研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2022-12-29 15:16:30）

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ヒロノ　ミワ
廣野　美和
HIRONO MIWA

所属グローバル教養学部グローバル教養学科

職名教授

その他所属
1.	国際関係研究科
2.	立命館アジア・日本研究機構アジア・日本研究所
3.	衣笠総合研究機構国際地域研究所

学歴
1.	～2007/07	オーストラリア国立大学国際関係学科国際関係学博士課程修了国際関係学博士 (国際関係学)
2.	～2001/03	慶應義塾大学政治学研究科政治学修士課程修了
3.	～1999/03	慶應義塾大学法学部政治学科卒業

職歴
1.	2018/03 ～ 2019/03	Harvard Kennedy School Ash Center for Democratic Govenance and Innovation (Fulbright Fellowship) Fullbright Fellow, Program on Crisis Management
2.	2009/08 ～ 2009/09	Cabodian Institute for Cooperation and Peace (Visiting Fellowhip) Visiting Fellow
3.	2009/07 ～ 2009/08	北京大学研究員
4.	2009/07 ～ 2009/08	University of Nottingham Ningbo the Institute of International Studies (Visiting Fellowship) Visiting Fellow
5.	2008/09/30 ～ 2015/03/29	RCUK Research Fellow │ University of Nottingham │ Research Councils UK (RCUK), School of Politics and International Relations
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委員会・協会等
1.	2021 ～	The China Quaterly Editorial Board Member
2.	2020 ～	International Relations of the Asia Pacific Executive Editor
3.	2020 ～ 2021	Ritsumeikan International Affairs Head Editor
4.	2019 ～	Ritsumeikan Asia-Japan Journal Editor
5.	2018 ～ 2020	現代中国 (Japan Association For Modern China Studies) Editor
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所属学会
1.		アジア政経学会
2.		グローバルガバナンス学会
3.		国際関係学会
4.		日本現代中国学会
5.		日本国際平和構築協会
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研究テーマ
1.	中国と国際紛争
2.	中国の平和維持活動
3.	平和構築とシミュレーション
4.	東アジアの人道主義文化

研究概要
中国の平和維持活動と人道主義支援：途上国の視点から中国は「責任ある大国」としての役割を果たしているのでしょうか。例えば紛争中の南スーダンで、中国は国連PKO活動や油田開発への大規模投資を行っています。欧米諸国や中国の論者はこれらの活動に賛否両論を唱えますが、現地の人々は、中国の活動に対しどのような認識を抱いているのでしょうか。私の研究では中国のPKO活動と人道援助に注目し、国際関係論で軽視されがちな発展途上国の視点からこの問題に取り組んでいます。

現在の専門分野
国際関係論, 地域研究, 政治学 (キーワード：中国国際関係、中国の平和維持活動及び人道主義支援、中国の市民社会、日中関係)

著書
1.	2021/02	一帯一路は何をもたらしたのか：中国問題と投資のジレンマ │ (共著)
2.	2020/07	社会科学と人文学の対話――『国書がむすぶ外交』総論を素材に │ (共著)
3.	2020/04	よくわかる現代中国政治 │ (共著)
4.	2020	Dealing with China in a Globalized World: Some Concerns and Considerations │ (共著)
5.	2019/03	「戦争と外交」　『教養としての世界史の学び方』 │ ,340-358 (共著)
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論文
1.	2021/08/05	【特集：中国をどう捉えるか】国際社会の中の中国の立ち位置－一帯一路構想をどう考えるか │ 三田評論ONLINE │
2.	2021/06/03	Too Little Coordination, Too Much Charity: EU Support for China's Peacebuilding │ Peace LAB │
3.	2021	Asia and Japan: Perspectives of History – A Symposium Record │ ,72-76頁
4.	2020/11	中国のグローバル化と一帯一路の国内化：特別号への巻頭言 │ 国際地域研究 │ (単著)
5.	2020/10	中国の大国外交への道のり - 国際機関への対応をめぐって │ 現代中国 │ (94),127-132頁
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学会発表
1.	2022/07/31	中国外交における多国間主義と二国間主義：中国は国連をいつ『使う』のか (第40回国連史コロキアム)
2.	2022/06/11	中国による政変後ミャンマーへの関与：不介入原則への意味合い：共通課題『ミャンマー政変と東アジア地域秩序』 (アジア政経学会2022年度春季大会)
3.	2022/05/29	中国の『平和構築』と不介入原則の現実～ミャンマーの事例～ (「アジアにおける保護する責任」研究会)
4.	2022/04/07	Technical Session 3: Localization, Inclusivity, and Science Perspectives: Focusing on Science Advice and Application at the Local Level (2022 Asia Pacific Science and Technology Conference for Disaster Risk Reduction)
5.	2022/03/28	China's Influences in the Making of the Global Security Order: Insider' Perceptions of China's Peacebuilding (International Conference on International Studies Association)
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講師・講演
1.	2022/12/08	China-Japan-South Korea Minilateralism：Let it Simmer on a Back Burner
2.	2022/12/03	Session 1: “Present and Future Direction of China’s Economic Development: Implications for the Economic and Technological Policies of Japan and the ROK”
3.	2022/07/12	Speaker: Dr Monalisa ADHIKARI (Keel University) “Peacebuilding with “Chinese Characteristics”? Insights from China's Engagement in Myanmar's Peace Process
4.	2022/06/16	China’s diplomats are trying to broker peace in foreign conflicts
5.	2022/06/04	第二報告：黄偉軒「GHQ占領期日本政治舞台における『香港背景』と冷戦前期日本の共産圏認識の『香港情報』」
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受賞学術賞
1.	2016	ソロプチミスト財団奈良女性研究者賞受賞 (「アジアにおける現地主導の災害対策・現地主導の災害対策はなぜ成功するのか」)

科学研究費助成事業
1.	2021/04 ～ 2025/03	一帯一路と世界秩序：沿線国の総選挙から見る対中観の変容 │ 基盤研究(C)
2.	2017/04 ～ 2021/03	中国の国際紛争における役割：「不介入主義」の現実 │ 基盤研究(C)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2020 ～ 2022	アジアにおける現地主導の災害管理と人道支援 │ 競争的資金等の外部資金による研究
2.	2018 ～ 2019	‘China’s Peacebuilding and Humanitarian Assistance: International Responsibility from Local Perspectives’ │ 競争的資金等の外部資金による研究
3.	2016/04 ～ 2017/03	中国の国際紛争における新たな役割と行動：不介入原則への発展的取り組み │ 競争的資金等の外部資金による研究

教育活動

●教育に関する発表

1.	2015/08 ～ 2015/08	ＩＲセミナー（附属校生のための特別セミナー）ガイダンス、講義、グループ学習、講評

研究者からのメッセージ
1.	●政府・企業の方々への政策提言・コンサルティング ●「国際社会」における中国の可能性と問題を学ぶ【政府・企業の方々へ】中国の平和維持活動や人道主義支援を研究を通して、政府の関連部門や、途上国で働く関連企業の政策・方針決定にお役に立てればと考えております。これまでは英国政府、欧州委員会、NATO、国連人道問題調整事務所および様々なシンクタンクに対して、研究を通した貢献やコンサルティングをしてきました。ご興味のある方はご一報ください。【学生の方々へ】中国の台頭は、平和構築、人道支援、環境問題等、地球規模の問題に様々な影響力を及ぼしてきました。それらの影響力はいかなる程度のもので、いかなる性質ものものなのかを、グローバルな見地から考えることが、国際関係の将来にとって不可欠です。これまでの研究を元に、また院生の皆さんの多様なバックグラウンドを取り入れながら、一緒に国際社会における中国の可能性と中国が国際社会で直面している問題について探求していきたいと考えています。

ホームページ
「人道主義の文化」研究プロジェクトページ
学術誌特別号『発展する中国の平和維持へのアプローチ』
共著論文　『国際人道秩序の分裂』 (Ethics and International Affairs)
単著　『文明化の使命：中国における国際宗教団体』