研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-01-19 16:57:12）

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タナカ　サトシ
田中　覚
Tanaka Satoshi

所属情報理工学部情報理工学科

職名教授

その他所属
1.	情報理工学研究科
2.	立命館アジア・日本研究機構アジア・日本研究所
3.	総合科学技術研究機構先端ICTメディカル・ヘルスケア研究センター
4.	衣笠総合研究機構アート・リサーチセンター

学歴
1.		早稲田大学理学博士
2.	～1982	早稲田大学理工学部応用物理学科卒業
3.	～1987	早稲田大学理工学研究科物理学及び応用物理学博士課程修了

職歴
1.	2004/04/01	立命館大学情報理工学部教授
2.	2002/04/01 ～ 2004/03/31	立命館大学理工学部教授
3.	2001/01/01 ～ 2002/03/31	福井大学工学部助教授
4.	1996/03/01 ～ 1999/12/31	福井大学工学部講師
5.	1992/10/01 ～ 1996/02/28	福井大学工学部助手
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委員会・協会等
1.	2020/10/01 ～ 2023/09/30	日本学術会議・ICT時代の文理融合研究を創出する可視化小委員会(第25期) 委員長
2.	2020/10/01 ～ 2023/09/30	日本学術会議(第25期) 連携会員
3.	2021/04/01 ～	立命館大学アジア・日本研究所副所長
4.	2020/04/01	立命館大学・アジア日本研究所運営委員
5.	2019/07 ～ 2019/07	可視化情報学会・第47回可視化情報シンポジウム実行委員会・顧問
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所属学会
1.		Eurographics
2.		アジアシミュレーション学会連合（評議員）
3.		応用数理学会
4.		横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合) (理事)
5.		可視化情報学会（副会長，理事・国際委員長）
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研究テーマ
1.	文化財の可視化とビジュアル解析
2.	科学研究シミュレーションの可視化
3.	複雑曲面の精密可視化
4.	高品質医用可視化

研究概要
有形文化財の３次元計測データの高精細透視可視化 3次元計測で得られる大規模なポイントクラウド型データを分析・利活用するための，超高品質可視化の研究を行っています．とくに，国内外の貴重な有形文化財をデジタル保存したデータの可視化に取り組んでいます．

現在の専門分野
ソフトウェア, マルチメディア・データベース, 高性能計算, 認知科学, 生命・健康・医療情報学, 文化財科学・博物館学 (キーワード：コンピュータグラフィックス，科学研究支援可視化，デジタルヒューマニティーズ，医用可視化)

著書
1.	2018/10	14th International Conference on Systems Simulation, Kitakyushu, Japan, October 26-30, 2014. Proceedings │ (共著)
2.	2018/01	月刊『測量』別冊「地形表現とその周辺」(担当記事：3次元計測データのための正しい奥行き感を持った透視可視化) │ ,53-54 (共著)
3.	2017/09	社会シミュレーション－－世界を『見える化』する │ ,81-94 (共著)
4.	2017/06	Innovation in Medicine and Healthcare 2017 (Proceedings of KES InMed 2017) │ (共著)
5.	2016/06	Innovation in Medicine and Healthcare 2016 (Proceedings of KES InMed 2016) │ (共著)
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論文
1.	2023/02/09	Semantic segmentation for digital archives of Borobudur reliefs based on soft-edge enhanced deep learning │ Remote Sensing │ (共著)
2.	2022/12/23	Improving depth perception using edge highlighting in transparent stereoscopic visualizations of laser-scanned 3D point clouds │ Communications in Computer and Information Science │ 1712,622-631頁 (共著)
3.	2022/12/23	Opacity-gradation-based visualization of vortices for large-scale ocean simulation │ Communications in Computer and Information Science │ 1712,622-631頁 (共著)
4.	2022/01/01	3D reconstruction of Borobudur reliefs from 2D monocular photographs based on soft-edge enhanced deep learning │ ISPRS Journal of Photogrammetry and Remote Sensing │ 183,439-450頁 (共著)
5.	2021/12/10	Integrated high-definition visualization of digital archives for Borobudur Temple │ Remote Sensing │ 13 (24),5024 (共著)
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学会発表
1.	2022/01/05	3次元計測点群の高精細透視可視化のための，確率的ポイントレンダリングとノイズ透明化効果 (第140回数値実験炉研究プロジェクト全体会議)
2.	2021/12/13	ICT 時代の文理融合研究を創出する可視化 (日本学術会議公開シンポジウム・科学的知見の創出に資する可視化分科会(7))
3.	2021/12/10	Stochastic noise reduction for high-quality transparent visualization of 3D scanned point clouds (the 20th Asia Simulation Conference 2021)
4.	2021/12/09	Application of the edge upsampling network to soft-edge regions in a 3D-scanned point cloud (the 20th Asia Simulation Conference 2021)
5.	2021/11/30	世界文化遺産「ボロブドゥール寺院遺跡」の3次元復元と融合可視化 (SPAR2021J 第17回3次元計測フォーラム)
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その他研究活動
1.	2017/04/01 ～ 2018/03/01	3次元計測点群における点密度調整を用いた有形文化財の特徴領域強調 (第1回ビジュアリゼーションワークショップ(東京都市大学，March 2，2018) 優秀賞 (大学院生の部))
2.	2017/04/01 ～ 2017/12/10	デジタルヘルス事例：「臓器を半透明にして病変部を透視、立命館大 --- 手術用シミュレーターへの応用目指す」 (日経デジタルヘルス 2017/12/12)
3.	2017/04/01 ～ 2018/03/01	適応的点削減を用いた確率的ポイントレンダリングによる高精細ポリゴンメッシュの半透明可視化 (第1回ビジュアリゼーションワークショップ(東京都市大学，March 2，2018) 最優秀賞 (学部生の部))

受賞学術賞
1.	2023/01/06	Federation of Asia Simulation Societies (ASIASIM) The 21th Asia Simulation Conference Best Paper Finalist Award (Opacity-Gradation-Based Visualization of Vortices for Large-Scale Ocean Simulation)
2.	2022/05/30	高エネルギー加速器研究機構・高エネルギー加速器科学研究奨励会諏訪賞 (放射線シミュレータ Geant4)
3.	2021/09/11	情報処理学会 [学生の受賞] 第49回可視化情報シンポジウム・アートコンテスト金賞 (不透明度グラデーションを用いた舞鶴赤レンガ倉庫の透視可視化)
4.	2021/05/01	日本シミュレーション学会 [学生の受賞] Student Presentation Award (マルチデータソースを統合したポイントレンダリングに基づく大規模文化遺跡の可視化)
5.	2021/05/01	日本シミュレーション学会 Outstanding Presentation Award (ノイズ透明化による3次元計測点群データ高品質可視化)
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科学研究費助成事業
1.	2021/04/01 ～ 2024/03/31	実世界大規模構造物の形状理解のための，3次元計測ビッグデータの超高精細可視化 │ 基盤研究(A)
2.	2019/10 ～ 2023/03	ノイズロバストな透視可視化に基づく，大規模文化遺跡の３次元計測ビッグデータ活用 │ 国際共同研究加速基金（国際共同研究強化）(B) (キーワード：３次元計測, 可視化, バーチャルリアリティー, デジタルアーカイブ)
3.	2016/04 ～ 2019/03	３次元計測で得られる大規模ポイントクラウドの，透視可視化に基づく立体構造理解 │ 基盤研究(B) (キーワード：ポイントクラウド, ３次元計測, 不透明度勾配, 文化ビッグデータ, 文化ビックデータ, 3次元計測, 透視可視化, 半透明立体視, デジタルアーカイブ, 有形文化財)
4.	2013/04 ～ 2016/03	3次元点群を利用した，大規模計測データの精密な半透明可視化・融合可視化 │ 基盤研究(B)
5.	2010 ～ 2013/03	精度保証された平滑化に基づく微分計算による、医用ボリュームデータの解析・可視化 │ 基盤研究(C)
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競争的資金等(科研費を除く)
1.	2008 ～ 2012	日本文化デジタル・ヒューマニズム拠点 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 文部科学省グローバルCOEプログラム
2.	2005 ～ 2007	実世界における「触感」を提供するボリュームベース臨場感通信に関する研究開発 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 総務省戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)
3.	2003 ～ 2009	高度放射線治療のためのシミュレーション基盤の開発 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 科学技術振興機構(JST) 戦略的基礎研究推進事業（CREST）
4.	2002 ～ 2005	京都アート・エンターティンメント創成研究 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 文部科学省 21世紀COEプログラム

研究高度化推進制度
1.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究所重点研究プログラム種目：- 有形･無形文化財のデジタルドキュメンテーションと利活用のための先端的技術の開発
2.	2018/09 2019/09	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 実測ビッグデータを活用した、アジア歴史文化遺産のデジタルミュージアム研究開発
3.	2018/04 2019/03	研究支援制度分類：研究所重点研究プログラム種目：- 有形・無形文化財のデジタルドキュメンテーションと利活用のための先端的技術の開発
4.	2017/04 2018/03	研究支援制度分類：アジア・日本研究推進プログラム種目：- 実測ビッグデータを活用した、アジア歴史文化遺産のデジタルミュージアム研究開発
5.	2017/04 2018/03	研究支援制度分類：研究所重点研究プログラム種目：- 有形・無形文化財のデジタルドキュメンテーションと利活用のための先端的技術の開発(アート・リサーチセンター)
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教育活動

●教育方法の実践例

1.	2004/04 ～ 2005/03	理工学部情報学科の専門科目「情報学実験III」において画像処理の部分のテキストとサンプルプログラム集を作成

●作成した教科書、教材

1.	2016/04 ～ 2016/07	情報理工学部・メディア情報学科の専門科目「メディア情報学実験１」においてコンピュータグラフィックス用のテキスト（約40ページの冊子）を作成
2.	2016/04 ～ 2016/07	情報理工学部の専門科目「情報理工基礎演習」において技術系文書処理ソフトウェア LaTeX (ラテフ)のテキスト（約30ページの冊子）を作成

●教育に関する発表

1.	2006/06 ～ 2006/06	高大連携推進室主催第4回シンポジウム「高大連携・接続の到達点と今後の展開」(2006年6月24日・立命館大学衣笠キャンパス)における講演「立命館大学附属高校における高大連携授業の試み」

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2017/10 ～ 2017/10	大連理工大学・立命館大学国際情報ソフトウェア学部1回生向けの可視化技術に関する講演
2.	2015/11 ～ 2015/11	高校等の模擬講義：立命館守山高校「理系デモンストレーションデイ」を担当した。
3.	2010/05 ～ 2010/05	科学技術館(東京都千代田区)における市民教育講座を担当．演題：「粒子で描く最新のCG」(2010年5月22日)
4.	2007/04 ～ 2009/03	高大連携講義：京都市立・山城高校における高大連携SPP講座「高校数学から『情報科学』を見る」講義担当．コンピュータ・グラフィックスを利用した数学教育の実践．
5.	2003/04	高大連携講義：立命館高校のスーパー・サイエンス・ハイスクールにおける授業「最先端科学入門」担当．コンピュータ・グラフィックスを利用した数学教育の実践．

研究者からのメッセージ
1.	大規模かつ複雑な３次元構造を分かりやすく見せるCG・可視化ハリウッド映画に代表されるリアルで派手なＣＧも大切ですが、複雑な３次元構造をわかりやすく見せるＣＧ（可視化）も，科学，工学，医学，その他の分野で大切です。それは「可視化」というものが人間の理解を深め，拡大してくれるからです．私はそのような立場から，複雑な曲面や，科学・医学・工学・文化財保存などの諸分野の計測データ，実験データ，シミュレーションデータなどを精密かつ分かりやすく可視化する手法を研究しています。

ホームページ
コンピュータグラフィックス第1研究室

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科研費研究者番号
60251980

researchmap研究者コード
1000020770