研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2024-04-02 14:59:23）

ツチダ　ノリアキ
土田　宣明
TSUCHIDA Noriaki

所属総合心理学部総合心理学科

職名教授

その他所属
1.	人間科学研究科
2.	衣笠総合研究機構人間科学研究所

学歴
1.	2005/03 (学位取得)	大阪大学博士(人間科学)
2.	1987/03 (学位取得)	立命館大学文学修士
3.	～2005	大阪大学人間科学研究科適応認知行動学博士課程修了
4.	～1985	立命館大学文学部心理学専攻卒業

職歴
1.	2006/04/01 ～	立命館大学文学部・総合心理学部教授
2.	1995/04/01 ～ 2006/03/31	立命館大学文学部助教授・准教授
3.	1989/05/01 ～ 1995/03/31	立命館大学文学部助手

委員会・協会等
1.		日本心理学会代議員
2.		日本老年行動科学会常任理事
3.		日本認知症ケア学会査読委員
4.	2016/01 ～ 2017/12	日本教育心理学会常任編集委員
5.	2007/01 ～ 2009/12	日本発達心理学会常任編集委員
全件表示（8件）

所属学会
1.		日本心理学会
2.		American Psychological Association
3.		International Psychogeriatric Association
4.		日本発達心理学会
5.		Internation Association of Applied Psychology
全件表示（9件）

研究テーマ
1.	実行機能の加齢変化
2.	行動調節機能の検討

研究概要
行動調節機能の検討行動調節機能の形成過程と衰退過程を実験的な課題を用いて検討する。

現在の専門分野
教育心理学, 実験心理学 (キーワード：発達心理学、老化、実行機能、認知機能、行動調節、抑制)

著書
1.	2024/02/01	人物で読む心理学辞典 │ ,127-132頁 (共著)
2.	2020/03	基礎から学べる　医療現場で役立つ心理学 │ (共著)
3.	2020/03	研究テーマ別　注意の生涯発達心理学　第6章注意の切り替えと持続 │ ,73-84 (共著)
4.	2019/03	運動抑制に影響する要因の年齢差－エラーの原因は若年者と高齢者で異なるのか?－ │ (単著)
5.	2018/09	自己制御の発達と支援　第5章　壮年期以降の自己制御の発達と支援 │ ,53-64 (共著)
全件表示（25件）

論文
1.	2023/03	大学生の統計学習における仮想的説明の効果検証 : 中学生を仮想した場合の効果の促進 │ 立命館人間科学研究 │ 45,65-78頁 (共著)
2.	2023/01	老いに伴う「弱み」と「強み」 │ 心理学ワールド │ (100),16-19頁 (共著)
3.	2022/11	Post-error behavioral adjustments under reactive control among older adults │ Frontiers in Psychology 13:1001866. │ (共著)
4.	2019/12	実行機能の形成と衰退: 抑制に注目して │ 発達心理学研究 │ 30 (4),176-187 (共著)
5.	2018/08	実行機能検査(EFE)の開発:信頼性，妥当性の検証および効果測定ツールとしての適用可能性の検討 │ 老年精神医学雑誌 │ 29 (8),855-862 (共著)
全件表示（41件）

学会発表
1.	2023/03/05	特性ノスタルジアが時間的態度に与える影響反芻と本来性を媒介要因として (日本発達心理学会第34回大会)
2.	2021/11/28	「実行機能」からみた加齢変化 (日本理論心理学会第67回大会)
3.	2021/09/01	抑制機能における高齢者の補償的脳活動について (日本心理学会第85回大会)
4.	2021/03/31	マス計算を用いた注意機能測定の検討: 生涯発達の観点から (日本発達心理学会第32回大会)
5.	2020/09/08	多連続エラーにおける加齢効果 (日本心理学会第84回大会)
全件表示（57件）

受賞学術賞
1.	1993	日本発達心理学会論文賞

科学研究費助成事業
1.	2024/04/01 ～ 2027/03/31	高齢者における行動制御の可塑性－DMC理論に基づいて－ │ 基盤研究(C) (キーワード：認知的制御，実行機能，高齢者，抑制機能)
2.	2019/04 ～ 2023/03	高齢者にみられる実行機能の特徴－エラー後の対応に注目して－ │ 基盤研究(C)
3.	2016/04/01 ～ 2019/03/31	運動抑制に影響する要因の年齢差－エラーの原因は若年者と高齢者で異なるのか?－ │ 基盤研究(C)
4.	2013/04 ～ 2016/03	運動抑制の加齢変化 -反応タイプの違いに注目して- │ 基盤研究(C)
5.	2010/04 ～ 2013/03	抑制機能の加齢変化とその可塑性-地域在住高齢者の縦断的調査を通して- │ 基盤研究(C)
全件表示（11件）

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2010 ～ 2014	大学を模擬社会空間とした自立支援のための持続的対人援助モデルの構築 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 文部科学省・私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
2.	2008 ～ 2008	認知機能の可塑性に関する研究－認知リハビリテーションからの分析－ │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ ユニベール財団研究助成

研究高度化推進制度
1.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究所重点研究プログラム種目：- 対人援助の人間科学（基礎・応用研究）
2.	2018/04 2019/03	研究支援制度分類：研究所重点研究プログラム種目：- 対人援助の人間科学（基礎・応用研究）
3.	2017/04 2018/03	研究支援制度分類：研究所重点研究プログラム種目：- 対人援助の人間科学（基礎・応用）(人間科学研究所)
4.	2016/04 2017/03	研究支援制度分類：研究所重点研究プログラム種目：- 対人援助の人間科学（基礎研究）(人間科学研究所)
5.	2015/04 2015/09	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 運動抑制機能の加齢変化に関する実験研究

教育活動

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2018/08/06	神戸新聞文化センター主催「さわやか大学」講師
2.	2017/10/28	立命館大学北摂校友会　第３4回総会講演
3.	2017/02/23	立命館アカデミックセンター　おとなの学び舎での講義
4.	2015/11/13	高校等の模擬講義：浜松開誠館高校模擬講義
5.	2015/03/31	京都府言語聴覚士会研修会
全件表示（13件）

研究者からのメッセージ
1.	人間の行動調節の問題を検討人間の行動調節の問題を研究しています。特に、加齢に伴いどのような機能が衰退しやすいのかを実験的な手法で分析しています。例えば、自分では「こうしよう」と思っているのに、様々な環境の影響で、意図とは異なり、何か違うことをしてしまうような「誤り」が日常生活の中でも、頻繁にあると思います。これはまさに行動調節の研究対象となる現象です。このような現象には、どのような変数が関わっているのかということを実験室的な課題の中で現在研究中です。さらに、高齢者ケアの中で、心理学で得られた知識をどのように活用していくのかを共同研究の先生方や現場のスタッフの皆さんと勉強中です。学部から大学院を通じて、守屋慶子教授(現名誉教授)のご指導を受けました。また、学外研修で、東北大学の山鳥重先生。大学院では大阪大学の三浦利章先生のご指導を受けました。

メールアドレス