研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-03-15 17:04:22）

カツラ　トシヤ
桂　敏也
KATSURA TOSHIYA

所属薬学部薬学科

職名教授

その他所属
1.	薬学研究科

学歴
1.	1993/03 (学位取得)	京都大学博士（薬学）
2.	～1988/03	京都大学薬学部製薬化学科卒業
3.	～1993/03	京都大学大学院薬学研究科薬学専攻博士後期課程修了

職歴
1.	2013/04/01	立命館大学薬学部教授
2.	2007/04/01 ～ 2013/03/31	京都大学医学部附属病院薬剤部准教授兼副薬剤部長
3.	2004/12/01 ～ 2007/03/31	京都大学医学部附属病院薬剤部助教授兼副薬剤部長
4.	2003/01/01 ～ 2004/11/30	京都大学医学部附属病院薬剤部講師
5.	1996/09/01 ～ 2002/12/31	京都大学医学部附属病院薬剤部助手
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委員会・協会等
1.	2022/04/01 ～	日本医療薬学会 Postdoctoral award 選考小委員会委員
2.	2022/04/01 ～	日本医療薬学会日本医療薬学会賞等選考小委員会　副委員長
3.	2020/07 ～ 2022/03/31	日本医療薬学会 JPHCS誌論文賞選考小委員会委員
4.	2020/07 ～ 2022/03/31	日本医療薬学会フレッシャーズ活性化委員会委員
5.	2020/07 ～	日本医療薬学会医療薬学教育委員会委員
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所属学会
1.		American Association of Pharmaceutical Scientists
2.		日本医療薬学会
3.		日本腎臓学会
4.		日本薬学会
5.		日本薬剤学会
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資格・免許
1.	2003	日本医療薬学会指導薬剤師
2.	2002	日本医療薬学会認定薬剤師
3.	1988	薬剤師免許

研究テーマ
1.	薬物の組織移行性と副作用発現に関する研究
2.	薬物トランスポーターの分子・細胞生物学的研究
3.	薬物トランスポーターの機能・発現変動に関する研究

研究概要
薬物体内動態の変動要因の解明と個別化投与設計、医薬品適正使用に関する研究　薬物の体内動態は医薬品の有効性・安全性と密接に関連する。当研究室では、薬物体内動態の規定因子の一つである薬物トランスポーターを中心として研究を進めていく。すなわち、薬物トランスポーターの機能・発現変動と薬物体内動態変動との相関解析や薬物トランスポーターを介した薬物相互作用の機序の解明、薬物トランスポーターを介した薬物の組織集積と副作用発現との関連など、分子レベルから個体レベルまで様々な実験系を駆使して系統的に解析を行い、薬物療法における問題点を解決することで医薬品適正使用に貢献することを目指している。

現在の専門分野
医療系薬学, 応用薬理学, 薬理系薬学, 生物系薬学 (キーワード：薬物トランスポーター、薬物動態、医薬品適正使用、薬物相互作用、個別化医療、極性上皮細胞)

著書
1.	2014/03	医療薬学　第６版第11章　薬物相互作用 │ ,395-411 (単著)

論文
1.	2022/09	Decreased serum copper concentrations by zinc administration in preterm infants with hypozincemia are associated with a lower postmenstrual age: A single-center retrospective observational study. │ YAKUGAKU ZASSHI │ 142 (9),999-1004頁 (共著)
2.	2022/07	Changes in the expression of drug-metabolising enzymes and drug transporters in mice with collagen antibody-induced arthritis. │ Xenobiotica │ 52 (7),758-766頁 (共著)
3.	2021/12	Administration of zinc to preterm infants with hypozincemia does not reduce serum copper concentrations in most cases: A single-center retrospective observational study. │ J. Pharm. Health Care Sci. │ 7 (1),46 (共著)
4.	2021/11	Variation in expression of cytochrome P450 3A isoforms and toxicological effects: Endo- and exogenous substances as regulatory factors and substrates. │ Biol. Pharm. Bull. │ 44 (11),1617-1634頁 (共著)
5.	2019/10	Genetic variants of alcohol‐metabolizing enzymes in Brugada syndrome: Insights into syncope after drinking alcohol. │ J. Arrhythmia │ 35 (5),752-759 (共著)
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学会発表
1.	2023/03/28	カルバマゼピンの自己誘導に対するLPS誘発性炎症の影響 (日本薬学会第143年会)
2.	2023/03/28	四塩化炭素誘発性肝炎モデルマウスにおけるシトクロムP450の発現誘導 (日本薬学会第143年会)
3.	2023/03/28	早期消化器癌患者におけるアピキサバンの薬物動態/ゲノム薬理学的解析 (日本薬学会第143年会)
4.	2023/03/26	In vitroミダゾラム代謝における個々の肝組織中CYP3A5寄与の予測に関する検討 (日本薬学会第143年会)
5.	2022/11/30	JADERを用いたHMG-CoA還元酵素阻害薬による横紋筋融解症の発症リスクに影響を及ぼす併用薬の探索 (第43回日本臨床薬理学会学術総会)
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受賞学術賞
1.	2017/09	日本学術振興会科研費審査委員表彰
2.	2013/10	The Japanese Society for the Study of Xenobiotics DMPK Editors' Award for the Most Excellent Article in 2012 (Impact of genetic variation in breast cancer resistance protein (BCRP/ABCG2) on sunitinib pharmacokinetics.)
3.	2007/10	The Japanese Society for the Study of Xenobiotics DMPK Award for the Most Frequently Cited Review Article in 2003 (Intestinal absorption of drugs mediated by drug transporters: mechanisms and regulation)
4.	2006/11	The Japanese Society for the Study of Xenobiotics DMPK Award for the Most Frequently Downloaded Review Article in 2003 (Intestinal absorption of drugs mediated by drug transporters: mechanisms and regulation.)

科学研究費助成事業
1.	2018/04 ～ 2021/03	ヒト腎臓における薬物尿細管分泌の予測・評価系の構築 │ 基盤研究(C)
2.	2015/04 ～ 2018/03	トランスポーターを介した薬物の組織移行性と毒性発現の統合的解析 │ 基盤研究(C)
3.	2013/04 ～ 2015/03	ヒト腎臓における薬物尿細管分泌を予測しうるin vitro実験系の開発 │ 挑戦的萌芽研究
4.	2011/04 ～ 2013/03	腎排泄型カチオン性小分子の多階層的生体挙動制御解析 │ 新学術領域研究
5.	2011/04 ～ 2014/03	腎薬剤排出系の生理学的・薬物動態学的意義の解明 │ 基盤研究(B)
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競争的資金等(科研費を除く)
1.	2015 ～ 2017/03	第Xa因子阻害薬の薬物動態・薬効の変動要因の解明 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 平成27年度研究助成金
2.	2002 ～ 2003/03	甲状腺疾患時におけるP-糖蛋白質の発現変化と薬物体内動態変動との相関解析 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 財団法人中冨健康科学振興財団平成１４年度（第１５回）研究助成金
3.	1999/07	膜輸送体：薬物送達と薬物標的化における新展望に関する国際会議 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 加藤記念バイオサイエンス研究振興財団・海外派遣助成金
4.	1998 ～ 1999/03	カチオン性薬物の消化管吸収機構の解明 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 京都大学学術研究奨励金

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2014/09	専門科目「薬物動態学」において、複数の教科書をまとめた講義資料および到達度確認問題を適宜配布し、解説している。

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2014/04	薬学共用試験OSCEの実施委員長として実施準備、実施の統括を行っている。
2.	2014/04 ～ 2014/07	薬学部1年次の薬学基礎演習1（早期体験学習）で企業研究所、病院、薬局の見学を調整して実施。