研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2022-07-04 15:34:34）

スズキ　ケンジ
鈴木　健二
SUZUKI Kenji

所属薬学部創薬科学科

職名教授

その他所属
1.	総合科学技術研究機構創薬科学研究センター
2.	薬学研究科
3.	総合科学技術研究機構バイオメディカルエンジニアリング研究センター

学歴
1.	～1986	京都大学薬学研究科薬学専攻博士前期課程修了
2.	1991/03 (学位取得)	大阪大学医学博士
3.	～1984	京都大学薬学部薬学科卒業

職歴
1.	2008/04/01	立命館大学薬学部教授(現在に至る)
2.	2004/04/01 ～ 2008/03/31	立命館大学情報理工学部教授
3.	2003/04/01 ～ 2004/03/31	立命館大学理工学部教授
4.	1999/10/01 ～ 2003/03/31	杏林大学医学部専任講師
5.	1987/04/01 ～ 1999/09/30	日本チバガイギー(株) 国際科学研究所
全件表示（6件）

所属学会
1.		日本生化学会
2.		日本分子生物学会
3.		日本薬学会

研究概要
タンパク質の機能に分子レベルで迫る分子生物学的手法を用いて、酵素の反応機構や細胞内情報伝達系のネットワークを分子レベルで明らかにし、疾患とその治療薬の研究を行う。

現在の専門分野
キーワード：創薬科学, 分子生物学

著書
1.	2018/12	ベインズ・ドミニチャク生化学 │ ,652-658 (共著)
2.	2017/11	My 衛生薬学 │ ,176-203 (共著)
3.	2012/05	生命科学１　生物個体から分子へ │ ,93-100 (共著)
4.	2010/12	キャンベル　ファーレル　生化学（第6版） │ ,629-659 (共著)
5.	2009/09	運動と免疫 │ ,188-189, 351-354 (共著)
全件表示（13件）

論文
1.	2018/08	Insulin-signaling Pathway Regulates the Degradation of Amyloid β-protein via Astrocytes. │ Neuroscience │ 385,227-236 (共著)
2.	2017/01	The σ1 receptor regulates accumulation of GM1 ganglioside-enriched autophagosomes in astrocytes. │ Neuroscience │ 340,176-187 (共著)
3.	2016/07	Biological roles and therapeutic potential of G protein-coupled receptors for free fatty acids and metabolic intermediates. │ J. Phys. Fitness Sports Med. │ 5 (3),213-227 (共著)
4.	2016/02	Simvastatin and atorvastatin facilitates amyloid β-protein degradation in extracellular spaces by increasing neprilysin secretion from astrocytes through activation of MAPK/Erk1/2 pathways. │ Glia │ (共著)
5.	2015/12	Effect of Circadian Rhythm on Clinical and Pathophysiological Conditions and Inflammation. │ Crit. Rev. Immunol. │ 35 (4),261-275 (共著)
全件表示（45件）

学会発表
1.	2021/09/10	STAT3スプライシング調節因子の同定と分子機構の解明． (フォーラム2021 衛生薬学･環境トキシコロジー)
2.	2021/09/10	β-ヒドロキシ酪酸のTGF-β1誘発性上皮間葉転換に対する影響． (フォーラム2021 衛生薬学･環境トキシコロジー)
3.	2020/10/10	PKM2の424番目システイン残基は四量化と酸化ストレス抵抗性に重要である. (日本薬学会近畿支部総会)
4.	2020/10/10	ケトン体によるがん細胞増殖抑制機構の解明. (日本薬学会近畿支部総会)
5.	2020/03/28	STAT3スプライシングアイソフォームの発現割合を制御する化合物の同定． (日本薬学会140年会)
全件表示（50件）

科学研究費助成事業
1.	2015/04 ～ 2017/03	神経変性疾患に対する脂質メディエータの作用機構の解明 │ 基盤研究(C)
2.	2003 ～ 2004	アダプター分子SH2-Bの脂肪細胞におけるインスリン情報伝達系を介した分化の制御 │ 基盤研究(C)
3.	1999 ～ 2001	脂肪細胞における活性酸素の役割と肥満:細胞外SODを中心として │ 基盤研究(B)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2010 ～ 2014	生命科学と情報科学の融合による次世代創薬研究基盤形成 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 文部科学省・私立大学戦略的研究基盤形成支援事業

研究高度化推進制度
1.	2008/04 2010/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：基盤研究肥満と慢性炎症によるインスリン抵抗性発現の分子機構の解明
2.	2007/07 2009/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：基盤研究アダプタータンパク質による脂肪細胞機能の調節

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2010/09 ～ 2011/02	専門科目「環境衛生学」にて、講義に関連したCBT練習問題を作成し、プリントとして受講生に配布した。
2.	2010/04	学部専門科目「衛生化学」にて、定期試験後に成績と解答状況を踏まえた「試験講評」を作成しホームページで公表した。
3.	2010/04 ～ 2010/07	専門科目「衛生化学」にて、講義の内容と関連する薬剤師国家試験問題を取り上げ解説を行った。

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2015/11 ～ 2015/11	高校等の模擬講義：立命館守山高校「理系デモンストレーションデイ」を担当した。
2.	2015/10 ～ 2015/10	高大連携講義：立命館慶祥高校「中2京都研修」を担当した。
3.	2014/06 ～ 2014/06	高校等の模擬講義：薬学部で何を学ぶのか（クスリのプロフェッショナルになるために）(関高校)
4.	2014/06 ～ 2014/06	高校等の模擬講義：薬学部で何を学ぶのか（クスリのプロフェッショナルになるために）（岩田高校）

研究者からのメッセージ
1.	細胞内情報伝達系の理解から、細胞機能の解明、そして創薬へ学生時代に細菌遺伝子の単離(クローニング)を研究課題として与えられたのがきっかけで、分子生物学の世界に足を踏み入れました。当時はまだ現在のように試薬・キット類が整っておらず、多くの反応系が自家製であったことを懐かしく想い出します。その後、製薬会社の基礎研究部門にて昆虫細胞をホスト(宿主)とした蛋白質の発現系を用いて「天然からは十分な量を得ることが困難な酵素タンパク質」を調製し、その反応機構や阻害剤開発の研究に従事しました。また、酵母twohybrid法を用いて、タンパク質間相互作用に着目した細胞内情報伝達系の解析にも取り組んでいます。このように常に新しい技術を積極的に取り入れながら、生命現象の一部分に光を当てるべく研究を行い、さらに創薬へと繋げる形で社会に貢献していきたいと思っています。　京都大学薬学部卒業(1984年)、京都大学大学院薬学研究科修士課程修了(1986年)、大阪大学医学博士(1991年)。

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立命館大学薬学部生体情報制御学研究室