研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-03-31 13:38:24）

ユウハク　アツシ
祐伯　敦史
YUHAKU Atsushi

所属スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科

職名教授

その他所属
1.	スポーツ健康科学研究科
2.	総合科学技術研究機構スポーツ健康科学総合研究所

学歴
1.	2019/04/01～2022/03/31	関西学院大学大学院言語コミュニケーション文化研究科博士課程修了博士 (言語学)

職歴
1.	2022/04/01 ～	国立国語研究所共同研究プロジェクト共同研究員
2.	2014/09/26 ～ 2015/09/25	メリーランド大学カレッジパーク校　言語学科客員研究員
3.	2010/04	立命館大学スポーツ健康科学部准教授
4.	2009/04/01 ～ 2010/03/31	立命館大学総合理工工学院　生命科学部准教授
5.	2008/04 ～ 2009/03	北陸大学未来創造学部専任講師
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委員会・協会等
1.	2020/04 ～	関西言語学会編集委員
2.	2018/09 ～	ヒト脳イメージング研究会運営委員

所属学会
1.		Society for Neuroscience
2.		関西言語学会
3.		日本言語学会

資格・免許
1.	1998	中学校・高等学校教諭専修免許状外国語 (英語)

研究テーマ
1.	心理言語学の観点からの言語習得に関する調査研究
2.	神経言語学の観点からの言語理解プロセスの分析

研究概要
言語理解・発話プロセスの分析と言語習得に関する心理言語学研究第一言語習得並びに第二言語習得過程に関する調査研究を行ったり、オンラインにおける人間の言語理解・発話のプロセスを視線計測や functional MRI (fMRI) の手法を用いて、分析、研究している。

現在の専門分野
言語学, 日本語学, 英語学, 外国語教育, 神経科学一般 (キーワード：心理言語学、文理解、言語習得、視線計測、機能的核磁気共鳴画像)

論文
1.	2021/06	日本語の尊敬表現の文処理における素性の呼び出しについて │ KLS Selected Papers │ 3,109-122頁 (共著)
2.	2021/05	日本語の尊敬表現の文理解と Cue-based retrieval model │ ことばの科学研究 │ 22,57-74頁 (共著)
3.	2020/02	Similarity-based interference model と日本語の文処理への示唆 │ 言語コミュニケーション文化 │ 17 (1),61-74 (単著)
4.	2019/03	英語補習プログラムへの学習態度が正課英語授業にもたらす長期的な学習効果について－スポーツ健康科学部英語 P0 の取り組み－ │ 立命館高等教育研究 │ 19,183-196 (共著)
5.	2017/11	Mouth rinsing with a carbohydrate solution attenuates exercise-induced decline in executive function │ Journal of the International Society of Sports Nutrition │ 14 (45) (共著)
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学会発表
1.	2023/03/11	Shared Facilitatory Interference in Processing Syntactic and Semantic Features (The 36th Annual Conference on Human Sentence Processing)
2.	2021/11/20	キュー呼び出しモデルにおける干渉効果とキューの卓立性について (日本言語学会第163回大会)
3.	2021/11/07	類似性に基づく干渉と文理解モデル (関西心理言語学研究会第67回ミーティング)
4.	2020/09/26	日本語の尊敬表現の規則について：文完成課題を用いて (2020年度第一回言語コミュニケーション・フォーラム)
5.	2020/06/14	日本語の尊敬表現の文処理における素性の呼び出しについて (関西言語学会第45回大会)
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講師・講演
1.	2023/02/25	言コミで博士論文を提出して―構想、執筆、内容、そして博士号を取得するとは― (関西学院大学)

科学研究費助成事業
1.	2012 ～ 2015/03	高齢者の脳機能低下を予防する：運動およびクレアチン摂取効果 │ 基盤研究(C)

取得特許
1.		ワーキングメモリー改善剤（2015-7001(P2015-7001A)）

研究高度化推進制度
1.	2014/09 2015/09	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 英語母語話者を対象とした神経言語学研究

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2018/04 ～ 2018/07	１回生を対象とした基礎演習「MR 実習」を担当した。大学院生が実施した MR を用いた研究についても紹介し、MR が実際のスポーツ健康科学研究でどのように用いられるのかを示した。
2.	2014/04	英語 P1 の補習プログラムとして、一回生を対象に、反転授業 (flipped learning) を用いた英語 P0 を企画、運営している。
3.	2010/04 ～ 2013/08	スポーツ健康科学研究科で、アカデミックプレゼンテーションI担当した。大学院生に学会での英語プレゼンに必要な英語力の涵養に努めている
4.	2009/04	生命科学部・スポーツ健康科学部「プロジェクト英語」を担当、発信型英語教育を実践している。
5.	2007/04	作成した教科書、教材：　立命館大学 CLA TOEFL 講座 (BKC) の関連教材を作成し、授業で使用している。

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2018/07 ～ 2018/07	立命館大学スポーツ健康科学部が実施した「ひらめき☆ときめきサイエンス：科学と運動と健康のうれしい関係」において、参加者の保護者を対象に「MR施設説明」を実施した
2.	2016/12 ～ 2016/12	「JENESYS2.0」http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/page3_000069.html）における、中国大学生訪日団第29陣とスポーツ健康科学部生の国際交流企画において、コーディネーターを勤めた
3.	2016/07 ～ 2016/07	高大連携講義：立命館守山高等学校において、二年生を対象とした「Global Studies」授業を担当し、スポーツ健康科学分野における国際的な学びや留学プログラムについて講義を行った。
4.	2016/07 ～ 2016/07	立命館大学スポーツ健康科学部が実施した「ひらめき☆ときめきサイエンス」において、「スポーツ健康科学部の学びの特徴：英語学習と留学プログラム」について講義を実施した
5.	2013/07 ～ 2013/07	立命館大学スポーツ健康科学部が実施した「ひらめき☆ときめきサイエンス」において、「脳科学から見たスポーツ健康科学」講座を実施した。
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研究者からのメッセージ
1.	言語この不思議なる存在私たちは、普段何も気を止めずに言葉を理解し発話しています。しかしながらどのようなメカニズムで、私たちが言葉を理解し発話しているかについて、ほとんど分かっていません。また私たちの身の回りでは、大多数の子供達が当たり前のように言葉を身につけていきますが、実際の所どのような過程を経て言葉を身につけていくかは明らかになっていません。一方で、大部分の人間にとっては、思春期を迎えてからの外国語習得が難しいという事実があります。このような非常に興味深い事実を言語を対象に、視線計測を用いて実験しながら、言葉の不思議さに迫ろうとしています。