研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2025-11-08 05:13:49）　

ウエシマ　サトシ
上島　智
UESHIMA SATOSHI

所属薬学部薬学科

職名准教授

その他所属
1.	薬学研究科

学歴
1.	1998/04～2002/03	大阪薬科大学薬学部薬学科卒業
2.	2002/04～2004/03	京都薬科大学大学院薬学研究科薬学専攻博士前期課程修了
3.	2006/10～2009/09	岡山大学大学院医歯薬学総合研究科創薬生命科学専攻博士後期課程修了
4.	2009/09 (学位取得)	岡山大学博士 (薬学)

職歴
1.	2004/04 ～ 2011/06	岡山大学病院薬剤部薬剤師
2.	2011/07 ～ 2014/03	京都大学医学部附属病院薬剤部薬剤師
3.	2014/04 ～ 2019/03	立命館大学薬学部助教
4.	2019/04 ～	立命館大学薬学部准教授
5.	2019/10 ～	立命館大学大学院薬学研究科准教授
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委員会・協会等
1.	2015/04 ～ 2018/10	日本TDM学会抗てんかん薬TDM標準化ガイドライン策定委員 (執筆協力者)
2.	2019/04 ～	滋賀県薬剤師会薬学教育委員会委員
3.	2019/12 ～	日本臨床薬理学会社員 (評議員)
4.	2020/10 ～	トランスポーター研究会幹事
5.	2022/06 ～	滋賀県薬剤師会倫理審査委員会委員
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所属学会
1.		日本医療薬学会
2.		日本臨床薬理学会
3.		日本 TDM 学会
4.		日本薬物動態学会
5.		日本薬学会
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資格・免許
1.	2002	薬剤師免許
2.	2010	日本医療薬学会医療薬学専門薬剤師
3.	2012	日本医療薬学会医療薬学指導薬剤師

研究テーマ
1.	個別化薬物療法を指向した薬物動態と薬効に関する速度論的解析

研究概要
個別化薬物療法を指向した薬物動態と薬効に関する速度論的解析薬物の体内動態がその有効性や安全性と密接に関係するという考えに基づいて、薬物動態や薬効・副作用の変動要因を解明し、個々の患者に最適な薬物投与設計法の構築を目指した臨床研究と基礎研究を展開している。現在の主な研究テーマは以下の通りである。 1. ハイリスク薬 (直接作用型経口抗凝固薬など) の薬物動態/薬力学/ゲノム薬理学的解析に基づく薬物療法の個別化に関する研究 2. 生理学的薬物速度論に基づくヒトの薬物動態の定量的予測に関する研究

現在の専門分野
医療系薬学, 応用薬理学 (キーワード：薬物動態学、母集団薬物速度論、PK/PD解析、個別化投与設計、生理学的薬物速度論モデル)

著書
1.	2023/10	これか決め手！　同効薬の使いどころ④CYP3A4を阻害する薬剤を服用中の心房細動患者に対する抗凝固薬は、何を選ぶ？ │ 65,2773-2779頁
2.	2023/10	これか決め手！　同効薬の使いどころ⑤経皮的冠動脈インターベーション (PCI) 後の患者に対する抗血小板薬は、何を選ぶ？ │ 65,2780-2785頁
3.	2020/10	調剤と情報・アドヒアランス、副作用に直結する外用剤の選択と服薬指導　5. 吸入剤 │ 26,2257-2261頁
4.	2019/10	ビタミンK非依存性経口抗凝固薬の個別化投与設計を指向した臨床薬理学的研究 │ 34,-
5.	2018/11	抗てんかん薬TDM標準化ガイドライン2018

論文
1.	2025/07	Pharmacokinetic and pharmacodynamic characterization of remimazolam in older Japanese adults who underwent general anesthesia at early stage of infusion │ Scientific Reports │ 15 (1),24979
2.	2025/06	Population pharmacokinetics and pharmacogenomics of edoxaban in Japanese adults with atrial fibrillation │ Journal of Pharmaceutical Health Care and Sciences │ 11,46
3.	2025	Downregulation of hepatic sulfotransferase 1E1 expression associated with decreased expression of multidrug resistance-associated protein 2 │ Drug Metabolism and Disposition │ in press
4.	2024/05	Association of direct oral anticoagulant and delayed bleeding with pharmacokinetics after endoscopic submucosal dissection │ Gastrointestinal Endoscopy │ 99 (5),721-732頁
5.	2024/05	Pharmacokinetic properties of CYP3A substrate midazolam associated with xenobiotic-mediated CYP induction in inflammation model mice │ BPB Reports │ 7 (3),71-75頁
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学会発表
1.	2025/10	全身性エリテマトーデス患者におけるヒドロキシクロロキンの脂質パラメータへ及ぼす影響（口頭発表，一般）
2.	2025/10	内在性物質による薬物代謝酵素および薬物トランスポーターの遺伝子発現変動（ポスター，一般）
3.	2025/10	排出トランスポーターを介した第Xa 因子阻害薬の薬物相互作用に関する基礎的検討（ポスター，一般）
4.	2025/07	人工心肺施行患者におけるレミマゾラムの母集団薬物動態解析（口頭発表，一般）
5.	2025/07	静脈血栓塞栓症を発症したがん患者における直接経口抗凝固薬エドキサバンのPK/PD解析に関する多施設前向き共同研究（口頭発表，一般）
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その他研究活動
1.	2025/07	学生優秀演題賞 (第41回日本TDM学会・学術大会)
2.	2025/06	優秀演題発表賞 (第8回フレッシャーズ・カンファランス)
3.	2025/06	優秀演題発表賞 (第8回フレッシャーズ・カンファランス)
4.	2023/06	優秀演題発表賞 (第6回フレッシャーズ・カンファランス)
5.	2023/04	学生優秀発表賞（口頭発表の部） (日本薬学会第143年会)
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講師・講演
1.	2025/11	薬物トランスポーターと薬物代謝酵素の機能・発現変動に関わる基礎・臨床研究 (滋賀県立文化産業交流会館)
2.	2024/10	実習での好事例について (滋賀県大津市)
3.	2023/11	アピキサバン内服による出血症状の危険因子に関するゲノム薬理学と薬剤疫学の融合研究 (東京都中央区)
4.	2022/12	抗凝固薬内服者の消化器診療とPharmacogenomicsの重要性 (神奈川県横浜市)
5.	2022/12	薬剤師に必要な医療統計学の基礎 (オンライン)
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受賞学術賞
1.	2023/11	臨床薬理研究振興財団研究大賞
2.	2018/03	立命館大学薬学部若手教員に対する学部長賞
3.	2017/11	日本医療薬学会優秀演題賞
4.	2016/09	日本医療薬学会優秀演題賞
5.	2007/09	日本病院薬剤師会学術奨励賞

科学研究費助成事業
1.	2022/04 ～ 2025/03	第Xa因子阻害薬の個別化薬物療法に向けたファーマコメトリクスと情報科学の融合研究 │ 基盤研究(C)
2.	2019/04 ～ 2022/03	第Xa因子阻害薬の体内動態制御機構の解明と薬物療法最適化への応用 │ 基盤研究(C)
3.	2017/04 ～ 2019/03	直接トロンビン阻害薬による個別化薬物療法を指向した薬効・副作用の変動要因の解明 │ 若手研究(B)
4.	2015/04 ～ 2017/03	第Xa因子阻害薬の薬効・副作用に関する変動要因の解明と個別化抗血栓療法への応用 │ 若手研究(B)
5.	2010/04 ～ 2011/03	肺移植患者における免疫抑制剤の血液中濃度の変動解析に基づく個別投与設計法の確立 │ 奨励研究
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競争的資金等(科研費を除く)
1.	2020/11 ～ 2021/11	ゲノム薬理学と情報科学の融合に基づく直接作用型経口抗凝固薬の個別化薬物療法の確立 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 公益財団法人臨床薬理研究振興財団研究奨励金
2.	2014/11 ～ 2015/10	新規抗凝固薬の薬理ゲノム解析と個別化治療 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 公益財団法人臨床薬理研究振興財団研究奨励金

授業科目
1.	医療情報分析学特論
2.	医療薬学
3.	医療薬学実習A
4.	医療薬学実習B
5.	英語JP1
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教育活動

●教育方法の実践例

1.	2019/09 ～	専門科目「臨床薬剤学A」において、複数の教科書や文献をまとめた講義資料を配布し解説している。また、講義中に薬剤師国家試験の問題演習や小テストを適宜実施することで、受講生が講義に関する知識を定着できる機会を設けている。

●作成した教科書、教材

1.	2018/10	日本TDM学会から「抗てんかん薬TDM標準化ガイドライン」に関する執筆依頼を受けて、バルプロ酸のTDMに関するガイドラインを執筆した。

社会における活動
1.	2015/04 ～ 2018/03	草津市立草津第二小学校学校薬剤師 (草津市より委嘱)

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