研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-02-07 19:30:36）

ナカガワ　ヨウコ
中川　洋子
NAKAGAWA YOKO

所属共通教育推進機構

職名教授

学歴
1.	～2012/03	広島大学社会科学研究科マネジメント専攻博士後期課程修了博士（マネジメント）

職歴
1.	2013/04/01 ～	立命館大学共通教育推進機構教授
2.	2012/05/01 ～ 2013/03/31	聖カタリナ大学人間健康福祉学部健康福祉マネジメント学科教授
3.	2008/04/01 ～ 2011/04/30	聖カタリナ大学人間健康福祉学部健康福祉マネジメント学科助教授・准教授
4.	2003/04/01 ～ 2008/03/31	聖カタリナ大学社会福祉学部福祉経営学科専任講師

委員会・協会等
1.	2021/06 ～	公益財団法人　電通育英会奨学生選考委員
2.	2021/01 ～	日本キャリア教育学会キャリア・カウンセラー資格認定委員
3.	2020/12 ～	一般社団法人　Future Skills Project 研究会理事
4.	2019/06 ～ 2023/01	一般社団法人　日本キャリア・カウンセリング学会社員
5.	2012/04 ～ 2013/03	広島大学マネジメント研究センター特別研究員
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所属学会
1.		日本労務学会
2.		日本キャリア教育学会
3.		日本経営学会
4.		産業・組織心理学会
5.		日本ビジネス実務学会
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資格・免許
1.	2009/11	MBTI認定ユーザー

研究テーマ
1.	キャリアサービスの提供方法に関する研究：対象者のセグメントによる「サービスの多層化」に着目して
2.	キャリア教育・支援策の教育効果に関する研究：認知的要因に着目して
3.	大学キャリア教育における担当者の専門性と組織マネジメント

研究概要
大学におけるキャリア教育・支援に関する研究大学におけるキャリア教育・支援策は、①予防的・発達的介入を目的としたプロアクティブな取り組みとして効果があるのか、効果があるとすれば、②どのような仕組（キャリアサービス体制）で提供すれば、より効果的・効率的であるのかについて研究している。このような研究に興味を抱いたのは、現行のキャリア支援は，学生の主体性に任せた「選択制」である場合が多く，キャリア支援プログラムや個別相談の機会を準備し，学生が相談に訪れるのを待つという言わば「リアクティブ（対応的・受動的）」な取り組みが主である。これでは，「潜在的にキャリア支援を必要とする層」を見逃してしまう。すなわち、いくら大学側が多様な機会を提供しようとも，単にその機会を主体的に選択しない者のみならず，主体的に関与する意欲があってもどのような機会を選択すれば良いか分からない者や自分の思い込みで極めて偏った機会しか選択しない者まで，多様なタイプの支援の対象外にしてしまう恐れがあるという問題意識からである。具体的には、以下のような内容で研究を進めている。　テーマ１：キャリア支援策の教育効果に関する研究大学のキャリア教育・支援を対象に、認知的要因に着目した予防的・発達的介入（プロアクティブな介入）の可能性とその効果について、実証研究を行っている。テーマ２：キャリアサービスの提供方法に関する研究　現行の大学におけるキャリアサービスの提供方法を、「リアクディブ」から「プロアクティブ」に再構築することを目的に、「対象者のセグメント方法」と「サービスの多層化」の視点から検討している。

現在の専門分野
経営学, 高等教育学 (キーワード：キャリア選択理論，社会的認知理論，キャリア教育，キャリアサービス，MBTIプログラム)

著書
1.	2022/03/31	キャリア・カウンセリングエッセンシャルズ　400 │ (共著)
2.	2014/03	連携による知の創造：社会人大学院の新たな試み │ ,95-97 (共著)
3.	2003/05	ビジネス実務総論 │ ,142-157 (共著)
4.	2001/10	ビジネスインターンシップワークブック │ (共著)

論文
1.	2018/12	全学型キャリア教育科目の実践課題：カリキュラム・マネジメントを手がかりとした考察 │ 京都大学高等教育研究 │ 24 (共著)
2.	2017/03	低年次生向け産学連携型PBL授業の教育効果に関する考察：チーム内評価および企業からのフィードバックが及ぼす影響に着目して │ 広島大学マネジメント学会　『ディスカッションペーパーシリーズ』 │ 2016 (24) (単著)
3.	2016/03	立命館大学のキャリア支援領域におけるピア・サポート：JA活動を「キャリア参入期」の活動と捉えて │ 立命館高等教育研究 │ (16),37-53 (単著)
4.	2012/04	大学におけるキャリア教育の必要性について－高等学校におけるキャリア教育の現状と無業者の関係より検討－ │ 広島大学マネジメント学会　『ディスカッションペーパーシリーズ』 │ 2012-05 (単著)
5.	2012/03	＜翻訳＞D.ブラウン「キャリア発達・選択理論入門：起源・発展・現在の取り組み」 │ 広島大学マネジメント学会　『ディスカッションペーパーシリーズ』 │ 2011-33,1-20 (単著)
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学会発表
1.	2022/11/13	大学におけるキャリア教育科目の新規開講と効果検証：初年次対象「オンキャンパス型インターンシップ」を事例に (第44回　日本キャリア教育学会)
2.	2022/11/13	大学キャリア教育科目のカリキュラム・マネジメントの観点からの類型化の試み (第44回　日本キャリア教育学会)
3.	2022/09/01	A case study on the curriculum development for cooperative education in general education (WACE IRS 2022)
4.	2022/03/17	課題解決型PBL科目の体系化に関する実践的考察 (第28回　大学教育研究フォーラム)
5.	2021/03/17	カリキュラムと組織のマネジメントからキャリア教育を考える (第27回　大学教育研究フォーラム)
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その他研究活動
1.	2019/02/01 ～ 2019/02/01	大学教育における主体性の育成と評価：実践事例１立命館大学 (ベネッセ教育総合研究所，VIEW21臨時増刊号)

講師・講演
1.	2021/02/17	【FD】キャリア教育におけるカリキュラムと組織のマネジメント
2.	2020/09/12	【FD】（一社）FSP講座実践者フォーラム　実践報告：立命館大学での事例
3.	2020/08/26	【SD】産学連携型PBL科目におけるZoomを活用したオンライ授業の実践報告
4.	2019/09	【SD】全学型キャリア教育科目の実践について：「社会と学ぶ課題解決」科目を事例に
5.	2019/09	【SD】大学の立場から見たインターンシップの現状と課題
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科学研究費助成事業
1.	2020/04 ～ 2025/03	大学キャリア教育における担当者の専門性と組織マネジメント │ 基盤研究(C)
2.	2020/04 ～ 2024/03	大学におけるキャリア教育の質保証に向けたカリキュラム・マネジメントのモデルの開発 │ 基盤研究(C)
3.	2014/04 ～ 2017/03	大学におけるプロアクティブなキャリア教育・支援モデル構築に関する研究 │ 基盤研究(C)
4.	2008/04 ～ 2011/03	従業員レベルにおける統合型組織能力育成に関する研究 │ 基盤研究(C)

共同・受託研究実績
1.	2012/04 ～ 2013/03	大学におけるキャリア教育・支援の再構築に関する研究：キャリアサービスのデリバリー論からの検討 │ その他の補助金・助成金 │ 広島大学マネジメント研究センター・プロジェクト研究助成
2.	2008/04 ～ 2009/03	医療・社会福祉分野におけるサービス・マネジメント向上に関する研究 │ その他の補助金・助成金 │ 広島大学産学連携センター「広島大学先端テーマ研究会」
3.	2004/04 ～ 2005/03	障害者の自己実現と企業の就労支援に関する研究 │ その他の補助金・助成金 │ 財団法人倶進会2004年度一般助成
4.	2000/04 ～ 2001/03	インターンシップ教授法に関する共同研究 │ その他の補助金・助成金 │ 2000年度全国･大学短期大学実務教育協会研究助成

研究高度化推進制度
1.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型大学キャリア教育担当者の専門職性や専門性を基盤にした組織マネジメントモデルの構築

教育活動

●作成した教科書、教材

1.	2016/03 ～	「未来を拓く：ようこそ立命館へ」で執筆した（「キャリア」について考える：今できること）において使用するWEB補助教材の作成
2.	2015/03 ～	「未来を拓く：ようこそ立命館へ」にて（「キャリア」について考える：今できること）を執筆

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2013/04 ～	大学院キャリアパス推進室　運営委員
2.	2021/04 ～	立命館大学における人を対象とする研究倫理審査委員会　委員
3.	2015/04 ～ 2020/03	2015年度・2016年度・2017年度・2018年度・2020年度教養科目基本担当「教養ゼミナール」
4.	2013/04 ～ 2014/03	大学単位互換講義：大学コンソーシアム京都において「インターンシップ・プログラムコーディネーター」を担当