研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-03-19 16:55:10）

キム　ウヂャ
金　友子
KIM WOOJA

所属国際関係学部国際関係学科

職名准教授

その他所属
1.	国際関係研究科
2.	衣笠総合研究機構コリア研究センター
3.	衣笠総合研究機構国際言語文化研究所

学歴
1.	～2002/03	近畿大学文芸学研究科国際文化専攻比較文化研究コース修士課程修士（文化学）
2.	～2000/03	関西学院大学社会学部社会学科卒業
3.	～2005/03	立命館大学文学研究科人文総合科学インスティテュート専攻博士後期課程単位取得満期退学

職歴
1.	2016/04/01	立命館大学国際関係学部准教授（現職）

委員会・協会等
1.	2022/06/19 ～	特定非営利活動法人　コリアNGOセンター評議員

所属学会
1.		国際高麗学会
2.	2022/06	∟ 事務局（本部）
3.	2022/06	∟ 理事(日本支部）
4.		日本解放社会学会
5.	2018 ～	∟ 理事
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研究概要
離散朝鮮人の「祖国」意識私の研究課題は在日朝鮮人をはじめとして朝鮮半島から世界各地に離散した朝鮮民族のエスニック／ナショナルアイデンティティと彼等・彼女らの歴史に関するものである。とりわけ、韓国系離散民（国外居住者）と「祖国」との関わり合いに注目して、離散民の民族・国家意識の形成過程を明らかにする研究に取り組んできた。最近は、1960年代から70年代の在日韓国人学生の祖国意識と運動に関する研究を行っている。同時並行して、アイデンティティ・ポリティクスの再評価と複合差別に関する研究を行っている。

著書
1.	2023/01/30	被害と加害のフェミニズム │ (共著)
2.	2022/06/23	比較から近接地帯へ―ー専有された労働と非／人間動物の逃亡 │ 動物のまなざしのもとで―ー種と文化の境界を問い直す │ ,145-178頁 (単著)
3.	2022/03/21	恐怖 │ 中東現代文学選2021 │ ,10-35頁 (単著)
4.	2021/05/30	『レイシズムを考える』（担当箇所：第1章「日常をとりまくレイシズム」） │ ,29-53頁 (共著)
5.	2020/12/18	日常生活に埋め込まれたマイクロアグレッション―ー人種、ジェンダー、性的指向：マイノリティに向けられる無意識の差別 │ (共著)
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論文
1.	2020/06	재일조선인 여성에 대한 일상적이고 미묘한 차별 │ 동방학지 │ 191집 (04),87-114頁 (単著)
2.	2018/07	在日コリアン女性の生きにくさとヘイト・スピーチ-―アプロ第二回在日コリアン女性実態調査の結果から │ 月刊「部落解放」 │ (759),74-82 (単著)
3.	2017/03	本の紹介『われ、大統領を撃てり ――在日韓国人青年文世光と朴正熙狙撃事件』 │ 『ひょうご部落解放』 │ ,88-89 (単著)
4.	2016/03	マイクロアグレッション概念の射程 │ 生存学研究センター報告書［24］堀江有里・山口真紀・大谷通高編『〈抵抗〉としてのフェミニズム』 │ ,105-123 (単著)
5.	2015/03	路上の憎悪と日常の「微細な攻撃」 │ 『図書新聞』 │ 3198,8 (単著)
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学会発表
1.	2023/02/03	在日コリアン2世の民族・学生運動の軌跡：「在日韓国学生同盟」小史 (朝鮮族研究学会・北東アジア学会（関西地域研究会）合同研究会)
2.	2022/12/03	60년대 한일협정 전후 한국국적/조선적을 둘러싼 논란과 현재 (2022통일인문학세계포럼 “해외동포들의 관점에서 본 남북 당국의 해외동포법과 거주국에서의 법적 지위에 관한 역사와 현황, 그리고 과제”)
3.	2022/04/28	Experiences of the Zainichi Women: The Human Rights Situation of Ethnic KoreanResidents Living in Japan (2022 Online Social Justice Symposium)
4.	2022/02/26	실태조사에 나타난 재일조선인 여성의 삶 : 코로나19 팬데믹 상황과 복합적 차별 (2022년도 제2회 국제심포지엄 "일본의 문화 권력과 서벌턴 : 여성(女性) · 예인(藝人) · 죄수(囚人)")
5.	2021/08/27	International Workshop Organizer (The 3rd International Workshop on Hate Speech in Asia and Europe: Pandemic, Fear, and Hate)
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その他研究活動
1.	2020/02/21	2019年度立命館大学大学院先端総合学術研究科パートナーシップ委員会企画　講演「研究の場におけるマイクロアグレッションを考える」 (立命館大学大学院先端総合学術研究科パートナーシップ委員会主催、立命館大学衣笠キャンパス図書館カンファレンスホール)
2.	2019/11/27	「『人権文化の確立』に向けて～外国人差別問題を考える～」 (京都府立亀岡高等学校　教職員人権教育研修会（京都府・亀岡市）)
3.	2019/11/17	「マイクロアグレッション――日常に潜む見えない差別・排除」 (京都府立朱雀高等学校通信制　人権学習会（京都府・京都市）)
4.	2019/11/06	「マイクロアグレッションとは――日常に潜む見えない差別・排除」 (京都府立田辺高等学校、第３回教職員人権教育研修、京都府立田辺高校（京都府京田辺市）)
5.	2019/10/17	在日コリアン女性の生きにくさとマイクロアグレッション (国際人権大学院大学（夜間）の実現をめざす大阪府民会議主催、2019年度プレ講座「社会的マイノリティに向けられるバッシングを考える」第4回、於：大阪市立総合生涯学習センター（大阪市）)
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講師・講演
1.	2023/02/10	マイクロアグレッション：日常生活に埋め込まれた無自覚の差別 (Online)
2.	2022/12/18	マイクロアグレッション―日常に潜む見えない差別― (JICA 中部なごや地球ひろばセミナールーム（愛知県名古屋市）)
3.	2022/11/13	私にもある無意識の偏⾒や差別「マイクロアグレッション」を考える (日本（オンライン）)
4.	2022/09/13	マイクロアグレッション：日常生活に埋め込まれた無自覚の差別 (オンライン)
5.	2022/07/01	『マイクロアグレッション』～日常生活に埋め込まれた無自覚の差別～ (大阪府和泉市)
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科学研究費助成事業
1.	2018/04 ～ 2022/03	離散民の祖国志向の歴史・社会的構築性に関する研究 │ 基盤研究(C)
2.	2013/04 ～ 2017/03	文化・社会運動研究における「アイデンティティの政治」の再文脈化 │ 基盤研究(C)
3.	2011/04 ～ 2014/03	在日朝鮮人学生団体に見る「祖国」意識――１９６０～７０年代を中心に │ 若手研究(B)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2020/04 ～ 2021/03	The 4th International Workshop "Hate Speech in Asia and Europe: A Comparative Study" の開催 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 公益財団法人りそなアジア・オセアニア財団 2020年度国際学術交流助成