研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2025-05-12 14:27:28）　

マツダ　リョウゾウ
松田　亮三
MATSUDA Ryozo

所属産業社会学部現代社会学科

職名教授

その他所属
1.	衣笠総合研究機構人間科学研究所
2.	社会学研究科
3.	衣笠総合研究機構地域健康社会学研究センター
4.	衣笠総合研究機構人文科学研究所

学歴
1.	2001/09～2002/07	ロンドン大学 LSHTM & LSE 修士課程修了
2.	1999/03/25 (学位取得)	奈良県立医科大学博士(医学) (衛生学)
3.	1982/04～1988/03	京都大学医学部卒業

職歴
1.	2020/04/01 ～	立命館大学衣笠総合研究機構機構長
2.	2018/04/01 ～ 2021/03/31	立命館大学人間科学研究所所長
3.	2015/09 ～ 2016/01	フランス国立科学センター(CNRS) 客員研究員
4.	2011/04/01 ～ 2015/03/21	立命館大学人間科学研究所所長
5.	2009/04/01 ～ 2011/03/31	立命館大学産業社会学部副学部長
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委員会・協会等
1.	2019/11 ～	長岡京市地域健康福祉推進委員会健康づくり部会委員(会長）
2.	2018 ～	亀岡市健康づくり推進会議委員(会長)
3.	2010 ～	特定非営利活動法人・非営利・協同総研いのちとくらし理事
4.	2015	京都府市町村保健師協議会顧問
5.	2020	長岡京市地域健康福祉推進委員会委員

所属学会
1.	2017/04/01 ～	日本医療福祉政策学会
2.	2021/04/01 ～	∟ 幹事
3.	2017/04/01 ～ 2021/03/21	∟ 会長
4.		社会政策学会
5.		日本公衆衛生学会
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研究テーマ
1.	健康・医療における公平の政策論
2.	比較医療政策

研究概要
公平に配慮した保健・医療・福祉政策社会・経済状態が、健康状態とサービスの利用可能性の両方に影響することをふまえ、公平に配慮した保健・医療・福祉政策のあり方を理論的・実証的に検討している。

現在の専門分野
医療機構・政策研究, 社会福祉学, 公共政策, 政治学 (キーワード：比較医療政策、政策分析、社会疫学、地域保健、健康開発、公平、格差、社会格差、健康政策、医療政策、医療、市場、国際比較)

著書
1.	2020/06	2020 International Health Care Systems Profiles
2.	2020/06	社会的弱者への診療と支援　格差社会アメリカでの臨床実践指針
3.	2020/02	刑事施設の医療をいかに改革するか │ ,375-407
4.	2020/01	The Atlas of Health Inequalities in Japan │ ,161-245
5.	2016/03	社会保障の公私ミックス再論－多様化する私的領域の役割と可能性
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論文
1.	2023/11	医療同等性の徹底に向けて : 欧州の経験からの示唆 │ 刑法雑誌 │ 63 (1),45-56頁
2.	2023/08	人々の多様性と正面から向き合う取り組みを │ 住民と自治 │ (724),4
3.	2023/06	医療の必要の不充足の社会的可視化 : 普遍医療給付の徹底に向けて │ 貧困研究 │ 30,5-13頁
4.	2023/04	「コロナ後」に向けた地方公衆衛生行政の課題 : 地方制度との関わりで │ 季刊自治と分権 │ (91),41-51頁
5.	2021/07/31	ゲノム情報を用いた健康予測サービス : 課題と政策的含意 │ 保健医療社会学論集 │ 32 (1),3-13頁
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学会発表
1.	2025/02/14	Awareness and policy responses to ‘young carers’ in Japan: changes in the last decade （口頭発表，一般）
2.	2024/11/30	極東アジアにおける医療機構―状況把握的なレビュー（口頭発表，一般）
3.	2024/03/02	医療・福祉領域における協同組合―国際的文献からみる(研究)動向― （口頭発表，一般）
4.	2023/07/29	松田亮三「日本における「健康格差」対策―既存の政策パラダイムによる限定」（口頭発表，一般）
5.	2022/10/29	普遍医療給付の徹底に向けた課題医療機構論からの検討（シンポジウム・ワークショップ・パネルディスカッション等）
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その他研究活動
1.	2020/01/10 ～ 2020/04/10	Japan’s Response to the Coronavirus - Now updated (18 May 2020). (Cambridge Core Blog (https://www.cambridge.org/core/blog/2020/04/11/japans-response-to-the-coronavirus-pandemic/))
2.	2020/01/10 ～ 2020/04/10	Japan’s Response to the Coronavirus(11 April 2020). (Cambridge Core Blog (https://www.cambridge.org/core/blog/2020/04/11/japans-response-to-the-coronavirus-pandemic/))
3.	2013/02/13 ～ 2013/02/13	日本の医療を考える (立命館大阪オフィス講座)
4.	2007/10 ～ 2007/12	Addressing the Physician Shortage (Health policy Monitor,October2007.Available at http://www.hpm.org/survey/jp/a10/2)
5.	2007/10 ～ 2007/10	Improving functions of the frail elderly (Health Policy Monitor,October2007.Available at http://www.hpm.org/survey/jp/a10/1)
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科学研究費助成事業
1.	2020/04 ～ 2024/03	多様化する社会における福祉体制の動態―日韓台比較研究を通した理論開発 │ 基盤研究(B)
2.	2015/04 ～ 2018/03	矯正施設における医療・健康・人権の社会的構成に関する比較法政策学的研究 │ 基盤研究(B)
3.	2015/04 ～ 2019/03	多元的な地域特性からみた近隣健康格差とその動態解析 │ 基盤研究(B)
4.	2014/04 ～ 2018/03	変動する社会における社会保障公私ミックスの変容―量質混合方法論による接近 │ 基盤研究(B)
5.	2013/04 ～ 2015/03	社会包摂的医療に向けたアクション研究：「語り」にもとづく実践と政策形成 │ 挑戦的萌芽研究
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競争的資金等(科研費を除く)
1.	2019/06 ～ 2019/07	グローバル化の中での日本福祉モデルの変化と継続（派遣先：The 16th Annual Conference of the East Asian Social Policy Research Network） │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 公益財団法人村田学術振興財団第34回（平成31年度）海外派遣
2.	2007 ～ 2011	生存学 (Ars Vivendi) │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ G-COE 生存学創成拠点

共同・受託研究実績
1.	2010/01 ～ 2010/12	日本における現在の保険政策問題と最近の改革進展 │ 受託研究
2.	2008/04 ～ 2009/03	医療・福祉における地域・住民エンパワメントについての研究
3.	2007/04	国際医療政策・改革モニター
4.	2004/04 ～ 2008/03	医療・福祉における地域・住民エンパワメントについての研究

研究高度化推進制度
1.	2020/09/01 2021/03/31	研究支援制度分類：Withコロナ社会提案公募研究プログラム種目：- よりレジリエントな医療提供体制に向けて―新型コロナ感染症対策の医療システム・政策研究
2.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型刑事収容施設における医療アクセス状況把握?実現可能で有効な接近の開発
3.	2015/09 2016/08	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 福祉国家における医療ー制度と機構の差異に着目した比較分析
4.	2014/10 2015/03	研究支援制度分類：研究の国際化推進プログラム種目：- 多様化する社会における健康・医療の政策・政治：アジアを中心にしたネットワーク構築
5.	2014/04 2015/03	研究支援制度分類：研究の国際化推進プログラム種目：- 日仏医療における地域化：ガバナンス・規制・政治に焦点をあてて
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教育活動

●教育方法の実践例

1.	2020/04 ～ 2020/07	授業理解を促す課題の作成
2.	2018/04 ～ 2018/07	「国際保健医療政策研究」において、課題を毎回課し学生の理解を促した。スライド資料や関連文献の所在を示す資料を作成・配布した。総合的・個別理解のポイントを示す課題・資料を作成し学習を促した。
3.	2017/04 ～	専門演習において、他大学と合同ゼミを行うことで学修研究活動を促す契機にした。
4.	2017/04 ～ 2018/01	専門演習において、研究の手順、計画・構想書様式、論文の執筆要領を作成し、学修が効率的にまた良質に行われるようにした。
5.	2017/04 ～ 2017/07	「国際保健医療政策研究」において、学生の理解を促すために、スライド資料、授業内容のポイントを示す資料を作成・配布した。総合的・個別理解のポイントを示す課題・資料を作成し学習を促した。
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●作成した教科書、教材

1.	2020/04 ～ 2020/07	国際保健医療政策に関するテキストの作成

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2009/04 ～ 2011/03	ゼミにおけるキャリア形成支援として、SWOT分析などを用いた自己分析・交流組織などを実施

社会における活動
1.	2015	京都府市町村保健師協議会顧問
2.	2010	特定非営利活動法人・非営利・協同総研いのちとくらし理事
3.	2006 ～ 2007	地域貢献事業：守山市保健と医療を考える懇話会

研究交流希望テーマ
1.	医療政策・制度の比較研究医療政策・制度の比較研究

研究者からのメッセージ
1.	医療機構・政策研究誰もが必要な医療を利用できる普遍医療機構を作り・維持していくことは、２１世紀の社会が直面している課題です。さまざまなディシプリンの概念や理論を導入しながら、医療機構（ヘルスケア・システム）とそれにかかわる政策・政治を研究しているます。

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医療政策分析