研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2022-11-09 12:46:08）

サトフカ　ヨシフミ
里深　好文
SATOFUKA Yoshifumi

所属理工学部環境都市工学科

職名教授

その他所属
1.	理工学研究科
2.	立命館アジア・日本研究機構アジア・日本研究所
3.	総合科学技術研究機構防災フロンティア研究センター
4.	衣笠総合研究機構歴史都市防災研究所
5.	ＢＫＣ社系研究機構

学歴
1.	2001/03 (学位取得)	京都大学博士（工学）
2.	～1987/03	京都大学工学部交通土木工学科卒業
3.	～1989/03	京都大学大学院工学研究科交通土木工学専攻修士課程修了

職歴
1.	2007/04 ～ 2008/03	京都大学大学院農学研究科　森林科学専攻准教授
2.	2002/10 ～ 2007/03	京都大学大学院農学研究科　森林科学専攻助教授
3.	1989/04 ～ 2002/09	京都大学防災研究所助手

所属学会
1.		土木学会
2.		砂防学会
3.		日本自然災害学会

研究テーマ
1.	流域のマネジメントに関する研究

研究概要
流域のマネジメントに関する研究流域における水と土砂礫およびその他の物質の循環について，総合的に研究するとともに，人が自然とバランスを取りながら永続的に発展する方法について研究する。１．流域一貫の土砂流出予測に関する研究　２．山地河川の流砂・河床変動に関する研究３．土石流に関する研究４．河川・砂防工学と他分野との融合に関する研究

現在の専門分野
水工水理学, 林学・森林工学 (キーワード：河川工学，砂防工学,土砂水理学,水理学)

著書
1.	2019/03	水理公式集［2018年版］ │ ,255-260,265-266 (共著)
2.	2017/02	豪雨のメカニズムと水害対策 │ ,125-129 (共著)

論文
1.	2022/10	土石流の規模推定に向けた山地渓流の集水領域に関する研究 │ 自然災害科学 │ 41 (特別),141-150頁 (共著)
2.	2022/08	無流水渓流対策における透過型施設の構造に関する基礎的な実験 │ 第11 回土砂災害に関するシンポジウム論文集 │ ,113-118頁 (共著)
3.	2022/07	A study on a risk assessment method to evaluate small-scale sediment inflows on railroad tracks │ Journal of JSCE │ 10,348-367頁 (共著)
4.	2022/01/15	令和3年7月静岡県熱海市で発生した土石流災害 │ 砂防学会誌 │ 74 (5),34-42頁 (共著)
5.	2021/12/20	令和2年7月豪雨によるトラス橋の流失に関する一考察 │ 土木学会論文集B1（水工学） │ 77 (1),136-142頁 (共著)
全件表示（130件）

学会発表
1.	2019/08	Debris-wood capture effect controled by concrete-slit dam under low-gradient flow (37th IAHR World Congress)
2.	2019/06/12	Debris-flow behavior containing fine sediment considering phase shift (Debris-Flow Hazards Mitigation)
3.	2019/06/12	Flume experiment on the influence of particle size distribution on sediment capturing efficiency of open-type steel Sabo dams (Debris-Flow Hazards Mitigation)
4.	2019/06/12	Numerical simulation for evaluationg the phase-shift on fine sediment in stony debris flows (Debris-Flow Hazards Mitigation)
5.	2019/06/12	Steel stakes to capture debris-wood on an impermeable type sabo dam (Debris-Flow Hazards Mitigation)
全件表示（9件）

受賞学術賞
1.	2013/09	Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｓｙｍｐｏｓｉｕｍ　ｏｎ　Ｒｉｖｅｒ　Ｓｅｄｉｍｅｎｔａｔｉｏｎ Excellent Paper Award (Numerical simulation of landslide dam deformation caused by erosion)
2.	2010/05	砂防学会砂防学会賞砂防技術賞 (GUI を実装した土石流一次元シミュレータの開発)
3.	2006/05	砂防学会平成18年度砂防学会賞論文賞 (対象論文「格子型ダムによる土石流の調節に関する数値解析」砂防学会誌 Vol.57, No.6，pp.21-27，2005)

科学研究費助成事業
1.	2018/04 ～ 2020/03	河床変動モデルと斜面崩壊モデルの結合による天然ダム決壊予測手法の開発 │ 基盤研究(B)
2.	2010 ～ 2013/03	災害弱者の視点に立った減災システムと防災ユニバーサルデザインの開発 │ 基盤研究(B)

共同・受託研究実績
1.	2011/01 ～ 2011/03	箱型擁壁のSPH解析による静的および動的解析結果の検証と擁壁控壁改良による効果に関する検討 │ 受託研究

研究高度化推進制度
1.	2017/04 2018/03	研究支援制度分類：アジア・日本研究推進プログラム種目：- 土砂・河川災害減災に向けた日越を中心とするアジア研究拠点の構築

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2008/10	専門科目「河川工学」における「コミュニケーションペーパー」による学生からの授業への要望聴取および授業改善への活用。疑問点等は、次回の授業で回答するなどの学生との意思疎通の実施。
2.	2008/04	専門科目「水理学Ⅰ」における「コミュニケーションペーパー」による学生からの授業への要望聴取および授業改善への活用。疑問点等は、次回の授業で回答するなどの学生との意思疎通の実施。
3.	2008/04	専門科目「水理学Ⅱ」における「コミュニケーションペーパー」による学生からの授業への要望聴取および授業改善への活用。疑問点等は、次回の授業で回答するなどの学生との意思疎通の実施。

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2010/07 ～ 2010/07	本学附属校「立命館守山高等学校」の高校２年生を対象とした水災害に関連する実験の見学会を実施。

研究者からのメッセージ
1.	流域の健全な発展のために何ができるか限られたエリアに多くの人口・資産が集中する我が国においては，安全・快適な生活を実現するためには高度な技術が要求される。流域における水や土砂およびその他の物質の循環を知ることは，人と自然が共生するために必要不可欠である。未だ未解明な現象に対して，一つ一つ謎を解き明かすとともに，流域全体の永続的な発展のために我々が今何ができるのかを考えたい。