)  明石書店  全212頁  2008/05
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論文
IIAを通してのオーラルコミュニケーションの指導  田浦秀幸  日本英語教育学会(JELES)関西支部研究集録  13, 23-25  1990/03
国際交流委員会設立の経緯及びオーストラリアホームステイプログラム  田浦秀幸  千里国際学園研究紀要  4, 159-171  1996/04
Importance of Imagery in Bilingual Cognitive Operations  TAURA, Hideyuki  Korean Society for Cognitive Science. Proceedings of 1st International Conference on Cognitive Science '97  200-205  1997/08
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研究発表等
Visual effects on memorizing words in Japanese and English  Australasian Universities Language and Literature Association 29th Congress  1997/02/12
Importance of Imagery in Bilingual Cognitive Operations  The First International Conference on Cognitive Science  1997/08/17
Bilingual Dual Coding in Japanese Returnees'  大学英語教育学会 (JACET) 第36回年次大会  1997/09/07
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

競争的資金等(科研費を除く)
特定課題「こどもの発育段階と教育メディア活用およびその評価に関する研究」「DVD映画利用による英語リスニング・速読力養成に関する研究」  第9回 松下視聴覚教育研究開発助成  2002  2002  代表
バイリンガル言語習得の神経心理言語学的研究とその英語教育現場への応用fNIRS値とIBVA脳波 計測値の相関に関する研究  立命館大学・平成22年度研究推進プログラム「若手・スタートアップ」  2010  2010  代表
ブレインイメージング手法による言語習得メカニズム解明プロジェクト  2011年度度立命館大学・国際言語文化研究所萌芽的プロジェクト研究助成  2011  2011  代表
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研究高度化推進制度
学外研究制度   -     言語科学における脳イメージングデータ   -   国外   2016/09-2017/09   2016     日本・オーストラリア・英国 
研究所重点研究プログラム   -     バイリンガルfNIRS言語脳科学プロジェクト(国際言語文化研究所)   代表   -   2016/04-2017/03   2016   600,000   
研究所重点研究プログラム   -     バイリンガルの脳言語イメージング研究(国際言語文化研究所)   代表   -   2015/04-2016/03   2015   600,000   
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研究交流希望テーマ
脳科学と言語習得・保持に関する研究  ブレインイメージング分野の長足の進歩で脳科学が大きく進歩している現在、第2言語習得とその保持に関するヒントを得る共同研究を希望。  共同研究
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2016  特殊講義(言語脳科学)  講義
2016  英語教育学I  講義
2016  英語教育学VIII(バイリンガリズム)  講義
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教育活動
ブレインイメージング機器を用いた心理言語実験のタスク作成及びデータ収集の補助にM1院生を当たらせ、次年度への動機付け及び研修とした。  2010/09-2013/03
英語教育学演習I(大学院科目)にて英語教育学の基本学習後、夏期5週間海外研修効果を自分たちを被験者として効果検証を行い、学会発表や論文化まで導いた。  2010/04-2012/10
教職英会話において毎週教壇で学生に英語スピーチか英語模擬授業をを行わせ、半期・通年最終週に編集ビデオを見せ、成果を映像として学生に実感させた。  2010/04-2013/02
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■研究者からのメッセージ
  学生さんの興味を持つ分野がたまたま私の研究分野と合致すれば、同じ研究者仲間です。少しばかり先を行く私が、研究デザイン・手法等についての基本は教えますが、それ以外は科学的リサーチである限り、思う存分自分の好きな研究をしてもらいます。
■電話番号
075-466-3722
■Eメールアドレス
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
言語学
外国語教育
認知科学
脳計測科学