研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2025-05-30 12:49:40）　

ミトマ　トシユキ
三笘　利幸
MITOMA Toshiyuki

所属産業社会学部現代社会学科

職名教授

その他所属
1.	社会学研究科

学歴
1.	1995/03 (学位取得)	東京大学大学院修士(学術)
2.	～1998/03	東京大学総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程単位取得満期退学

職歴
1.	2016/04/01 ～	立命館大学産業社会学部教授
2.	2014/04/01 ～ 2016/03/31	九州国際大学経済学部教授
3.	2007/04/01 ～ 2014/03/31	九州国際大学経済学部准教授
4.	2005/04/01 ～ 2007/03/31	九州国際大学経済学部助教授

所属学会
1.		社会思想史学会
2.		日本社会学史学会
3.		日本社会学理論学会
4.		日本サンゴ礁学会

研究テーマ
1.	マックス・ヴェーバーの思想
2.	マックス・ヴェーバーの日本への受容史
3.	沖縄近現代思想史

研究概要
マックス・ヴェーバーの思想研究、ヴェーバーの日本の社会科学への受容史研究および沖縄近現代思想史研究マックス・ヴェーバーの思想について、特に価値自由という方法論を中心に研究を進めてきた。方法論とモノグラフとの往復からヴェーバーの思想を明らかにしたいと考えている。また、それとあわせてヴェーバーの日本の社会科学への受容史についても考察を加えた。この作業とともに、日本が明治維新以来現代に至るまで沖縄に対して振るわれる植民地主義的暴力による包摂と排除の力学を伊波普猷に注目しつつ思想史的に研究している。

現在の専門分野
思想史, 社会学 (キーワード：マックス・ヴェーバー、客観性、価値自由、沖縄、ナショナリズム、帝国主義、植民地主義、包摂／排除)

著書
1.	2016	マックス・ヴェーバー研究の現在（「現代における「価値自由」の意義――「没価値性」を超えて」を執筆） │ ,253-265
2.	2014/10	「価値自由」論の系譜――日本におけるマックス・ヴェーバー研究の一断面
3.	2008/08	日本マックス・ウェーバー論争（「日本における『倫理』受容についての一考察」を執筆） │ ,214-244

論文
1.	2024/09	リチャード・バクスターとは何者か ──『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』における位置づけをめぐって │ 立命館産業社会論集 │
2.	2024	マックス・ヴェーバーの描くベンジャミン・フランクリン――「理念型」としての歴史的叙述を理解する │ 唯物論研究 │
3.	2022/09	「機械的硬直化」する近代人 : 「資本主義の機械的化石化」という解釈から『倫理』論文を解放する—Mechanized Ossification of Modern Men: Freeing Max Weber’s Protestant Ethic Article from the Interpretation of “Mechanized Ossification of Capitalism” │ 立命館産業社会論集 │ 58 (2),37-52頁
4.	2021/03	マックス・ヴェーバーと「近代文化」 : 『倫理』論文は何を問うのか(7) │ 立命館産業社会論集 │ 56 (3),65-84頁
5.	2020/12	マックス・ヴェーバーと「近代文化」 : 『倫理』論文は何を問うのか(6) │ 立命館産業社会論集 │ 56 (3),53-71頁
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学会発表
1.	2023/10/29	伊波普猷研究の新展開：崎濱紗奈『伊波普猷の政治と哲学:日琉同祖論再読』を読む（口頭発表，一般）
2.	2022/01/22	「機械的化石化」をめぐって日本における『倫理』論文受容の問題（口頭発表，一般）

その他研究活動
1.	2021/12/19	「第1コメント」(マックス・ヴェーバーシンポジウム実行委員会『学知の危機とマックス・ヴェーバー ――科学主義と反知性主義を超える』) (オンライン)

科学研究費助成事業
1.	2021/04/01 ～ 2024/03/31	近代日独の社会学説と高等教育との相互作用に関する学際的研究―新発見資料による │ 基盤研究(B)
2.	2019/04 ～ 2022/03	近代日本の「科学」と伊波普猷――科学思想史から「沖縄学」を照射する │ 基盤研究(C)
3.	2018/04 ～ 2021/03	近代日独の社会学説と高等教育をめぐる知的交流の実相に関する歴史社会学的研究 │ 基盤研究(B)
4.	2010/04 ～ 2014/03	伊波普猷の「沖縄学」の可能性――近代日本のナショナリズムを攪乱する思想 │ 基盤研究(C)
5.	2006/04 ～ 2009/03	近代日本における沖縄の包摂と排除--柳田国男と伊波普猷をめぐる思想連鎖 │ 若手研究(B)