研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-02-18 23:16:29）

コイケ　チエコ
小池　千恵子
KOIKE Chieko

所属薬学部創薬科学科

職名教授

その他所属
1.	総合科学技術研究機構システム視覚科学研究センター
2.	薬学研究科

学歴
1.		博士（薬学)

職歴
1.	2015/04/01 ～	総合科学研究機構システム視覚科学研究センターセンター長

委員会・協会等
1.	2019/04 ～ 2019/08	15th Asia-Pacific Conference on Vision (APCV) 2019 実行委員
2.	2018/04 ～ 2018/09	視覚科学フォーラム2018 第22回研究会・シンポジウム実行委員長
3.	2017/04	文部科学省科学技術・学術政策研究所（NISTEP）科学技術予測センター専門調査員
4.	2015/01 ～ 2018/12	視覚科学フォーラム運営委員

所属学会
1.		視覚科学フォーラム
2.		視覚眼科学会（ARVO）
3.		全米神経科学会
4.		日本神経科学会
5.		日本薬学会

研究概要
脊椎動物網膜の発生と機能のシステムズバイオロジー私たちは、毎日の生活における認識や行動の多くを視覚情報に依存しています。中枢神経系に属する網膜は光情報を神経情報に変換する唯一の神経組織です。視覚情報処理は、大脳皮質視覚野で行われることが知られていますが、網膜でまず重要な処理が行われます。

現在の専門分野
神経生理学・神経科学一般, 分子生物学, 細胞生物学, 発生生物学, 生物系薬学, 薬理系薬学 (キーワード：中枢神経系、神経発生、網膜回路、双極細胞、網膜再生　視覚応答)

著書
1.	2015/04	薬学領域の放射科学 │ ,153-165 (共著)
2.	2015/02	生物系薬学　スタンダード薬学シリーズII-4 │ ,300-303 (共著)

論文
1.	2022/11/14	Mathematical analysis of phototransduction reaction parameters in rods and cones │ Scientific Reports │ 12 (1),19529 (共著)
2.	2022/05/17	Ablation of Ctrp9, ligand of adipoR1, and lower number of cone photoreceptors in mouse retina │ IOVS │ 63 (5) (共著)
3.	2021/03/30	Mice with mutations in Trpm1, a gene in the locus of 15q13.3 microdeletion syndrome, display pronounced hyperactivity and decreased anxiety-like behavior. │ Molecular Brain │ 14 (1),61 (共著)
4.	2019/11	Evaluation of critical flicker-fusion frequency measurement methods using a touchscreen-based visual temporal discrimination task in the behaving mouse │ Neuroscience Research │ 148,28-33 (共著)
5.	2019/07	Gene delivery to cone photoreceptors by subretinal injection of rAAV2/6 in the mouse retina. │ Biochem. Biophys. Res. Commun. │ 515 (1),222-227頁 (共著)
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学会発表
1.	2022/03/25	接着分子結合タンパク質欠損マウス網膜の光応答 (日本薬学会第142年会)
2.	2021/11/11	Loss of Trpm1, the gene for the On bipolar cell transduction channel, in 15q13.3 microdeletion syndrome contributes to central behavioral deficits (Neuroscience2021)
3.	2021/07/28	Functional role of STAR RNA binding protein quaking in primary cultured Muller glia (第44回日本神経科学大会/第1回 CJK 国際会議)
4.	2020/03	視覚異常マウスにおける精神疾患様行動の発現機構解析 (日本薬学会第140年会)
5.	2019/10/22	Gene delivery to cone photoreceptors by subretinal injection of rAAV2/6 in the mouse (Neuroscience2019)
全件表示（80件）

その他研究活動
1.	2010	武田科学振興財団研究助成金 (東京)
2.	2002	（財）大阪対ガン協会　ガン研究助成奨励金 (大阪)

講師・講演
1.	2021/11/16	Loss of TRPM1, a cause of congenital stationary night blindness, is associated with abnormal non-visual behaviors in the mouse (Chicago)
2.	2018/11/26	Function of TRPM1 channel in the mouse retina

科学研究費助成事業
1.	2022/10/07 ～ 2027/03/31	色彩を支配する錐体シナプスの構造機能連関と移植シナプス再生機能解析 │ 国際共同研究加速基金（国際共同研究強化）(B)
2.	2012 ～ 2018/03	コントラストを検出する初期視覚系の階層横断的解析と再生医療への戦略的展開 │ 基盤研究(B)
3.	2012 ～ 2015/03	神経シグナルを洗練する網膜回路リファインメント機構の解明 │ 挑戦的萌芽研究
4.	2008 ～ 2011/03	網膜視細胞発生における転写調節機構の解析 │ 基盤研究(C)
5.	2006 ～ 2007	網膜再生に向けた視細胞の分化メカニズムの解析 │ 基盤研究(C)
全件表示（7件）

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2021/03/01 ～ 2023/02/28	視覚再生時代に向けた変性網膜の病的発振現象の解明と制御解析 │ 競争的資金等の外部資金による研究 (キーワード：網膜)
2.	2010 ～ 2011	網膜ON・OFF回路基盤と視覚行動メカニズムおよび視覚情報伝達経路の解析 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 武田科学振興財団　薬学奨励
3.	2010 ～ 2014	網膜回路と視覚応答のシステムダイナミクス解明プロジェクト │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 私立大学戦略的基盤形成事業
4.	2008 ～ 2011	網膜ON ・OFF回路基盤と視覚行動制御メカニズムの解析 (Investigation of the ON-OFF visual transmission pathways in retinal circuits governing visual behavioral responses) │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ （独）科学技術振興機構・さきがけ・生命システムの動作原理と基盤技術

共同・受託研究実績
1.	2022/01/01 ～ 2023/12/31	Nanostructure of the mammalian cone photoreceptor synapse in adult, developing, and in vitro 3D retinas │ 国際共同研究

取得特許
1.		実験動物の視機能評価装置（特許第6409243号）

研究高度化推進制度
1.	2021/04/01 2026/03/31	研究支援制度分類：R-GIRO研究プログラム種目：第4期拠点形成型R-GIRO研究プログラム高齢者社会を豊かにする視覚3C創成プロジェク～細胞（Call）・回路（Circuit）・認知（Cognition）～
2.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型各種動物細胞からの網膜再構築研究
3.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型病態網膜の理解と解析
4.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型網膜機能の最適化メカニズムの解明
5.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型網膜機能解析と制御研究
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教育活動

●教育方法の実践例

1.	2009/04 ～ 2017/03	基礎専門科目「分子細胞生物学１」における「インタラクティブシート」を適宜利用した学生からの授業の感想質問の受付と授業での回答による学生との意思疎通の実施。
2.	2010/10	基礎専門科目「放射線生物学」における「インタラクティブシート」を適宜利用したりセミナースピーカーを含めた交流などを交えた学生との意思疎通の実施。
3.	2017/04	基礎専門科目「細胞生物学」における「インタラクティブシート」を適宜利用した学生からの授業の感想質問の受付と授業での回答による学生との意思疎通の実施。
4.	2017/04	基礎専門科目「分子神経科学」におけるセミナースピーカーを含めた交流などを交えた学生との意思疎通の実施。

●教育に関する発表

1.	2009/04	「文献購読」「応用化学セミナー」「生物工学セミナー」「理工学演習」において、英語の教科書や論文を読み内容を理解し論理的に説明を行うトレーニングを行っている。

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