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産業社会学部
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現代社会学科
ヨシダ マコト
吉田
誠
教授
Makoto YOSHIDA
■兼務所属(本学内)
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社会学研究科
■出身大学院・出身大学他
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1990/03 一橋大学 社会学部 卒業
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1992/03 一橋大学大学院 社会学研究科 修士課程 修了
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1995/03 一橋大学大学院 社会学研究科 博士課程 単位取得退学
■取得学位
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博士(経営学) (2008/01 明治大学)
■職歴
1995/04/01-1996/03/31 横浜市立大学 商学部 講師
1996/04/01-2004/03/31 横浜市立大学 商学部 助教授
2004/04/01-2005/04/30 香川大学 経済学部 助教授
2004/05/01-2012/03/31 香川大学 経済学部 教授
2012/04/01- 立命館大学 産業社会学部 教授
■委員歴
2000- ファッション産業人材育成機構 IFI総合研究所 アパレル産業職務モデル作成委員会委員
2000-2003 神奈川県中小企業センター 学生ベンチャーフォーラム実行委員会委員
2002- 横浜商工会議所 雇用対策検討小委員会委員
2005- 経済産業省 四国経済産業局 「大量退職者が地域経済に与える影響調査」委員長
2006- 香川県立高松西高等学校 西高パワーアッププロジェクト 教員の指導力向上プラン地理歴史科 講師・助言者
2007- 香川県庁 香川県職業能力開発審議会委員
2010- 香川県主催 「ワーク・ライフ・バランス フォーラム」(11月2日開催)コーディネーター
2011-2012 高松市 高松市中小企業振興審議会委員
2011-2012 香川労働局 香川地方労働審議会委員
2011-2012 香川県庁 香川県国土利用計画審議会委員
1996-2002 日本労働社会学会 幹事
2006-2010 日本労働社会学会 幹事
2012- 日本労働社会学会 幹事
2008-2012 社会政策学会学会誌編集委員
2001-2003 日本社会学会査読専門委員
■所属学会
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日本社会学会
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社会政策学会
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日本労働社会学会
■研究テーマ
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自動車産業における戦後初期の労使関係と企業内秩序の形成
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東京都大田区の金属中小企業の集積
■研究概要
戦後初期の自動車産業の労使関係と企業内秩序の形成
大手自動車メーカーにおける労使関係史を軸に、後の企業社会と呼ばれるような企業内秩序がどのように形成されてきたかを明らにする。主要な領域としては(1)人事査定制度と賃金制度、(2)労働過程からの女性の排除、(3)臨時工の導入を取り上げている。
■研究キーワード
産業社会学、労働社会学、労使関係論
■研究業績一覧 (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)
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著書
『査定規制と労使関係の変容』 大学教育出版 2007/03 978ー4ー88730ー739ー
『労働社会の変容と格差・排除:平等と包摂をめざして』 櫻井純理・江口友朗・吉田誠 ミネルヴァ書房 2015/12 978-4-6230-7499-0
Innovative Arbeitspolitik? Norbert Altmann, Koshi Endo, Masami Nomura Campus 1998/06
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論文
「日産重工業従業員組合の結成に関する一考察:企業内階級和解はいかに達成されたか」 吉田誠 『立命館産業社会論集』 55/ 2, 1-16 2019/09
「1950年前後における先任権の日本への移植の試み:ドッジ・ライン期の整理解雇に関する一考察」 吉田 誠 『大原社会問題研究所雑誌』 721, 61-75 2018/11 0912-9421
「1952年秋における全自日産分会の本工化闘争とその後」 吉田誠 『立命館産業社会論集』 53/ 1, 121-135 2017/06
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研究発表等
ドッジ・ラインと先任権移入の試み 日本労働社会学会大会 2018/10/20
戦後初期の日産自動車における臨時工と労使関係 日本労働社会学会大会 2017/10/14
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク
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受賞学術賞
第4回日本労働社会学会奨励賞 2007/10
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■教育業績一覧 (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)
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担当授業科目
2017 先進プロジェクト研究 演習
2017 専門演習 演習
2017 卒業研究 演習
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教育活動
専門演習におけるインタビュー調査の実施および報告書の作成 2017/04-2018/03
専門演習におけるインタビュー調査の実施および報告書の作成 2016/04-2017/03
専門演習におけるインタビュー調査の実施および報告書の作成 2015/04-2016/03
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■研究者からのメッセージ
一次資料にあたり歴史をとらえ返す
私の研究はある自動車メーカーの労使関係史である。このメーカーは1950年代の初頭に大きな争議が起こったことで有名であり、日本の労使関係の教科書であれば必ず記されてきたような争議を経験している。私はこの争議の当事者となった組合資料に出あう僥倖に恵まれ、その読解を続けるなかで、戦後企業の企業内秩序が何を前提として形成され、現在の企業社会と呼ばれるような社会となっていったかを検討している。一次資料を読むと、従来の見解では無視されてきたが、現代的な視点からして重要だという点が多々存しており、多大な刺激を受けている。他方、これまで見逃されてきた研究の論点を振返ると、研究者の視座の歴史拘束性を実感させられている。
■関連URL
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吉田誠のホームページ
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
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社会学
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経営学