研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-02-20 12:43:23）

テラサキ　シンイチロウ
寺﨑　新一郎
TERASAKI SHINICHIRO

所属経営学部経営学科

職名准教授

その他所属
1.	経営学研究科

学歴
1.	2011/04～2016/03	早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了博士 (商学)

職歴
1.	2019/04/01 ～	立命館大学経営学部准教授
2.	2017/04/01 ～ 2019/03/31	高知大学人文社会科学部講師
3.	2015/10/01 ～ 2017/03/31	九州大学経済学研究院助教
4.	2014/04/01 ～ 2015/09/30	早稲田大学商学学術院助手

委員会・協会等
1.	2023/01 ～	異文化経営学会関西部会副部会長
2.	2022/07 ～ 2022/08	コペンハーゲン・ビジネススクールマーケティング学部訪問学者
3.	2022/05 ～	異文化経営学会幹事
4.	2022/01 ～ 2022/02	国土交通省観光庁「観光産業の上質な観光サービスを提供する人材の育成に向けた留学支援事業」有識者
5.	2020/12 ～ 2021/02	一般社団法人日本能率協会「BtoB企業のためのマーケティング戦略オンラインワークショップ」監修・コースリーダー
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研究テーマ
1.	カントリー・バイアスの調整要因に関する研究
2.	ポリティカル・コンシューマリズム
3.	カントリー・バイアスとサービス・マーケティングに関する研究
4.	インバウンド・ビジネスとマーケティング・コミュニケーション

研究概要
多文化社会のマーケティング方略多文化社会におけるマーケティング方略について、エスノセントリズムやコスモポリタニズムといった、カントリー・バイアス（外国に対する先入態度）の視点から研究している。交通手段の発達や高速通信網の普及、中産階級の増加によって、グローバル化が急速に進むなか、グローバル化は国家間の相互交流や相互依存を高め、外国に対するネガティブな消費者態度に加えて、ポジティブなそれも表面化しつつある。こうした両価的な態度は、両極ではなく相互に独立し、場合によっては共存する場合もあると考えられる。現代の消費者行動をより良く説明するための視点として、カントリー・バイアスに着目することで、多文化社会におけるマーケティングについて日々研究を重ねている。

現在の専門分野
商学, 経営学 (キーワード：グローバリゼーション、異文化、マーケティング)

著書
1.	2023/04	『マーケティングの力：最重要概念・理論枠組み集』 │ (共著)
2.	2022/01/21	『インタビュー調査法の基礎：ロングインタビューの理論と実践』 │ (単著)
3.	2021/11/11	『インバウンド・ルネッサンス：日本再生』 │ (共著)
4.	2021/02/10	『多文化社会の消費者認知構造：グローバル化とカントリー・バイアス』 │ (単著)
5.	2019/06/27	『インバウンド・ビジネス戦略』 │ ,74-86 (共著)
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論文
1.	2023/02/19	Mediating role of the country image in enhancing memorable experiences and revisits: Analysis of U.S. tourists in Japan. │ Tourism Recreation Research │ fourthcoming (共著)
2.	2022/12/23	When and why does good service recovery improve consumer affinity?: An empirical study on intercultural service encounters │ International Journal of Marketing & Distribution │ 5 (2),37-55頁 (共著)
3.	2022/09/06	The effect of consumer animosity on boycott campaigns in cross-cultural context: Does consumer affinity matter? │ Journal of Retailing and Consumer Services │ 69,103123 (共著)
4.	2022	Influence of consumer affinity toward foreign countries on consumers' regulatory focuses │ Journal of International Consumer Marketing │ 34 (3),346-356頁 (共著)
5.	2021/05	「制御焦点のプライミング・タスク方法論の再検討」 │ 『立命館経営学』 │ 60 (1),111-129頁 (単著)
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その他
1.	2023/02	広告研究の現在とこれから │ 『日経広告研究所報』(日経広告研究所) │ 327,21 (単著)
2.	2022/02	「異文化への興味がカントリー・バイアス研究の原動力に」 │ 『日経広告研究所報』 │ (単著)
3.	2021/06/30	「カントリー・オブ・オリジン研究とカントリー・バイアス研究：ある国の製品イメージは顧客にどのような影響を及ぼすのか」 │ 『アジア・太平洋研究センター報』 │ 16,17-19頁 (共著)
4.	2021/04/01	「マーケティングに生かせる“ポジティブ”なカントリー・バイアスを読み解く」 │ 『宣伝会議』 │ 955,125 (単著)
5.	2018/06	「ディアスポラ・マーケティング：文化変容からの検討－」 │ 『科学研究費助成事業研究成果報告書』 │ ,1-4頁 (単著)
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学会発表
1.	2023/03	Brand Name Varies Effects of Country-of-Origin: Adapting Construal Level Theory and Sound Symbolism (SCP 2023)
2.	2022/12/02	Effect of Revised Macro Country Image over Affinity and Repeat Intent of Visitors (TMS Internationals Session)
3.	2022/10/01	ロングインタビューの四つのステップ (異文化経営学会第15回関西部会)
4.	2022/09/24	ボイコット運動におけるターゲット国への相反した態度が実購買行動に及ぼす影響: 消費者のアニモシティとアフィニティに注目した経験的研究 (日本流通学会第140回関西・中四国部会)
5.	2022/05/22	コスモポリタニズムの傾向は、原産国イメージと消費者の購買意図との関係をどのように変化させるか (異文化経営学会 2022年度第1回研究大会)
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その他研究活動
1.	2022/11/20	国際ビジネス研究学会第29回年次大会自由論題司会・コメンテータ
2.	2022/11/12	異文化経営学会2022年度第2回研究大会・総合司会
3.	2022/11/05	Track Co-Chair of The past, present, and future of retailing and marketing in Asia (Korea University Business School, Seoul, Republic of Korea)
4.	2022/05/14 ～ 2022/05/15	第64回消費者行動研究コンファレンス・コメンテータ (専修大学)
5.	2021/05/30	日本商業学会第71回全国研究大会自由論題セッション「チャネルと商業」ホスト (富山大学)
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講師・講演
1.	2023/02/27	コスモポリタン的アイデンティティの形成プロセス：ロングインタビューの四つのステップからの接近
2.	2022/11/29	メイドイン・イメージから生じる認知や感情、行動のメカニズム
3.	2022/06/13	異文化への興味からカントリー・バイアス研究へ
4.	2022/05/21	全国アンケートからの示唆
5.	2022/05/20	質的調査法における九つの重要な課題
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受賞学術賞
1.	2022/11/12	異文化経営学会異文化経営学会賞（著書部門）
2.	2022/05/28	日本商業学会日本商業学会学会賞（奨励賞）
3.	2021/10/17	日本マーケティング学会日本マーケティング学会「日本マーケティング本大賞2021」準大賞
4.	2019/12	ダイヤモンド社経済学者・経営学者・エコノミスト107人が選んだ2019年『ベスト経済書』ランキングベスト10 第10位 (『インバウンド・ビジネス戦略』（日本経済新聞出版社）)

科学研究費助成事業
1.	2020/04 ～ 2024/03	消費者アフィニティの形成プロセスおよび調整要因に関する研究 │ 若手研究
2.	2015/04 ～ 2018/03	ディアスポラ・マーティングー文化変容からの検討 │ 若手研究(B)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2022/04/01 ～ 2024/03/31	消費者アフィニティの購買行動モデル及びコミュニケーション・アプローチ：対象国への知覚された精通性、心理的距離の視点から │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 2022年度（第56次）研究助成
2.	2019/12 ～ 2020/03	インバウンドとアウトバウンドの好循環創出に向けた調査研究 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 経済産業省令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業
3.	2019/09 ～ 2021/02	2019年度学術研究書出版 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ エウプラクシス叢書
4.	2018 ～ 2019	外国に対するアフィニティを製品やサービスの評価へと効果的に接合するためのコミュニケーション方略 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 戸部眞紀財団平成30年度研究助成金
5.	2016 ～ 2017	購買行動による社会的課題の解決へ向けた複合的研究 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 平成28年度公益財団法人緒方記念科学振興財団助成事業助成金

共同・受託研究実績
1.	2021/09/28 ～ 2022/03/31	立命館大学経営学会「研究叢書刊行助成」 │ その他の補助金・助成金
2.	2017 ～ 2017	Kyoto University – Nanyang Technological University Joint Seminar │ Bilateral Open Partnership Joint Seminar │ JSPS Bilateral Open Partnership Joint Seminar

研究高度化推進制度
1.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型日本に対するアフィニティの形成プロセスと調査要因に関する研究

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2021/10/05	2021年度修士論文中間報告会司会
2.	2021/01/09	立命館大学苗苗ゼミ（学部3回生）とのインターゼミナール
3.	2020/12/12	20年度ゼミナール大会分科会・寺﨑ゼミ3回生参加
4.	2020/12/12	20年度ゼミナール大会分科会講評
5.	2020/11/25	立命館大学苗苗ゼミ（博士前期課程学生）とのインターゼミナール
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●作成した教科書、教材

1.	2020/12 ～ 2021/03	一般社団法人日本能率協会「BtoB企業のためのマーケティング戦略オンラインワークショップ」教材
2.	2020/04/01 ～	「質的調査法」教材
3.	2019/04/01 ～	「マーケティング論」教材
4.	2019/04	「Strategic Marketing」教材
5.	2019/04	「専門演習Ⅰ・Ⅱ」教材
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●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2023/02/16	立命館一貫教育部主催Global Research Award審査員
2.	2023/02/08	2023年2月実施厳秀延氏の博士候補者資格認定予備審査委員
3.	2022/09/20	2022年9月実施博士候補者資格認定発表会のコメンテータ
4.	2022/03	指導院生が修了式における研究科総代を務める
5.	2022/02/15	指導院生2名が修士論文のA+評価として承認される。
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社会における活動
1.	2020/12 ～ 2021/03	BtoB企業のためのマーケティング戦略オンラインワークショップ
2.	2020/07/30	ポスト・コロナ時代に向けたインバウンド・マーケティング
3.	2020/06/22	ホスピタリティ（ガストロノミー）産業におけるウィズ・コロナ～人形町今半の取組みとフードサービスの現状～
4.	2019/09/20	世界が求める日本のインバウンド・ツーリズム
5.	2018/11/23	平成30年度教員免許状更新講習
全件表示（11件）

研究交流希望テーマ
1.	カントリー・バイアスと購買意思決定に関する研究カントリー・バイアス（外国に対する先入態度）と購買意思決定に関連した共同研究を求めます。共同研究
2.	多文化社会とサービス・マーケティング多文化社会におけるサービス・マーケティングについて共同研究を求めます。共同研究
3.	インバウンド観光とマーケティング・コミュニケーションインバウンド観光への効果的なマーケティング・コミュニケーションに関して共同研究を求めます。共同研究

メールアドレス

科研費研究者番号
70732452

researchmap研究者コード
B000312215