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顔写真
産業社会学部  /
現代社会学科

 イイダ   ユタカ   (男)
 飯田    豊   准教授
 Yutaka   IIDA

■兼務所属(本学内)
社会学研究科
総合科学技術研究機構   /
先端ロボティクス研究センター
衣笠総合研究機構   /
クリエイティブ・メディア研究センター
■出身大学院・出身大学他
2001/03  東京大学  工学部  機械情報工学科  卒業
2004/03  東京大学大学院  学際情報学府  学際情報学専攻  修士課程  修了
2010/03  東京大学大学院  学際情報学府  学際情報学専攻  博士課程  単位取得退学
■取得学位
修士(学際情報学) (2004/03 東京大学)   学士(工学) (2001/03 東京大学)  
■職歴
2007/04-2012/03  福山大学 人間文化学部 メディア情報文化学科 講師
2012/04-  立命館大学 産業社会学部 准教授
■委員歴
2007-2012  MELL platz  運営メンバー(2010年度、事務局)
2008-2012  NHK杯・全国高校放送コンテスト 広島県大会 審査員
2008-2011  日本民間放送連盟  メディアリテラシー実践プロジェクト アドバイザー
2009-2012  広島県尾道市  「次世代育成のための電子メディア対策委員会」有識者委員
2010-2011  NPO法人子どもコミュニティネットひろしま  「発達に応じたコミュニケーション体験事業」委員長(独立行政法人福祉医療機構子育て支援基金事業)
2011/04-2013/03  広島県立府中高等学校  学校評議員
2014-2014  日本民間放送連盟  日本民間放送連盟賞 ラジオエンターテインメント部門 審査委員長
2015/04-2018/03  広島県立府中高等学校  学校関係者評価委員
■所属学会
日本マス・コミュニケーション学会  
社会情報学会  
■研究テーマ
技術思想としてのアマチュアリズム
メディア表現とリテラシーに関する実践研究
テレビジョンの技術史
モバイルメディアの技術史
グラフィティの文化社会学
■研究概要
テレビジョン、ケータイの技術史/メディア表現とリテラシーに関する実践研究/技術思想としてのアマチュアリズム

 【1】日本におけるテレビジョン、ケータイの技術史。テレビジョンに関しては、定時放送が始まる以前、博覧会や展覧会、百貨店の催事場などで、受像機の公開実験が人気を博していた1930年代に焦点をあて、「放送」や「マス・コミュニケーション」といった概念との関わりを自明とせず、「テレビ」の社会的な意味がつくられてきた過程を明らかにすることで、その存在を根源的に問い直すことに取り組んでいる。

【2】メディア表現とリテラシーに関する実践研究。これまでNTTドコモ・モバイル社会研究所のコア研究「モバイルメディアの文化とリテラシーの創出を目指したソシオメディア研究」、JST CREST「情報デザインによる市民デザイン創出プラットフォームの構築」といった研究プロジェクトに参加し、人文・社会科学系の分析的なアプローチ(=歴史社会的研究、比較文化的研究)と、メディアの可能態を創造するデザイン論的なアプローチ(=ワークショップ、アプリケーション開発)を統合する学問的方法論を、思想的かつ実践的に検討している。また、日本民間放送連盟「メディアリテラシー実践プロジェクト」に関わり、ローカル民放局との共同研究として、ウェブ、ケータイ、ラジオの協調を目指したクロスメディア実験などに取り組んできた。

【3】技術思想としてのアマチュアリズム。さまざまな情報技術が日常生活のあらゆる領域に遍在している現在、メディアと人間との望ましい関係をデザインしていくためには、その生産と消費の相互作用、専門家と非専門家のコミュニケーションが不可欠である。しかし今日、技術の専門分化(ブラックボックス化)にともない、そうしたコミュニケーション回路は皆無に等しい。そこで、情報技術の専門家と非専門家のあいだを媒介する営みの系譜を「アマチュアリズム」という概念で束ねることを試みている。大きく分けて、(1)日本に科学技術ジャーナリズムやアマチュア無線が出現する1920年代から、情報技術のブラックボックス化が決定的となる60年代まで、(2)専門家共同体の細分化が不可避に進行するなか、ハッカー文化、市民科学、メディアリテラシー運動といった批判的潮流が高まりをみせた1970年代から80年代、(3)コンセンサス会議やサイエンス・カフェ、ワークショップといった方法論によって、専門家と非専門家を媒介し、協働をうながす科学技術コミュニケーションの営みが精錬する1990年代から2000年代。それぞれの時期における営みの意義と課題を歴史社会学的に問い直すことを通じて、これからの情報技術をめぐる専門主義と社会的公共性の交渉の場のあり方を考察するとともに、メディアに対する市民参加の可能性を展望したい。
■研究キーワード
メディア論、メディア技術史、文化社会学、メディアリテラシー、ワークショップ、テレビジョン、無線技術、ケータイ、モバイルメディア、科学技術社会論、アマチュアリズム、グラフィティ 
■研究業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します。)

著書
スクリーン・スタディーズ ーデジタル時代の映像/メディア経験  光岡寿郎・大久保遼[編]  東京大学出版会  45-67  2019/01  978-4130101387
現代文化への社会学 ―90年代と「いま」を比較する  高野光平・加島卓・飯田豊[編]  北樹出版  11-22,43-53,124-135,157-169  2018/11  978-4779305870
ポスト情報メディア論  岡本健・松井広志[編]  ナカニシヤ出版  77-91  2018/09  978-4779512858
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論文
19世紀からポスト真実/識別より「耐える力」重要(佐藤卓己『流言のメディア史』(岩波新書/2019年)書評)  飯田豊  週刊東洋経済  2019年5月18日  2019/05
テレビと「ネット炎上」 ―共振作用で不安や憎悪誘引  飯田豊  民間放送  2019年3月23日, 2  2019/03
メディア表現学を考える ―研究手法の現在  渡部葉子・北野圭介・佐藤知久・飯田豊・三輪眞弘・松井茂  情報科学芸術大学院大学紀要  10, 6-38  2019/03
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研究発表等
オリンピックとメディア技術史  第3回「JOAフォーラム」  2019/03/09
TECHNOLOGY × MEDIA EVENT  通信技術と未来のメディア・イヴェントの発展  2018/10/28
若手研究者からみたメディア研究の課題 ―学会との関わり方を手がかりに  日本マス・コミュニケーション学会(若手ワーキンググループ企画)  2018/10/19
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その他研究活動
勝手にトークひろしま! ―ひろしま人なう!(ラジオ番組)  中国放送(RCC)ラジオ  2019/05/10-2019/05/10
平成の日本美術史 30年総覧  美術手帖(2019年6月号)  2019/05/07-2019/05/07
現代のメディア状況を歴史から照らす3冊  web中公新書「私の好きな中公新書3冊」  2019/03/08-2019/03/08
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科学研究費助成事業
科学研究費助成事業データベースへのリンク

研究高度化推進制度
専門研究員プログラム(旧ポストドクトラルフェロープログラム)   -     仮設映像体験のオーディエンス・エスノグラフィ ―つながりの社会デザインに対する批判的研究   代表   -   2017/04-2018/03   2017     
研究推進プログラム   科研費連動型     メディア技術史におけるアマチュアリズムの思想と実践に関する研究   代表   -   2014/06-2015/03   2014   500,000   
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■教育業績一覧  (上位3件までを表示します。一覧表示では、公開対象の全件を表示します)

担当授業科目
2017  プロジェクトスタディⅡA  演習
2017  応用社会学特殊研究Ⅴ  演習
2017  応用社会学特殊研究Ⅵ  演習
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教育活動
「カルチュラル・トラジェクトリー ―文化/カルチャー/Cultureをめぐる修士論文等報告会」コメンテータ  2015/03-
「大学教育におけるソーシャルメディア利用の課題と展望」立命館大学大学院先端総合学術研究科「メディアデバイスから開く/閉じるパートナーシップ ―ソーシャルメディア・ハラスメント・大学」  2015/02-
中筋直哉・五十嵐泰正編著『よくわかる都市社会学』(ミネルヴァ書房、2013年)に寄稿  2013-
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■関連URL
 飯田豊研究室
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 飯田豊ゼミ
■電話番号
075-466-3077
■Eメールアドレス
■研究分野(ReaD&Researchmap分類)
科学社会学・科学技術史
社会学
思想史