研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2025-01-08 18:11:11）　

カメイ　ダイスケ
亀井　大輔
KAMEI Daisuke

所属文学部人間研究学域

職名教授

その他所属
1.	文学研究科
2.	衣笠総合研究機構人文科学研究所
3.	衣笠総合研究機構間文化現象学研究センター

学歴
1.	2003/03 (学位取得)	立命館大学博士(文学）
2.	1998/03 (学位取得)	立命館大学修士（文学）
3.	1996/03 (学位取得)	立命館大学学士(文学）
4.	～1996/03	立命館大学文学部哲学科哲学専攻卒業
5.	～1998/03	立命館大学文学研究科哲学専攻博士前期課程修了
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職歴
1.	2020/04	立命館大学文学部教授
2.	2020/02 ～ 2021/03	国際日本文化研究センター共同研究員
3.	2017/09 ～ 2018/09	パリ西大学ナンテール校客員研究員
4.	2013/04 ～ 2020/03	立命館大学文学部准教授
5.	2011/09 ～ 2012/03	カリフォルニア大学　アーヴァイン校客員研究員
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所属学会
1.		World Phenomenology Institute
2.		日本哲学会、日本倫理学会、日本現象学会、実存思想協会、関西哲学会、関西倫理学会、フッサール研究会、ハイデガー・フォーラム、日本メルロ＝ポンティ・サークル、日本ミシェル・アンリ哲学会、京都生命倫理研究会、立命館大学哲学会

研究テーマ
1.	デリダ思想の形成と展開

研究概要
現代フランスの哲学者ジャック・デリダの思想の解明脱構築の名とともに知られるデリダの思想の形成過程とその展開を解明し、その意義を探究することが研究テーマです。公刊テクストはもちろん、遺稿や講義原稿の読解にもとづく思想の生成過程の研究をおこなっています。これまで、フッサール、レヴィナスといった現象学的な哲学者との関係に着目することによって、デリダ思想の解明を試みてきました。1960年代を中心とするデリダの思想形成の研究の成果は『デリダ　歴史の思考』（法政大学出版局、2019年）にまとめました。現在は、ハイデガーやベンヤミンとの関係に焦点を当てて、デリダ思想の全体像並びにその核心に迫る研究を続けています。 1964-65年のデリダの講義録『ハイデガー　存在の問いと歴史』（白水社、2020年）など、デリダの著作の翻訳にも携わっています。

現在の専門分野
哲学・倫理学 (キーワード：現代フランス哲学　現象学　デリダ　レヴィナス)

著書
1.	2024/05/10	『うつむく眼――二〇世紀フランス思想における視覚の失墜』（新装版） │ (共著)
2.	2023/11/10	『デリダのハイデガー講義を読む』 │ (共著)
3.	2023/03/24	『視覚と間文化性』 │ (共著)
4.	2022/08/30	『ミシェル・アンリ読本』 │ ,220-228頁 (共著)
5.	2022/08/19	『生死（ジャック・デリダ講義録）』 │ ,19-102頁 (共著)
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論文
1.	2024/11/30	テクストの自己伝承─デリダにおける遺産相続の問題─ │ 立命館大学人文科学研究所紀要 │ (140),3-26頁 (単著)
2.	2024/11	九鬼周造与德里达：偶然性与事件（「九鬼周造とデリダ──偶然性と出来事」中国語訳） │ 文化与传播 │ (2024・6) (単著)
3.	2024/10/25	デリダとベンヤミンの脱構築──妥協としての正義── │ 思想 │ (1207),207-222頁 (単著)
4.	2024/03/31	デリダと生物学主義の問い──デリダ『生死』講義を読む │ Suppléments │ (3),89-99頁 (単著)
5.	2024/03/15	計算不可能なものへの知に向けて │ 立命館大学人文科学研究所紀要 │ (138),43-59頁 (単著)
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その他
1.	2024/04/19	マーティン・ジェイ『うつむく眼』新装版の刊行にあたり「訳者あとがき」を公開！ │ 法政大学出版局・別館 │
2.	2023/11/09	ハイデガーとデリダとの関係を解明　『デリダのハイデガー講義を読む』 │
3.	2021/11	A new Way of living, an new World as seen through Phenomenology │ RADIANT Ritsumeikan University Research Report 2021-2022 │ ,22-29頁
4.	2021/04	「現象学」から見通す新しい生き方、新しい世界 │ 立命館大学研究活動報　Radiant Issue#14:QOL │
5.	2020/06/04	デリダの自筆原稿にもとづく講義録　『ハイデガー──存在の問いと歴史』 │ じんぶん堂 │
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学会発表
1.	2024/12/14	デリダとガダマーの「ハイデルベルク会談」（1988）を読む (ガダマー協会第２回大会シンポジウム「「テクスト」の可能性──脱構築と解釈学」)
2.	2024/12/12	九鬼周造『偶然性の問題』第3章・第9節「偶然性の時間性格」の問題 (第２回「日本哲学の脱構築」ワークショップ・九鬼周造『偶然性の問題』を読む──離接的偶然を中心に)
3.	2024/09/13	Deconstructions of Derrida/Benjamin: Justice as Compromise (2024 International conference on Conflicts and Reconciliation: Phenomenology and Human Sciences)
4.	2024/05/19	デリダのハイデガー読解について──『ハイデガー講義』以後の変遷を辿る (第96回関西ハイデガー研究会)
5.	2024/05/10	九鬼周造と哲学的ナショナリズム――〈翻訳〉の視点から (中日の近代哲学・思想の交差とその実践第七回共同研究会)
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科学研究費助成事業
1.	2021/04/01 ～	20世紀フランス思想におけるハイデガーとベンヤミンの受容史の解明 │ 基盤研究(B)
2.	2020/04/01 ～	ジャック・デリダの講義録「責任の問い」の思想史的研究と国際的研究基盤の構築 │ 基盤研究(C)
3.	2014/04 ～ 2019/03	「間文化性の理論的・実践的探求――間文化現象学の新展開」 │ 基盤研究(B)
4.	2014/04 ～ 2017/03	遺稿調査にもとづくジャック・デリダの脱構築思想の生成史の解明 │ 基盤研究(C)
5.	2008/04 ～ 2013/03	多極化する現象学の新世代拠点形成と連動した間文化現象学の研究 │ 基盤研究(B)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2010 ～ 2010	ジャック・デリダの１９７０年代の思想の展開過程の研究 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 若手・スタートアップ

研究高度化推進制度
1.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：専門研究員プログラム種目：- 20世紀フランスにおけるジョルジュ・バタイユを中心としたの系譜学
2.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型ジャック・デリダのヴァルター・ベンヤミン読解の全体的解明
3.	2018/04 2019/03	研究支援制度分類：学術図書出版推進プログラム種目：- デリダ――歴史の思考（仮）
4.	2018/04 2019/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型ジャック・デリダの思想形成におけるヴァルター・ベンヤミンの位置づけの解明
5.	2017/09 2018/09	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- デリダの「痕跡」概念の多角的解明
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授業科目
1.	後期課程特別研究Ⅰ
2.	後期課程特別研究Ⅱ
3.	人間研究入門講義
4.	専門演習Ⅰ
5.	専門演習Ⅱ
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教育活動

●教育方法の実践例

1.	2010/04 ～ 2011/03	「（教）倫理学」において、生命倫理の諸問題について主体的に考えることのできるように、問題提起、複数の意見の提示、小レポートの作成という流れで授業を行なった。

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2016/10 ～ 2016/10	立命館大学土曜講座「「哲学」との新たな出会い――間文化現象学の視座から」において「デリダ『グラマトロジーについて』を読む」（第3181回）を担当。
2.	2015/12 ～ 2015/12	ラボール学園・2015年度秋季京都労働学校講座「哲学の名著を読む―思考することの喜び―」にて授業「デリダの脱構築について考える～デリダ『声と現象』を読む」（2回分）を担当
3.	2015/11 ～ 2015/11	高大連携講義：立命館慶祥高等学校にて文学部高大連携プログラム「人文学入門」の特別講義。
4.	2015/04 ～ 2017/03	2015年度・2016年度教養科目基本担当「人間性と倫理」

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