研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-03-27 22:04:28）

モトムラ　カズキ
元村　一基
MOTOMURA KAZUKI

所属生命科学部生物工学科

職名助教

学歴
1.		東京大学博士（学術）
2.	～2012/03	東京大学大学院総合文化研究科生命環境科学系修士課程
3.	～2015/03	東京大学大学院総合文化研究科生命環境科学系博士課程

職歴
1.	2021/04/01 ～ 2022/03/31	立命館大学総合科学技術研究機構助教
2.	2020/12/01 ～	国立研究開発法人科学技術振興機構さきがけ研究者
3.	2019/04/01 ～ 2022/03/31	名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所招へい教員
4.	2019/04 ～ 2021/03/31	立命館大学立命館グローバルイノベーション研究機構助教
5.	2018/10 ～ 2019/02	Visiting Researcher │ │ Gregor Mendel Institute of Molecular Plant Biology Chromatin Architecture and Function
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所属学会
1.		日本細胞生物学会
2.		日本植物学会
3.		日本植物形態学会
4.		日本植物生理学会

研究概要
2015年東京大学総合文化研究科渡邊雄一郎教授の研究室で博士（学術）を取得。 2014年より学振DCに採用。2015年4月より学振PDに資格変更し、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所東山哲也教授のグループで研究に従事。2016年より再度学振PDとして採用され同研究室に所属し、オーストリアグレゴール・メンデル研究所に留学するなどの経験を積んだのち、2019年より立命館大学助教、2020年よりさきがけ研究者を経て、2022年より現職。 2012年に東京大学広域科学専攻奨励賞受賞。2017年にITbM Research Award受賞。2021年に細胞生物学会若手最優秀発表賞受賞。同年に日本植物形態学会・平瀬賞受賞。

現在の専門分野
細胞生物学, 植物分子・生理科学, 応用分子細胞生物学 (キーワード：RNA , 花粉 , 細胞間コミュニケーション , ゲノム編集 , シロイヌナズナ)

論文
1.	2022/10/01	シロイヌナズナ花粉管の核排除とそれを利用した花粉管伸長制御能力の発見までの道のり │ Plant Morphology │ (34),69-76頁 (共著)
2.	2022	Possible molecular mechanisms of persistent pollen tube growth without de novo transcription. │ Frontiers in plant science │ 13,1020306 (共著)
3.	2021/04	Persistent directional growth capability in Arabidopsis thaliana pollen tubes after nuclear elimination from the apex. │ Nature communications │ 12 (1),2331 (共著)
4.	2020/04	AtNOT1 Is a Novel Regulator of Gene Expression during Pollen Development. │ Plant & cell physiology │ 61 (4),712-721 (共著)
5.	2018/01	A pharmacological study of Arabidopsis cell fusion between the persistent synergid and endosperm. │ Journal of cell science │ 131 (2) (共著)
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学会発表
1.	2023/03/16	核が除去された花粉管が持つ伸長制御能力とその分子機構の解明に向けて (第64回植物生理学会)
2.	2022/12/03	シロイヌナズナの花粉成熟に必須のポリＡ鎖分解酵素AtCAF1の研究 (第10回植物RNA研究ネットワークシンポジウム)
3.	2022/12/03	持続的な花粉管伸長制御の発見と考えられうる効率的なRNA利用メカニズムについての考察 (第10回植物RNA研究ネットワークシンポジウム)
4.	2022/09/19	Nicotiana benthamiana DCL欠損変異体の表現型解析 (日本植物学会第86回大会)
5.	2022/09/16	精細胞と栄養核の個別動態に着目したシロイヌナズナ花粉管ライブイメージング解析 (日本植物形態学会第34回大会)
全件表示（52件）

講師・講演
1.	2022/10/07	若手研究者との対話／進路選択の経験とこれから

受賞学術賞
1.	2021/09/17	日本植物形態学会平瀬賞 (Persistent directional growth capability in Arabidopsis thaliana pollen tubes after nuclear elimination from the apex)
2.	2021/06/29	日本細胞生物学会日本細胞生物学会若手最優秀発表賞 (シロイヌナズナの花粉管は細胞質に核を持たない状態でも正常に伸長して胚珠へ到達する能力を保持している)
3.	2017/12	ITbM Research Award (Plant cell wall localizing group enable live-imaging for extracellular dynamic movement of proton)
4.	2012/03	東京大学広域科学専攻奨励賞

科学研究費助成事業
1.	2022/04/01 ～ 2025/03/31	花粉管受精様式の要となる“精細胞―栄養核複合体”輸送の分子機構の解明 │ 若手研究
2.	2020/04 ～ 2022/03	被子植物の受精に必須の"精細胞駆動力"をつかさどる輸送分子の発見とその機能解析 │ 若手研究
3.	2019/08/30 ～ 2021/03/31	細胞単離とライブセルイメージングを基盤とした精細胞移行RNAの機能解析 │ 研究活動スタート支援 (キーワード：RNA, 花粉, ライブイメージング, 細胞単離)
4.	2016/04/22 ～ 2019/03/31	顕微鏡と細胞特異的解析技術を基盤とした初期発生におけるｍＲＮＡ分解ライブセル解析 │ 特別研究員奨励費 (キーワード：RNA分解, 植物, ポリコーム複合体, Decapping, 生殖成長, 阻害剤)
5.	2014/04/25 ～ 2016/03/31	植物の温度ストレス応答におけるＲＮＡ分解酵素ＤＣＰ凝集の意義とその役割の解明 │ 特別研究員奨励費 (キーワード：RNA分解, 植物, 高温, 細胞生物学, mRNA分解, 環境応答, 植物の高温ストレス, RNA顆粒, デキャッピング, 細胞質顆粒)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2024/04/01 ～ 2027/03/31	革新的順遺伝学が拓く花粉運命決定機構の包括的理解 │ 競争的資金等の外部資金による研究
2.	2022/09/01 ～ 2024/08/31	近接標識技術を基盤とした“単離困難な細胞内被覆構造”の上に存在する生殖関連分子群の解析 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 日揮・実吉奨学会研究助成金
3.	2022/08/05 ～ 2027/05/31	独自の植物ツールと多重遺伝子破壊を基盤とした分子モーターが駆動する“生殖細胞の輸送動態”の解明 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ ライフサイエンス研究助成
4.	2020/12/01 ～ 2024/03/31	花粉を用いた「細胞間移行RNA分子」の解析とそれを利用した遺伝子改変 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ JSTさきがけ
5.	2020/04 ～ 2021/02	⼆種類の細胞から構成される花粉細胞を利⽤した植物の新奇小胞輸送経路の解析 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ （公財）日本科学協会 2019年度　笹川科学研究助成
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研究高度化推進制度
1.	2020/10/01 2021/03/31	研究支援制度分類：研究成果国際発信プログラム種目：- 独自の変異花粉を利用した種子形成に必須の生殖細胞の動態解析

外部研究者ID
ORCID ID
0000-0002-3431-1363