研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2022-04-10 21:52:24）

リュウ　ケイコウ
劉　慶紅
Ryu Keikoh

所属経営学部経営学科

職名教授

その他所属
1.	経営学研究科
2.	OIC総合研究機構稲盛経営哲学研究センター

学歴
1.	2009/07 (学位取得)	博士(公共経営）

所属学会
1.		日本経営倫理学会
2.		国際ビジネス研究学会
3.		日本労務学会
4.		異文化経営学会
5.		日本広報学会
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資格・免許
1.	2013	経営倫理士
2.	2013	個人情報保護士

研究テーマ
1.	多国籍企業の現地化・社会責任および社会戦略に関する研究、ビジネス・エシックス及びインターナショナル・マネジメントに関する研究

研究概要
多国籍企業の現地化・社会責任および社会戦略に関する研究、ビジネス・エシックス及びインターナショナル・マネジメントに関する研究私はこれまで、公共的価値（パブリックバリュー）の創出をいう新たなコンセプトを、企業の実務に携わると同時に、調査や海外でのフィールドワークを行ってきました。そこから、企業が社会のニーズや問題に取り組むことで公共的価値の創造を図ろうとする動きが見られてきている現代において、パブリックバリュー志向による新たなマネジメントの在り方について研究しています。これからの企業と社会のあり方に関するフレームワークを提示し、企業利益と公共をバランスさせていくことの重要性を考えるとともに、それらをグローバルな視野に入れ研究を進めることで、理論を一般化させていくことを図ります。研究は現在、大きく分けて以下の3つ関係領域に問題意識を持って進めております。 ①公共経営学：近年重要視されてきたBOP(Bottom of the Pyramid)ビジネスや東日本大震災以降に注目を集めたクライシスマネジメントやBCP(Business Continuity Plan)とも密接に関連がある企業の公共性を軸とした企業と社会の関係についての研究をする。 ②国際経営学：多国籍企業の海外進出と現地化経営について、企業の海外進出においては単なる企業の利益追求のみならず、進出先での政治・経済の背景に適した社会戦略の推進の必要があるため、日本企業の中国進出を軸としたNon Marketing戦略がグローバル経営に与える影響についての研究をする。 ③労働人事経済学： HRM(Human Resource Management)とステークホルダーの関係性について、経営と経済の相互に関連し合う領域であるにも関わらず未だ研究されていない、企業の公共性の視点からHRMとステークホルダーがどのように関連し、それが企業と社会にどのようなインパクトを与えるのかを経済学的なアプローチで分析する研究する。

現在の専門分野
応用経済学, 経営学 (キーワード：ビジネス・エシックス、インターナショナル・マネジメント)

著書
1.	2022/03	『ジェロントロジーの理論と実践：ロングライフウェルネス』 │ (共著)
2.	2021/09	Developing University Social Responsibility A Business Ethics Approach to Information Disclosure in Japan │ (単著)
3.	2021/05	『利他之心～稻盛和夫管理哲学研究』（中国語執筆、日本語訳：『利他の心～稲盛和夫経営研究』） │ (単著)
4.	2020/04	The Impact of Organizational Ethical Climate on Organizational Commitment and Job Performance: An Economic Analysis of JFEs in China │ (単著)
5.	2020/04	『経営倫理が経営学の未来を変える～倫理から戦略、そして価値創造へ』 │ (単著)
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論文
1.	2022/01	「非市場戦略」の視点に基づく日系企業の中国社会貢献に関する一考察～欧米企業との比較分析を踏まえて │ 『経営哲学』 │ 18 (2),65-82頁 (単著)
2.	2021/07	Securing Corporate Japan from Chinese Economic Nationalism: The Growing Importance of Social Engagement in the Socialist Market Economy │ International Journal of Business & Management Studies │ 02 (06),47-58頁 (単著)
3.	2019/03	クロースボーダーM&A による人的資源管理に関する一考察: 異文化環境における人的資源管理部門の役割 │ 『早稲田大学トランスナショナルHRM 研究所会報』 │ (10),38-43頁 (単著)
4.	2018/08	An empirical analysis of organizational ethical climate and its impact on organizational commitment in Japanese funded enterprisers doing business in China │ Romanian Journal of Economics │ Volume 46 (Issue 1, 2018),5-39頁 (単著)
5.	2018/08	An empirical analysis of organizational ethical climate and its impact on organizational commitment in Japanese funded enterprisers doing business in China │ Romanian Journal of Economics │ 46 (1),5-39頁 (単著)
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学会発表
1.	2015/06/20	アジアの経営倫理－文化の多様性と経営倫理の普遍化可能性 (2015年度日本経営倫理学会全国研究発表大会)
2.	2015/04/30	Comparison of Information Disclosure in Japan and Chinese Universities. (Japan Society for Business Ethics Study (JABES) Annual Conference(Hosted by Thammasat Business School,Bangkok）)
3.	2014/11/16	Integrated Strategy and Value Creation (第八回中国経済倫理学会全国大会)
4.	2014/09/19	日米中大学情報公開における大学の社会責任に関する比較研究 (『中日学術交流講演会』)
5.	2014/09/17	大学情報公開に関する日中比較研究 (『外国研究者公開講演会』)
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受賞学術賞
1.	2022/03/26	中華人民共和国駐大阪総領事、中華人民共和国留日同学会研究者功労者（人文社会科学領域）
2.	2021/11	国際ビジネス研究学会国際ビジネス研究学会2021年度学会賞（単行本の部）
3.	2021/06	日本経営倫理学会日本経営倫理学会学会賞（水谷雅一賞）
4.	2011/04	The 2010 Emerald/EFMD Outstanding Doctoral Research Awards
5.	2009/07	小野梓記念学術賞
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科学研究費助成事業
1.	2020/04 ～ 2023/03	国際比較の視点に基づく大学ガバナンスに関する理論的・実証的基盤研究 │ 基盤研究(C)
2.	2016/04 ～ 2019/03	大学情報公開の国際比較を通じた大学の社会的責任に関する基盤研究 │ 基盤研究(C)

研究高度化推進制度
1.	2020/04/01 2021/03/31	研究支援制度分類：研究成果国際発信プログラム種目：- AI時代に求められる経営倫理に関する探索的研究―AI倫理とリスクマネジメント
2.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：学術図書出版推進プログラム種目：- 稲盛経営倫理思想研究：利他と責任（仮題）
3.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型国際比較の視点に基づく大学ガバナンスに関する理論的・実証的基盤研究
4.	2018/10 2019/03	研究支援制度分類：研究成果国際発信プログラム種目：- グローバル化時代に求められる大学の社会責任に関する探索的研究
5.	2016/08 2017/03	研究支援制度分類：学術図書出版推進プログラム種目：- Social Responsibility and the University : Comparative Study of University Information Disclosure between China and Japan（仮題）
全件表示（8件）

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2012/04 ～ 2014/03	新任教員FD

●教育に関する発表

1.	2012/10	英語FD

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2014/12 ～ 2014/12	高校等の模擬講義：堀川高校模擬講義