研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-05-29 15:48:31）

ソウダ　サトシ
惣田　訓
SODA SATOSHI

所属理工学部環境都市工学科

職名教授

その他所属
1.	理工学研究科

学歴
1.	1999/06 (学位取得)	大阪大学博士（工学）
2.	～1995/03	大阪大学工学部環境工学科卒業
3.	～1997/03	大阪大学大学院工学　研究科環境工学専攻博士前期課程修了
4.	～1999/06	大阪大学大学院工学　研究科環境工学専攻博士後期課程修了

職歴
1.	2017/04/01	立命館大学理工学部教授
2.	2008/06/01 ～ 2017/03/31	大阪大学大学院工学研究科准教授
3.	2005/06/01 ～ 2008/05/31	大阪大学大学院工学研究科講師
4.	1999/10/01 ～ 2005/05/31	大阪大学大学院工学研究科助手

委員会・協会等
1.	2023/04/01 ～ 2025/03/31	土木学会調査研究部門環境工学委員会委員
2.	2023/03/01 ～ 2026/02/28	滋賀県環境影響評価委員会委員副委員長
3.	2023/03/01 ～ 2025/02/28	大阪府大阪港湾局企業誘致審議会委員
4.	2023/03/01 ～ 2025/12/31	日本水処理生物学会評議員
5.	2022/09/01 ～ 2024/08/31	大阪府環境影響評価審査会委員
全件表示（37件）

所属学会
1.		環境技術学会
2.		国際水協会
3.		生物工学会
4.		土木学会
5.		日本下水道協会
全件表示（7件）

資格・免許
1.	2017	危険物取扱者乙種4類

研究テーマ
1.	人工湿地を用いた廃水処理とバイオマス生産
2.	持続可能な廃水処理プロセスの開発のための環境影響評価
3.	生物学的廃水処理プロセスのデザインと制御

研究概要
微生物・植物を用いた廃水処理と資源回収微生物と植物を用いた廃水処理と資源回収技術の開発を行う。 (1) 生物学的廃水処理プロセスのデザインと制御廃水からの難分解性化学物質や毒性物質の除去を目的とし、バイオリアクターのデザイン・制御や遺伝子解析、数理モデルなど、多様なアプローチで研究を行う。 (2) 人工湿地を用いた廃水処理とバイオマス生産東南アジアなどの廃棄物処分場の浸出水処理を目的とした人工湿地に関する研究を行う。同時に植物バイオマスを燃料や材料に利用を目指す。 (3) 持続可能な廃水処理プロセスの開発のための環境影響評価省エネルギー型、エネルギー生産型の技術を導入し、持続可能な廃水処理システムの開発と評価方法を研究する。

現在の専門分野
環境動態解析, 環境技術・環境負荷低減, 環境モデリング・保全修復技術, 土木環境システム (キーワード：下廃水処理、微生物、植物、汚泥処理、資源回収)

著書
1.	2023/03/20	第13章　環境都市工学分野における留学生の短期研修プログラム │ 太田亨、安龍沫、村岡貴子、門倉正美　編：日本で学ぶ理工系留学生 │ ,235-250頁 (共著)
2.	2021/04/05	河川湖沼での水域浄化技術 │ 水環境の事典 │ ,298-299頁 (共著)
3.	2021/04/05	水域の浄化や修復のための仕組み │ 水環境の事典 │ ,248-249頁 (共著)
4.	2017/09	Bioremediation of Selenium Contaminated Wastewater │ ,57-74 (共著)
5.	2017/07	工学生のための基礎生態学 │ (共著)

論文
1.	2023/03/23	Classification of mine drainages in Japan based on water quality: Consideration for constructed wetland treatments │ Water │ 15 (7),1258 (共著)
2.	2023/01/10	ベトナムで考える社会的リンク論 │ 立命館大学アジア・日本研究所Asia Map │ (単著)
3.	2022/11/20	散水ろ床フォトリアクターによる合成廃水の処理：有機物除去と硝化への水理学的滞留時間の影響 │ 環境技術 │ 51 (6),308-315頁 (共著)
4.	2022/11/20	書評『現代アジアと環境問題-多様性とダイナミズム-』 │ 環境技術 │ 51 (6),343 (単著)
5.	2022/10/21	Decolorization and biodegradability enhancement of synthetic batik wastewater containing Reactive Black 5 and Reactive Orange 16 by ozonation │ 14 (3330) (共著)
全件表示（56件）

学会発表
1.	2023/03/16	LC/MS/MS を用いた河川水からのレチノイド測定の試み (第57回日本水環境学会年会講演集, p.257.)
2.	2023/03/16	アマモの発芽と成長に対する下水から回収したMAPの施肥試験 (第57回日本水環境学会年会講演集, p.545.)
3.	2023/03/16	平野川底質改善実証実験における底質細菌叢の変化 (第57回日本水環境学会年会講演集, p.442.)
4.	2023/03/15	Greywater treatment by using trickling filters and constructed wetlands planted with edible plants (Proc. of the 57th Ann. Conf. JSWE 2023, p.40.)
5.	2023/03/15	Isolation and characterization of a halotolerant Desulfovibrio sp. strain NSLLH1b isolated from Nam Son landfill leachate, Vietnam (Proc. of the 57th Ann. Conf. JSWE 2023, p.132.)
全件表示（143件）

その他研究活動
1.	2022/07/10	（指導学生）Water Environment Technology Conference 2022, Excellent Presentation Award (WET 2022 online)
2.	2021/12/04 ～ 2021/12/05	（指導学生）Best Poster Presentation Award (Vietnamese Academic Network in Japan Conference 2021 On line)
3.	2021/10/30 ～ 2021/10/30	（指導学生）日本水処理学会第57回大会ベストプレゼンテーション賞 (神奈川大会オンライン)
4.	2021/10/30 ～ 2021/10/30	（指導学生）日本水処理学会第57回大会ベストプレゼンテーション賞 (神奈川大会オンライン)
5.	2021/05/23	（指導学生）2021 年度土木学会関西支部年次学術講演会優秀発表賞 (京都大学オンライン)
全件表示（11件）

講師・講演
1.	2023/02/24	Evaluation of tetracycline and nutrient removal potential of duckweeds in lab-scale cultivation for swine wastewater treatment
2.	2022/10/12	【SDGs を考える】下水処理場の将来ビジョン－都市の水環境を守るインフラの可能性
3.	2022/05/17	微生物・植物を用いた水質浄化と資源回収 (大阪科学技術センター)

受賞学術賞
1.	2021/12/20	Master's Program in Environmental Engineering, Vietnam Japan University Best Poster Award - Third Place, The First Vietnam Symposium on Environmental Science and Technology
2.	2019/11	IANAS2019 Organizing Committee Fourth International Anammox Symposium Plenary Presentation Award
3.	2019/11	日本水処理生物学会第22回日本水処理生物学会学会賞
4.	2018/07	Japan Society on Water Environment The WET Excellent Presentation Award 2018

科学研究費助成事業
1.	2022/04/01 ～ 2023/03/31	海水・淡水Anammox混合培養系の部分亜硝酸化-Anammox-脱窒法への展開 │ 基盤研究(B)
2.	2017/04 ～ 2019/03	従属栄養脱窒とAnammoxを組み合わせた都市下水からの窒素除去プロセスの開発 │ 基盤研究(B)
3.	2015/04 ～ 2018/03	微生物機能を利用した廃水からのアンチモン除去技術の基礎開発 │ 挑戦的萌芽研究
4.	2013/04 ～ 2016/03	膜分離活性汚泥法へのバイオオーグメンテーションによる高機能排水処理システムの構築 │ 基盤研究(B)
5.	2009/04 ～ 2015/03	微生物機能を利用した水環境からのバナジウム回収技術の開発 │ 挑戦的萌芽研究
全件表示（6件）

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2022/04/01 ～ 2023/03/31	インドネシア地方都市の環境保全を目指したバティック廃水処理装置 │ 競争的資金等の外部資金による研究
2.	2022/04/01 ～ 2023/03/31	散水ろ床と人工湿地を組み合わせた難分解性有機物除去機能を強化した省エネルギー型下水処理システム │ 競争的資金等の外部資金による研究
3.	2021/09/01 ～ 2022/03/31	パイル担体活性汚泥法による余剰汚泥の減容化 │ 競争的資金等の外部資金による研究
4.	2010/04 ～ 2012/03	セメント製造工程におけるセレンの回収技術の開発 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 石油天然ガス・金属鉱物資源機構（JOGMEC）受託研究
5.	2005/04 ～ 2006/03	微生物機能を利用したセレン・ヒ素汚染土壌の浄化技術の開発 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 環境省環境技術等開発推進費フィージビリティスタディ

共同・受託研究実績
1.	2023/03/16 ～ 2024/03/31	琵琶湖内湖・西の湖における環境変動に対応した水質浄化・管理技術の研究開発～淡水真珠稚貝養殖手法および水道水カビ臭原因プランクトン特定システム～ │ 国内共同研究
2.	2022/08/12 ～ 2023/03/31	人工湿地方式のメカニズム解明と処理条件の最適化の検討 │ 受託研究 │ 和4 年度休廃止鉱山における坑廃水処理の高度化技術調査事業に係るパッシブトリートメント導入に向けた調査研究
3.	2018/11 ～ 2019/01	ヨシ等の植物による坑廃水処理に関する室内試験 │ 受託研究
4.	2018/11 ～ 2019/03	下水処理場における汚泥減量化技術のモデル化の検討 │ 受託研究
5.	2018/04 ～ 2020/02	人工湿地による坑廃水処理のためのラボスケール実験系の開発 │ 共同研究
全件表示（8件）

教育活動

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2022/12/14 ～ 2022/12/14	高大連携企画初芝橋本高校「R講座②理系的解決方法を知る」
2.	2022/11/21 ～ 2022/11/25	日越大学環境工学コース大学院生研修受け入れ
3.	2022/09/08 ～ 2022/09/08	高大接続教育企画（立命館高校）：高1アカデミックディ「水環境を守る生物学的排水処理技術」
4.	2021/12/11 ～ 2021/12/11	高大連携企画初芝橋本高校「R講座②理系的解決方法を知る」
5.	2020/01 ～ 2020/03	大学単位互換講義： NMAM Institute of Technology研修生受け入れ
全件表示（20件）

研究者からのメッセージ
1.	微生物・植物を用いた廃水処理と資源回収（立命館大学への進学を考えている皆さんへ）講義は「環境基礎科学」、「水環境工学」、「水処理工学」、「生態工学」などを担当します。「水をきれいにしたい」、「廃水から資源を回収したい」、「微生物や植物に興味がある」、「リアクターや化学分析を学びたい」、「国内・海外の下水処理場や廃棄物処分場に行ってみたい」と思う皆さん、一緒に学びましょう。