English
スポーツ健康科学部  /
スポーツ健康科学科

 ハシモト   タケシ   (男)
 橋本    健志   教授
 Takeshi   HASHIMOTO

■兼務所属(本学内)
スポーツ健康科学研究科
総合科学技術研究機構   /
スポーツ健康科学研究センター
総合科学技術研究機構   /
バイオメディカルデバイス研究センター
■出身大学院・出身大学他
1999/03  京都大学  総合人間学部  自然環境学科  卒業
2001/03  京都大学大学院  人間・環境学研究科  修士課程  修了
2004/03  京都大学大学院  人間・環境学研究科  博士課程後期課程  修了
■取得学位
修士 (2001/03)   博士(人間・環境学) (2004/03 京都大学)  
■職歴
2002/04-2004/03  花園大学 非常勤講師
2004/08-2008/02  カリフォルニア大学バークレー 運動生理学研究室 ポストドクトルフェロー
2006/07-2008/02  日本学術振興会海外特別研究員
2008/02-2010/03  兵庫県立大学大学院生命理学研究科 特任助教
2010/04-  立命館大学スポーツ健康科学部/スポーツ健康科学研究科 准教授
■所属学会
日本体力医学会  
アメリカスポーツ医学会  
アメリカ実験生物・医学会  
日本生化学会  
日本分子生物学会  
日本運動生理学会  
■研究テーマ
乳酸がミトコンドリアバイオジェネシスに及ぼす分子メカニズムの解明
脂肪分解制御機構の解明
脂肪分解活性に対する運動トレーニングの影響の解析
■研究概要
全身のエネルギー代謝に対する運動効果の分子メカニズムの解明

  ミトコンドリアはアポトーシス、老化、パーキンソン病、アルツハイマー病、癌等様々な病気と関連する重要なオルガネラである。特にメタボリックシンドロームや老化による身体機能低下が問題とされる昨今、エネルギー代謝の要であるミトコンドリアの活性化を目的とした運動処方の需要は、今後益々高まると考えられる。運動効果の分子メカニズムが明らかとなれば、もっと効果的な運動処方の構築が期待される。私のこれまでの研究から、運動すると生じる乳酸は骨格筋において、活性酸素を介したミトコンドリアバイオジェネシスの増加や抗酸化システムの構築に寄与する可能性が示唆されている。現在の大きな問題である生活習慣病や老化の克服に、乳酸は、新たな、そして多大な貢献を成し得るものと期待できる。そこで、乳酸がミトコンドリアの機能を高める分子メカニズムを、多数の因子との相互作用を通じて理解することを大きな目的とし、研究を遂行している。そのため、筋培養細胞や疾患モデル動物からの初代培養細胞を用いた細胞レベルでの基礎研究や、動物を用いた個体レベルでの研究を通して、乳酸とミトコンドリアの機能相関を明らかにすることを試みている。
 一方、脂肪組織において脂肪が分解され、その産物である脂肪酸が筋組織において利用されるという「脂肪動員」が適切に行われることは、全身の脂質代謝ホメオスタシスにおいて重要である。脂質代謝制御機構の破綻は、メタボリックシンドロームの要因となる。脂肪動員の初発段階である脂肪分解制御機構について不明な点が多く、現在その分子メカニズムの解明にも取り組んでいる。また、メタボリックシンドロームにおいて脂肪動員機構にどのような変化が生じているか、どのような運動がそれを克服するか、といった点に注目して、細胞レベル、或いは疾患モデル動物を用いた個体レベルでの研究もすすめている。
■研究キーワード
エネルギー代謝、乳酸、ミトコンドリア、骨格筋、心臓、脂肪細胞、脂肪分解、イメージング、生化学、脂肪滴、糖代謝、脂質代謝、トランスポーター、メタボリックシンドローム、肥満 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
運動の健康への効用について  塚本敏人、橋本健志  自動車技術  77-82  2016/10
アンチ・エイジング医学 - 運動によるミトコンドリア活性化:乳酸の役割  橋本 健志  日本抗加齢医学会雑誌  42-50  2015/03
ニュー運動生理学II  橋本健志  真興交易(株)医書出版部  25-34  2015/01
一覧表示...

論文
Self-selected music-induced reduction of perceived exertion during moderate-intensity exercise does not interfere with post-exercise improvements in inhibitory control  Tanaka D, Tsukamoto H, Suga T, Takenaka S, Hamaoka T, Hashimoto T, Isaka T  Physiology and Behavior  194, 170-176  2018/10  10.1016/j.physbeh.2018.05.030
Dynamic cerebral autoregulation is maintained during high-intensity interval exercise  1. Tsukamoto H, Hashimoto T, Olesen ND, Petersen LG, Sørensen H, Nielsen HB, Secher NH, Ogoh S  Medicine and Science in Sports and Exercise  2018/09
Resistance training prevents muscle fibrosis and
atrophy via down-regulation of C1q-induced
Wnt signaling in senescent mice  Naoki Horii, Masataka Uchida, Natsuki Hasegawa, Shumpei Fujie, Eri Oyanagi Hiromi Yano, Takeshi Hashimoto, and Motoyuki Iemitsu  FASEB Journal  32/ 7, 3547-3559  2018/07  10.1096/fj.201700772RRR
一覧表示...

研究発表等
Plasma oxytocin level is enhanced by acute high-intensity interval exercise in men  Europhysiology 2018  2018/09/16
The effect of exercise and brain metabolism on cognitive executive function in human -Lactate may be not a foe but a friend for brain-  Seminar in the Dept. of Environmental Physiology, University of Portsmouth  2018/09/14
低容量高強度間欠的運動が実行機能に及ぼす効果  第72回日本体力医学会大会  2018/09/09
一覧表示...

科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

競争的資金等(科研費を除く)
顕著な脂肪減少ならびに代謝疾患の改善とその分子機序の解明  公益財団法人上原記念生命科学財団 研究奨励金  2013/04  2014/03  代表
認知症に対する運動効果と乳酸を基軸とした分子機序の解明  公益財団法人ライフサイエンス振興財団研究助成  2012  2012  代表
脂肪燃焼に対する低酸素と乳酸の効果の検証とその分子機序の解明  医科学応用研究財団平成22年度調査研究助成  2011  2012  代表
一覧表示...

研究高度化推進制度
専門研究員プログラム(旧ポストドクトラルフェロープログラム)   -     脳機能亢進をもたらす運動・栄養処方の開発   代表   -   2017/04-2018/03   2017     
研究推進プログラム   若手研究(旧 若手スタートアップ含む)     健康幸福社会を実現する脳分泌ホルモンに対する運動効果の検証とその分子機序の解明   代表   -   2015/07-2016/03   2015   1,000,000   
学外研究制度   -     運動時における末梢(骨格筋)と中枢(脳)のエネルギー代謝の関係性の解明   -   国外   2015/04-2015/09   2015     イギリス・デンマーク 
一覧表示...

受賞学術賞
American College of Sport Medicine  ACSM Fellow  2014/05
 日本体力医学会学術奨励賞  2011/07
 JSPS Postdoctoral Fellowships for research abroad  2006/07
一覧表示...
■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  基礎演習Ⅰ  演習
2017  基礎演習Ⅱ  演習
2017  研究指導Ⅰ  演習
一覧表示...

教育活動
本学附属校「立命館高等学校長岡京キャンパス」にて、高校1、2年生を対象としたキャリアガイダンスを実施した。  2015/11-
オンライン講座JMOOCにて、「ランニングのスポーツ健康科学」の講義を実施し、全国に無料発信した。また、英語のテロップも作成し、グローバルな発信に努めた。  2014/11-2015/06
本学附属校「立命館慶祥高等学校」にて、高校1、2、3年生を対象とした模擬講義およびプレエントランススクールを実施した。  2013/12-2014/12
一覧表示...
■電話番号
077-599-4134
■Eメールアドレス
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
スポーツ科学
応用健康科学
分子生物学
構造生物化学
機能生物化学
細胞生物学
生理学一般
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
代謝学