研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-10-22 15:08:34）

アキヨシ　メグミ
秋吉　恵
AKIYOSHI MEGUMI

所属共通教育推進機構

職名教授

その他所属
1.	共通教育推進機構

学歴
1.	2009/03 (学位取得)	日本福祉大学博士（開発学）
2.	～2004/03	日本福祉大学大学院国際社会開発研究科国際社会開発専攻博士前期課程修了
3.	～2009/03	日本福祉大学大学院国際社会開発研究科博士後期課程修了
4.	～1991/03	北海道大学獣医学部獣医学科卒業

職歴
1.	2021/04/01 ～	立命館大学共通教育推進機構教授
2.	2016/04/01 ～ 2021/03/31	立命館大学共通教育推進機構准教授
3.	2010/04/01 ～ 2017/03/31	早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター助教 2016~客員准教授
4.	2002/12/01 ～ 2006/04/15	(特活)Health and Management Services プログラムオフィサー
5.	2001/04/01 ～ 2002/06/30	ヤンセンファーマ株式会社臨床開発部前臨床チーム主任
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委員会・協会等
1.	2022/06 ～	特定非営利活動法人パルシック（PARCIC）監事
2.	2020/04 ～	大津市大津市パワーアップ市民活動応援事業審査委員審査委員
3.	2016/06 ～	シャプラニール＝市民による海外協力の会評議委員
4.	2012/06 ～ 2016/05	シャプラニール＝市民による海外協力の会理事
5.	2010/04 ～ 2012/03	国際協力事業団パキスタン国シンド州畜産開発マスタープラン策定プロジェクト国内支援委員

所属学会
1.	2003/11/29 ～	国際開発学会
2.	2015/03 ～	農村計画学会
3.	2016/04 ～	日本サービスラーニングネットワーク
4.	2019/06 ～	∟ 理事
5.	2022/04/01 ～	NPO学会
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資格・免許
1.	1991	獣医師免許

研究テーマ
1.	地域コミュニティにおける社会開発の生成プロセスに関する研究 —NPO・NGOに注目して-
2.	高等教育における地域を基盤とした学習
3.	南アジアの社会開発における複合農業（有畜農業等）の意義

研究概要
人々が自らの手でWell-beingを達成していくプロセスを、地域社会に視点をおいて研究している。地域コミュニティにおける社会開発の生成プロセスに関する研究—NPO・NGOに注目して- 長年に渡り組織経験を積み重ねてきた地域を基盤とした住民組織と異なり、NPOやNGO、社会的企業は、地域の資源を動員し配分する経験に乏しい。これら近年に構築された組織が、地域課題の解決に貢献するプロセスを、地域社会開発の観点から検証する。フィールドワークは、日本および南アジアの農村や地方都市で実施する。高等教育におけるコミュニティー・ベースド・ラーニング地域を基盤とした教育がもたらす学習者の学びと成長と、その受け入れ先である地域の変化を、地域社会開発の視点から明らかにする。大学生の学びと成長に関して、リフレクション・プロセスやそれを促す支援手法について、実習現場および、事前・事後学習における手法の確立を目指す。また、地域の変化の視点としては、上記の地域コミュニティにおける社会開発の生成プロセスに関する研究でのプロセス評価の手法を援用する。南アジアの社会開発における複合農業（有畜農業等）の意義南アジアで社会的排除の対象となりがちな人々が、生計を得て農村での生活を向上させるための社会開発のありようを考える。生計手段として、複合農業における畜産に注目する。

現在の専門分野
農業社会構造, その他（社会開発）, 高等教育学, 社会学 (キーワード：社会開発、住民組織、コミュニティ・ベースド・ラーニング、社会・開発農学(農漁村開発)、南アジア、農村女性、NPO・NGO)

著書
1.	2022/10/20	「正解のない問いを受け入れる力を培うボランティア活動」『学生の心に火を灯す早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター20年の挑戦』 │ ,101-123頁 (単著)
2.	2019/04	リフレクションハンドブック－深い学びと出会うためにー │ (共著)
3.	2018/04	『体験の言語化実践ガイドブック』 │ ,1-84 (共著)
4.	2016/03	『箱崎半島から見えた未来- 震災ボランティアの５年間—』 │ ,1-p144 (共著)
5.	2016	「感情を気づきの起点として、体験を言語化する」『体験の言語化』 │ ,132-139 (共著)
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論文
1.	2023/03	大学生の地域活動は地域に何かをもたらし得るのか？－活動に関わるアクター間の関係性からの考察－ │ ボランティア学研究 │ 23,1-12頁 (共著)
2.	2022/03	海外体験学習における第3の道：オンライン実践－コロナ禍で実施されたNGOとの協働事例から－ │ 立命館高等教育研究 │ 22,37-54頁 (共著)
3.	2022/03	経験学習型教育における「書くこと」を通じた学生の学び― 立命館大学サービス・ラーニング科目におけるリフレクティヴ・ライティング ― │ 立命館高等教育研究 │ (22),85-98頁 (共著)
4.	2022/03	南アジアの困窮世帯のコロナ禍での食料不安軽減における社会関係資本の役割 │ 立命館国際地域研究 │ 54,1-17頁 (単著)
5.	2021/02	コロナ禍における大学教育 ―サービス・ラーニングなど地域活動を伴う教育手法への影響とこれからー │ ふくしと教育 │ (30),26-29頁 (単著)
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学会発表
1.	2022/06/01	コロナ禍での食料不安軽減における社会関係資本の役割：南アジアと日本の困窮世帯への取り組みから (NPO学会第24研究大会)
2.	2022/05/22	「大学の事例に学ぶコミュニティ・エンゲージメントの視点から」 (日本サービスラーニングネットワーク全国フォーラム　シンポジウム「パートナーシップに基づきサービス・ラーニングをどのように実践すべきか？　〜SOFARモデルを参照にして〜」)
3.	2022/02/19	大学生の地域活動は地域に何かをもたらし得るのか？：活動に関わるステークホルダー間の関係性からの考察 (国際ボランティア学会第23回大会)
4.	2021/03/17	市民とつながる海外体験学習 ―オンライン実践からこれからの体験学習を考える― (第27回大学教育研究フォーラム)
5.	2020/12/06	農村貧困家庭による資源の地域内循環 ―インドグジャラート州における家畜取引調査から― (国際開発学会第31回全国大会)
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講師・講演
1.	2022/11/25	『地域を基盤にした学習』と教養知―OECDコンピテンシーの議論を参考にー
2.	2022/09/08	Community Based Learningを地域社会開発の視点で考える
3.	2021/03/23	地域活動を通した大学生の学びにおける“俯瞰する” 意義と方法～リフレクション・ハンドブックを活用する～ (宇都宮大学　オンライン開催)
4.	2019/09/02	地域活動を成長につなげるために〜体験を言葉にし、自己を社会に位置付ける〜 (新潟大学)
5.	2014/07	インド体験実習科目におけるICT活用の意義～ワークショップを交えて～ (早稲田大学)
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受賞学術賞
1.	2022/09	NPO学会研究大会優秀発表賞　NPO学会第24回研究大会 (コロナ禍での食料不安軽減における社会関係資本の役割：南アジアと日本の困窮世帯への取り組みから)
2.	2009/10	若手優秀論文賞　国際地域開発学会 (貧困農家のリスク管理に果たす酪農協同組合の役割-インド・グジャラート州の地域社会からの検討－)

科学研究費助成事業
1.	2021/07/09 ～ 2024/03/31	初等中等高等教育におけるパートナーシップに基づくサービスラーニングの実装化 │ その他 (キーワード：パートナーシップ, サービスラーニング, 初等中等高等教育)
2.	2020/04/01 ～ 2023/03/31	教養知とその形成―その比較分析と教養教育の類型化の実践的検証 │ 基盤研究(C)
3.	2018/06/29 ～ 2022/03/31	地域の「受援力」概念構築と応用可能性に関する総合的研究 │ その他
4.	2018/04/01 ～ 2023/03/31	市民性涵養の関係性モデルを軸とした地域参加学習カリキュラムと教授法の開発 │ 基盤研究(C)
5.	2014/04 ～ 2017/03	貧困層による乳用家畜獲得プロセスの研究ーインド農村における貧困削減の糸口ー │ 基盤研究(C)
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競争的資金等(科研費を除く)
1.	2012/04 ～ 2013/03	耕作放棄地を“自然との共生の在り方”を学ぶ場とするロールモデルの作成　ほか │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ W-Bridge研究助成
2.	2011/04 ～ 2012/03	インド農村女性とICT │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 早稲田大学特定課題研究助成
3.	2010/04 ～ 2012/03	農林業体験を通じた若者への環境問題提起～食行動変容からの検証～ │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ W-Bridge研究助成
4.	2004/04 ～ 2005/03	住民主体の農村生活改善におけるＮＧＯの役割－インドの女性小規模酪農協同組合の事例研究－ │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ トヨタ財団研究助成

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2015/04	早稲田大学　第3回e-Teaching Award　事例「オンラインストレージで情報を共有し、体験実習で思考が変化する過程を記録する」http://www.quon.asia/yomimono/waseda/GP/2015/03/03/5465.php
2.	2011/04 ～ 2017/03	早稲田大学GEC科目「農山村体験実習」を担当。福井の農村での実習引率と、そこでの調査に関わる事前準備および実習後の振り返りを実施。
3.	2010/04 ～ 2016/03	早稲田大学GEC科目「インド白い革命から学ぶ途上国の農村開発」を担当。半年間の座学による準備を経て、インド実習及び帰国後の振り返りにより、途上国における社会問題を自分ごととして考える授業を実施。
4.	2010/04 ～ 2016/03	早稲田大学「ボランティア論－体験の言語化」（2014年度より「体験の言語化—世界と自分—」自らのボランティア等での体験をワークショップを通じてふりかえり、社会課題を自分ごととして捉えるための授業を実施

●作成した教科書、教材

1.	2011/03	早稲田大学グローバルエディケーション科目農山村体験実習　教科書『書を持って農村へ行こう－早稲田発・農山村体験実習－』の第5章「学生，田舎のヒロインと出会う－6次産業の起点＝福井県三国－」p131-159を担当

●教育に関する発表

1.	2017/03	国立青少年教育振興機構主催の「第５回学生ボランティアと支援者が集う全国研究交流集会」運営委員。支援者全体会シンポジウム「地域に学び、地域に生きる～学ぶ意欲に灯をつける～」にて講演
2.	2014/07	早稲田大学　第2回DCC産学交流フォーラム「インド体験実習科目におけるＩＣＴ活用の意義」講演＆ワークショップファシリテーター
3.	2012/05	WASEDA　Vision 150 シンポジウム『教養教育を考える』講演「グローバルリーダーを育てるWAVOCの教育～インド農村での体験学習科目を事例として～」講演
4.	2012/03	福井大学教職大学院シンポジウム『省察するコミュニティ』講演「地域とかかわり、生き方を紡ぐ～WAVOC学生プロジェクトにおける取り組み～」講演
5.	2011/05	早稲田大学ボランティアセンター主催　春のボランティアフェア　パネルディスカッション「なにみてる？東日本大震災を通して大学生がみた社会」コーディネーター
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●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2017/12	立命館大学の課外自主活動団体350団体の代表564名に対して、課外活動における主体性発揮の支援の一環として組織活動支援ワークショップを実施。