研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-03-11 00:12:12）

アマガセ　キクコ
天ヶ瀬　紀久子
AMAGASE KIKUKO

所属薬学部薬学科

職名准教授

その他所属
1.	薬学研究科

学歴
1.	2004/03 (学位取得)	京都薬科大学博士（薬学）
2.	～1995/03	京都薬科大学大学院薬学　研究科薬学　専攻修士課程修了
3.	～1993/03	京都薬科大学薬学部薬学科卒業

職歴
1.	2018/04/01	立命館大学薬学部准教授
2.	2018/04/01	京都薬科大学客員教授
3.	2013/10/01 ～ 2018/03/31	京都薬科大学講師
4.	2007/04/01 ～ 2013/09/30	京都薬科大学助教
5.	1995/04/01 ～ 2007/03/31	京都薬科大学助手

委員会・協会等
1.	2019/02	日本薬学会代議員
2.	2018/10	日本薬理学会代議員
3.	2018/08	滋賀県健康医療福祉部
4.	2018/04	日本消化管学会学術企画委員
5.	2013/07 ～ 2014/08	International Union of Basic and Clinical Pharmacology 消化器部門執行部書記
全件表示（10件）

所属学会
1.		日本薬学会
2.		日本薬理学会
3.		日本臨床薬理学会
4.		日本潰瘍学会
5.		日本消化管学会
全件表示（11件）

資格・免許
1.		薬剤師免許
2.	2019	スポーツファーマシスト
3.		薬理学エデュケーター
4.		応急手当普及員認定証

研究テーマ
1.	消化管粘膜傷害の発生と治癒過程の解析
2.	薬剤起因性消化管傷害の病態解析
3.	ヘリコバクター・ピロリ誘起胃炎の病態解析

研究概要
種々の消化管疾患の病態解析ならびに予防・治療法の探索消化管傷害などの副作用の少ないより安全かつ適切な薬物療法の提案を目指し、臨床で用いられる様々な薬剤による消化管傷害の病態解析を行います。また、これらの研究を通じて、炎症性腸疾患をはじめとする難治性消化管疾患の病態解析、さらには全身性の炎症性疾患などへも研究を展開していきたいと思っています。特に、炎症に伴う癌の発生や慢性炎症に伴う病的線維化などは消化管のみならず多くの臓器・組織に認められることから、消化管における病態の解明および予防・治療標的を同定することは、他の臓器・組織の疾患の克服に繋がる可能性が期待できます。

現在の専門分野
薬理系薬学, 薬理学一般, 応用薬理学 (キーワード：消化器薬理学、消化管炎症、消化性潰瘍、薬剤起因性消化管傷害、炎症性腸疾患、ヘリコバクター・ピロリ)

著書
1.	2023/04	図解　薬害・副作用学改訂３版. 川西正祐、小野秀樹、賀川義之編集. 「3章薬剤による副作用　8.消化器系に作用する薬物」 │ ,442-447頁 (共著)
2.	2022/12	新しい疾患薬理学　改訂第２版. 岩崎克典、徳山尚吾　編集. 「6章　消化器内科領域の疾患に用いる薬物」 │ ,409-442頁 (共著)
3.	2020/01	シンプル薬理学　改訂第6版「第12章消化器系作用薬」 │ ,265-280頁 (共著)
4.	2020	認知症plus予防教育「第3章生活習慣病予防　ベクトル2-薬についての健康教育」 │ 認知症plus予防教育 │ ,67-73頁 (共著)
5.	2018	疾患薬理学,岩崎克典、徳山尚吾　編集. 「6章：呼吸器系・消化器系の疾患と治療薬」 │ ,386-418 (共著)
全件表示（25件）

論文
1.	2022/12	Efficacy of ginsenoside treatment to alleviate anticancer-drug induced mucoenteritis in mice │ Integrative Physiology │ 3,336-347頁 (共著)
2.	2022/08	Alleviative effects of glutamate against chemotherapeutic agent-induced intestinal mucositis. │ Journal of Physiology and Pharmacology │ 73 (4),539-546頁 (共著)
3.	2022/01	Investigation of the anti-inflammatory and analgesic activities of promising pyrazole derivative │ Eur J Pharm Sci │ 168,106080 (共著)
4.	2021/07	Protective effect of TRPM8 against indomethacin-induced small intestinal injury via the release of calcitonin gene-related peptide in mice. │ Biol. Pharm. Bull. │ 44,947-957頁 (共著)
5.	2021/01	Synthesis and Antimicrobial Activity of Some Novel 1,2-Dihydro-[1,2,4] triazolo[1,5-a]pyrimidines Bearing Amino Acid Moiety │ RSC Adv │ ,2905-2916頁 (共著)
全件表示（117件）

学会発表
1.	2022/02	グルタミン酸の5-フルオロウラシル誘起腸炎に対する保護作用 (第49回日本潰瘍学会)
2.	2020/05	New Therapeutic Strategy for Amino Acid: Prophylactic and Therapeutic Effect of Monosodium Glutamate against Gastrointestinal Inflammation (American Gastroenterological Association 2020)
3.	2020/01	腸粘膜傷害の修復・治癒におけるロイコトリエン受容体タイプ2（BLT2）の役割 (第47回日本潰瘍学会)
4.	2018/06	Glutamate is effective in Helicobacter pylori-induced gastritis (10th International Symposium on Cell/Tissue Injury and Cytoprotection/Organoprotection)
5.	2018/06	Cyclooxygenase isozymes and prostaglandins as well as their receptors involved in modulating gastric mucosal integrity under stress conditions (Summer School on Stress 2018)
全件表示（14件）

受賞学術賞
1.	2015/08	日本薬学会平成26年度日本薬学会薬理系薬学部会　奨励賞
2.	2013/03	日本サイトプロテクション研究会第31回日本Cytoprotection研究会　奨励賞
3.	2012/07	日本潰瘍学会第40回日本潰瘍学会　奨励賞
4.	2010/05	米国消化器病学会米国消化器病学会2010　ベストポスター賞

科学研究費助成事業
1.	2018/04 ～ 2021/03	グルタミンおよびグルタミン酸の難治性消化管疾患の治療における応用 │ 基盤研究(C)
2.	2014/04 ～ 2017/03	グルタミン酸によるヘリコバクター・ピロリ関連胃病変の発生と定着抑制機序の解明 │ 基盤研究(C)

共同・受託研究実績
1.	2022/01/01 ～ 2024/03/31	難治性消化管疾患の病態解明と新たな治療戦略 │ その他の補助金・助成金

取得特許
1.		5－フルオロウラシル誘発性腸疾患の予防及び／又は治療剤（特開2017-088540）
2.		消化管疾患の予防及び／又は治療剤（再表02/055092）

教育活動

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2018/09 ～ 2018/09	高校等の模擬講義：兵庫県立豊岡高校　模擬授業

ホームページ
教員紹介（研究について）

外部研究者ID
ORCID ID
0000-0002-7767-5028