研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2025-11-05 10:16:21）　

シマダ　ノブタカ
島田　伸敬
SHIMADA Nobutaka

所属情報理工学部情報理工学科

職名教授

Scopus 論文情報
論文数: 88 Citation: 808 h-index: 14

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その他所属
1.	情報理工学研究科
2.	総合科学技術研究機構ロボティクス研究センター
3.	OIC総合研究機構ものづくり質的研究センター
4.	衣笠総合研究機構環太平洋文明研究センター

学歴
1.		大阪大学博士（工学）
2.	～1992/03	大阪大学工学部電子制御機械工学科卒業
3.	～1994/03	大阪大学工学研究科電子制御機械工学専攻博士前期課程修了
4.	～1997/03	大阪大学工学研究科電子制御機械工学専攻博士後期課程修了

職歴
1.	2011 ～	立命館大学　情報理工学部教授
2.	2004 ～ 2010	立命館大学　情報理工学部助教授・准教授
3.	2002	大阪大学　大学院工学研究科助教授・准教授
4.	1997	大阪大学　大学院工学研究科助手

所属学会
1.		IEEE Computer Society
2.		情報処理学会
3.		人工知能学会
4.		電子情報通信学会
5.		日本ロボット学会

研究テーマ
1.	オペラブルリアリティによる屋内環境における人の行動及びシーン変遷の記録・情報提示
2.	粒状物・食材等柔軟物体のロボットハンドリングのための画像認識技術
3.	観察に基づく人・道具間インタラクションの視覚・触覚統合プロセスモデリング

研究概要
対話能力をもった知能ロボット視、聴、触覚をもったロボットの対話能力が外界認識機能に果たす役割、また対話能力の発現機構の解明を通した対話的知能の創造

現在の専門分野
ロボティクス、知能機械システム, 知能ロボティクス, ヒューマンインタフェース、インタラクション (キーワード：ヒューマンインターフェース, 知能ロボット, 対話知能, コンピュータビジョン)

著書
1.	2010/03	ロボット情報学ハンドブック │ ,342-353

論文
1.	2025/07/16	ROS2-based robot system with quantitative granular food handling using a regression coefficient estimation-based deep learning model │ Advanced Robotics │ 39,1093-1104頁
2.	2023/06/20	MonoIS3DLoc: Simulation to Reality Learning based Monocular Instance Segmentation to 3D Objects Localization from Aerial View │ IEEE Access │ 11,64170-64184頁
3.	2023/04/25	観察に基づく学習における類似物体との自動的な動作共有による未知の操作方法の想起 │ 日本機械学会論文集 │ 89 (920),22-00274
4.	2022/07/20	Triple-Sigmoid Activation Function for Deep Open-Set Recognition │ IEEE Access │ 10,77668-77678頁
5.	2021/08	Non-tactile Thumb Tip Measurement System for Encouraging Rehabilitation After Surgery │ Springer LNCS │ 12836 (1),842-852頁
全件表示（28件）

学会発表
1.	2025/08/01	ジェスチャープロンプトを用いた一般物体検出-事前学習済みオープンボキャブラリ物体検出器の活用- （口頭発表，一般）
2.	2025/08/01	画像に基づくトレンド推定を用いたコンセプトシフト適応付き粒状食材の定量把持（口頭発表，一般）
3.	2025/08/01	顔認識と人物追跡の統合による新規人物の自動登録とRe-ID （口頭発表，一般）
4.	2025/06/05	カメラ内蔵包み込みソフトハンドによる粒状食材把持における食材落下の検知（口頭発表，一般）
5.	2025/06/05	深層学習を用いたラグランジアンの回帰に基づく操作対象の動力学特性モデリング ―単振り子と多段レバーの場合― （口頭発表，一般）
全件表示（287件）

受賞学術賞
1.	2025/03	情報処理学会第87回全国大会　学生奨励賞 (ジェスチャープロンプトを用いた一般物体検出 -事前学習済みオープンボキャブラリ物体検出器の活用-)
2.	2025/03	情報処理学会第87回全国大会　学生奨励賞 (領域分割モデルとSIFT特徴点算出及びその照合の導入によるSORT系追跡モジュールの性能向上)
3.	2024/12/18	計測自動制御学会第25回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2024)　優秀講演賞 (視覚プロンプトを活⽤した視覚⾔語モデルによるロボット動作列⽣成モデリング)
4.	2024/03/05	日本機械学会賞（論文） (観察に基づく学習における類似物体との自動的な動作共有による未知の操作方法の想起)
5.	2021/12/16	IEEE International Conference on Automatic Face and Gesture Recognition 2021 FG2021 Best Poster Award (Generative Adversarial Network for Text-to-Face Synthesis and Manipulation with Pretrained BERT Model)
全件表示（11件）

科学研究費助成事業
1.	2024/04/01 ～ 2027/03/31	時空間視触覚統合モデルと柔軟ハンドを用いた粒状食材把持および変形の量的制御 │ 基盤研究(B) (キーワード：食品把持, 粒状食材, 画像認識, 視触覚統合モデリング, 深層機械学習)
2.	2021/04 ～ 2024/03	指使いの視触覚統合モデルによる柔軟物の加工作業－ハンド表面の分布荷重の統合－ │ 基盤研究(C)
3.	2018/04 ～ 2021/03	指使いの視触覚統合プロセスモデリングに基づく硬軟物操りの創発型制御 │ 基盤研究(B)
4.	2015/04 ～ 2018/03	指使いの自動プロセスモデル解析に基づく緻密手作業のロボットハンド模倣 │ 基盤研究(B)
5.	2012 ～ 2015/03	指使いの観察によるモノの機能分類能力の創発 │ 基盤研究(C)
全件表示（8件）

取得特許
1.		ゴルフスイングの診断方法（特許第5917914号）
2.		ゴルフスイングの診断方法（特許第6218351号）
3.		ゴルフスイングの分析システム、プログラム及び方法（特許第6441570号）
4.		シルエット抽出方法及びシルエット抽出システム（ZL201210556368.7（2017：6：9））
5.		像振れ補正システム、プログラム及び方法（特許第6304619号）
全件表示（11件）

研究高度化推進制度
1.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究成果国際発信プログラム種目：- 日中コンピュータビジョン＆ロボティクスの共同研究
2.	2016/06 2017/03	研究支援制度分類：JSPS特別研究員採択推進プログラム種目：- 深層学習を用いた自動車運転行動情報と動画像情報の統合と活用
3.	2009/04 2010/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：基盤研究操りの時空間的様相の観察と学習に基づく物体と動作の一体的な自動認識
4.	2007/04 2008/03	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 人間・物体間インタラクションの理解に基づく動作と物体の自動認識

授業科目
1.	コンピュータネットワーク
2.	センシング工学
3.	実世界情報演習3
4.	実世界情報実験3
5.	実世界情報実験3
全件表示（19件）

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2020 ～	実世界情報実験３「ROSベースのロボット行動制御」および自習用Ubuntu自動起動SSDの制作と配布
2.	2018/04	実世界情報コース「実世界情報実験１」におけるウェブインタラクティブなオンライン画像処理実験教材の開発と授業実践
3.	2017/06 ～ 2018/03	学部教学用シンクライアントシステム更改における概念設計と運用スキームの構築
4.	2014/10 ～ 2015/03	実験系授業用シンクライアントPCシステムの設計および導入による、授業用PC環境の機動的かつ円滑な更新・整備。
5.	2013/04 ～ 2016/07	知能情報システム創成のヒューマノイドロボットプログラミング課題における、シミュレータと実機のシームレスな連携と自習用OSブートイメージの配布による演習教学改善。
全件表示（8件）

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2016/09 ～ 2016/09	高校等の模擬講義：北海道教育大学附属釧路中学校における特別講演
2.	2015/10 ～ 2015/10	豊橋技術科学大学における「人を見るインターフェース」講義

研究交流希望テーマ
1.	画像に基づく３次元手形状推定技術およびジェスチャインターフェースの開発単眼カメラ画像からリアルタイムに手の形状および関節角度等の３次元パラメータを推定する技術および、それを応用したジェスチャーインターフェースを開発する。 (キーワード)手形状　画像認識　ヒューマンインターフェース (メッセージ)些細なことでもご相談いただけます。いくつかの企業との連携実績もあります。技術相談

研究者からのメッセージ
1.	ロボットの対話能力とフルタイム・ロボットこれまで画像認識の技術を応用した、ジェスチャインターフェースや、手指形状推定といった人体計測の研究を通して、人間を見る機械をテーマにしてきました。認識とは一方的なセンシングではなく、認識される対象とのやり取りの中で動的に機能するものではないかとの考えから、ロボットの対話能力に興味を持ち始めました。ここでの対話とは音声や言葉によるものだけではなく、手で触ってその変化を目でみるようなモードも含まれます。近年ロボットの学習能力の研究が注目されていますが、頑健な認識能力を獲得するには、対話を通した人間や環境との長時間のやり取りが必要と考えています。学習に適した対話能力をもった、動かしっ放しロボットをつくることで、高度な理解力をもった知能を発現させることが夢です。以上の専門研究とは別に、情報ネットワークの運用とセキュリティについて興味があり、技術面だけでなく、法的な側面やマネジメントの方法論についても勉強をしています。趣味は模型作り、電気工作、読書。

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