研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-03-01 21:58:22）

ヤマモト　ヒロシ
山本　寛
YAMAMOTO HIROSHI

所属情報理工学部情報理工学科

職名教授

その他所属
1.	総合科学技術研究機構 IoTセキュリティ研究センター
2.	情報理工学研究科

学歴
1.	～2003/03	九州工業大学大学院情報工学研究科情報システム専攻博士前期課程修了
2.	～2006/03	九州工業大学大学院情報工学研究科情報システム専攻博士後期課程修了
3.	2006/03 (学位取得)	九州工業大学博士（情報工学）
4.	～2001/03	九州工業大学情報工学部電子情報工学科飛び級

職歴
1.	2010/04/01 ～ 2015/03/31	長岡技術科学大学助教
2.	2006/04/01 ～ 2010/03/31	株式会社富士通研究所研究員

委員会・協会等
1.	2012/05	電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究専門委員会幹事補佐
2.	2010/05 ～ 2012/05	電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究専門委員会専門委員

所属学会
1.		IEEE
2.		情報処理学会
3.		電子情報通信学会

資格・免許
1.	2000	第二種情報処理技術者試験

研究テーマ
1.	ピアツーピア技術を活用した情報共有・配信システム
2.	移動体を利用した情報転送システム
3.	組込みシステムを中心とした生態・環境観測システム

研究概要
インターネットを中心に据えた新しいネットワークシステムの研究開発:センサネットワーク、スマートフォン/タブレット、組み込みシステム、クラウドコンピューティング、遅延耐性ネットワーク、を利用した応用研究パソコンやスマートフォンだけでなく、センサーやロボット・車両を含む、現実世界の様々な「モノ」をインターネットで繋いで新しいシステムを構築する、IoT (Internet of Things)やWoT(Web of Things)が1つの潮流となっている。本研究室では、「モノ」を「インターネットで繋ぐ」ことで生まれる価値に注目し、実社会が抱える課題を解決できる新しいネットワークシステムの実現を目指した研究開発に取り組んでいる。【研究例1: 組込みシステムを中心とした生態・環境観測システム】センシング機能だけでなく通信機能も備えた組込みシステムと呼ばれる小型・省電力・安価なコンピュータが普及し始めている。この組込みシステムを中心として、豪雪地帯における降雪量のリアルタイム計測や、希少な海鳥の帰巣パターンの計測など、生態・環境観測に役立つネットワークシステムを研究開発している。【研究例2: 飛行体(特にマルチコプター)を利用した情報転送システム】無線による通信機能を備え、飛行経路を自由にプログラミングできる飛行体を中心として、インターネットの敷設が困難な場所でも飛行体がデータを運搬できる、新しい情報転送システムを研究開発しています。飛行体はフィールドを三次元的に移動して障害物を避けることができるため、障害物の多い生態/環境観測のフィールドや大規模災害の被災地での活用が注目されている。

現在の専門分野
情報ネットワーク, ウェブ情報学・サービス情報学, 通信・ネットワーク工学 (キーワード：インターネット、センサネットワーク、スマートフォン/タブレット、組み込みシステム、クラウドコンピューティング、遅延耐性ネットワーク、生態・環境観測)

論文
1.	2020/01	Development and Evaluation of Environmental / Growth Observation Sensor Network System for Aquaponics │ Proceedings on 2020 IEEE International Conference on Consumer Electronics (IEEE ICCE 2020) │ (共著)
2.	2020/01	Highly Reliable IoT Data Management Platform Using Blockchain and Transaction Data Analysis │ Proceedings on 2020 IEEE International Conference on Consumer Electronics (IEEE ICCE 2020) │ (共著)
3.	2019/02	Harmful Wildlife Detection System Utilizing Deep Learning for Radio Wave Sensing on Multiple Frequency Bands │ Proceedings on 2019 International Conference on Artificial Intelligence in Information and Communication (ICAIIC) │ ,62-67 (共著)
4.	2019/02	People Crowd Density Estimation System using Deep Learning for Radio Wave Sensing of Cellular Communication │ Proceedings on 2019 International Conference on Artificial Intelligence in Information and Communication (ICAIIC) │ ,143-148 (共著)
5.	2019/02	Vehicle/Pedestrian Localization System Using Multiple Radio Beacons and Machine Learning for Smart Parking │ Proceedings on 2019 International Conference on Artificial Intelligence in Information and Communication (ICAIIC) │ ,86-91 (共著)
全件表示（16件）

学会発表
1.	2019/12/20	UAVと機械学習を活用した大規模施設管理システムの開発と評価 (信学技報, 電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会)
2.	2019/12/20	全天球カメラを対象とした機械学習を活用した交差点での危険通知システムの開発と評価 (信学技報, 電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会)
3.	2019/11/29	ブロックチェーンを活用した高信頼IoTデータ管理基盤の開発と評価 (信学技報, 電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会)
4.	2019/11/29	循環型農業を支援する複合型センシングシステムの開発と評価 (信学技報, 電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会)
5.	2019/11/29	路線バスを活用した広域センシングシステムの開発と評価 (信学技報, 電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会)
全件表示（54件）

科学研究費助成事業
1.	2019/04 ～ 2021/03	高可用IoT/CPSのためのブロックチェーン連動型ネットワーク制御技術の研究開発 │ 基盤研究(B)
2.	2013/04 ～ 2016/03	飛行体による蓄積運搬型転送を利用した生態及び環境観測システムの研究開発 │ 若手研究(B)
3.	2011/04 ～ 2014/03	環境観測情報ネットワークシステムの研究開発 │ 基盤研究(C)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2013/04 ～ 2015/03	タブレット端末を活用した除雪車運行支援ICT システムの研究開発 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 総務省SCOPE 地域ICT振興型研究開発
2.	2012/10 ～ 2013/10	測距センサーを利用した有害鳥獣の自動検出・威嚇システムの開発 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 科学技術振興機構 A-STEP FS探索タイプ

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立命館大学研究活動報 RADIANT_ISSUE19「地域 / Regional」：IoTで豪雪地帯の安心・安全を支える