研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2022-12-16 17:50:39）

ヤマザキ　トシオ
山崎　敏夫
YAMAZAKI TOSHIO

所属経営学部経営学科

職名教授

その他所属
1.	OIC総合研究機構デザイン科学研究センター
2.	経営学研究科

学歴
1.		経営学博士
2.	～1985	同志社大学商学部商学
3.	～1987	同志社大学商学研究科商学博士前期課程

所属学会
1.		アジア経営学会
2.		日本経営学会
3.		比較経営学会

研究テーマ
1.	合理化と企業経営の発展に関する国際比較研究

研究概要
日米独の合理化と企業経営の発展に関する比較研究ドイツ、アメリカおよび日本における企業管理、経営システムの発展過程の比較研究を通して、管理研究を踏まえた企業論の展開をめざしている。

現在の専門分野
経営学 (キーワード：経営学)

著書
1.	2017/10	『企業経営の日独比較ー産業集中体制および「アメリカ化」と「再構造化」ー』 │ ,1-612 (単著)
2.	2015/10	『ドイツ戦前期経営史研究』 │ ,1-365 (単著)
3.	2013/11	『現代のドイツ企業ーそのグローバル地域化と経営特質ー』 │ ,1-411 (単著)
4.	2013/06	German Business Management: A Japanese Perspective on Regional Development Factors │ ,1-247 (単著)
5.	2009/09	『戦後ドイツ資本主義と企業経営』 │ ,1-562 (単著)
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論文
1.	2022/09/10	第２次大戦前におけるドイツ大銀行の監査役兼任ネットワークの構造(Ⅱ)ーナチス期のドイツ銀行、ドレスナー銀行およびコメルツ銀行の分析ー │ 『立命館経営学』 │ 61 (３),1-18頁 (単著)
2.	2022/07/10	第２次大戦前におけるドイツ大銀行の監査役兼任ネットワークの構造(Ⅰ)ーナチス期のドイツ銀行、ドレスナー銀行およびコメルツ銀行の分析ー │ 『立命館経営学』 │ 61 (2),1-26頁 (単著)
3.	2022/05/10	第２次大戦前におけるドイツの銀行顧問会の活動と企業間関係(Ⅱ)――ドイツ銀行の地域顧問会の事例―― │ 『立命館経営学』 │ 61 (1),29-56頁 (単著)
4.	2022/03/10	第２次大戦前におけるドイツの銀行顧問会の活動と企業間関係(Ⅰ)――ドイツ銀行の地域顧問会の事例―― │ 『立命館経営学』 │ 60 (6),13-41頁 (単著)
5.	2021/11	「ドイツにおける役員兼任の役割と意義（Ⅰ）」 │ 『立命館経営学』 │ 60 (4),19-40頁 (単著)
全件表示（126件）

学会発表
1.	2022/12/17	ドイツ企業の組織と管理の歴史――労働管理システム、大量生産システムおよび組織構造 (日本経営学会2022年度西日本部会)
2.	2022/09/16	戦後ドイツ企業集中史 (経営史学会第58回大会)
3.	2018/12/01	「1965年株式法以前と以後の時期におけるドイツ３大銀行の役員兼任の構造」 (日本比較経営学会2018年度西日本部会)
4.	2018/11/17	「日独比較経営研究ー企業経営のアメリカナイゼーションを中心に」 (日本経営学会関西部会第641回例会)
5.	2018/05/12	「産業集中体制の日独比較：企業グループ体制および産業・銀行間関係に基づく産業システム」 (日本比較経営学会第43回大会)
全件表示（28件）

その他研究活動
1.	2016/03 ～ 2016/03	「書評　久保広正・海道ノブチカ編著『EU経済の進展と企業・経営』」 (『比較経営研究』第40号 (pp.134-143))

受賞学術賞
1.	2015/05	日本比較経営学会 2014年度日本比較経営学会学術賞 (German Business Management: A Japanese Perspective on Regional Development Factors)

研究高度化推進制度
1.	2017/04 2018/03	研究支援制度分類：学術図書出版推進プログラム種目：- 日独比較経営研究
2.	2017/04 2017/09	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 日独比較経営研究
3.	2015/04 2016/03	研究支援制度分類：学術図書出版推進プログラム種目：- ドイツ戦前期経営史研究
4.	2012/10 2013/03	研究支援制度分類：研究の国際化推進プログラム種目：- 「ライン型資本主義」に関する日欧共同プロジェクト
5.	2012/09 2013/03	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 企業経営の比較的研究
全件表示（6件）

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2010/11 ～ 2010/12	３年生の「専門演習」においてレジュメの書き方講習を実施。各人が作成したレジュメを教材提示装置に映し、それに添削を加えることにより担当者の蓄積してきたノウハウ・要点を教授。当ゼミ秘伝のレジュメ作成術の資
2.	2008/04 ～ 2011/01	専門科目「マネジメント論」,「経営史」において、板書のなかで重要な概念などの部分を空所にして現象と論理の面からヒントを与えながら質問し、答えさせる事業を展開。正解者には加点を与えるインセンティブを導入

研究者からのメッセージ
1.	日米独における企業経営の比較研究山崎教授の専門分野は経営学であり、現代企業の構造的特質と管理機能、経営組織および経営戦略などの諸問題について、主にドイツ、日本およびアメリカの歴史的過程の比較分析を行うことを課題としている。とくに現代企業における管理の発展過程について、部門別管理および全般的管理を対象に分析を行うことによって、巨大企業の管理システムの全体構造を明らかにすることに研究の重点をおいている。経営学は大きく管理論と企業論とから成るが、今日も最も重要な位置を占める資本主義国である日米独の各国における経営方式・経営システムの発展過程の比較研究を通じて管理研究を踏まえた企業論の展開を目標としている点が、山崎教授の研究の特徴のひとつである。同志社大学商学部時代に現代企業論、経営史などに関心を抱き、その後同志社大学大学院商学研究科へ進学。一貫して合理化問題を軸に企業経営の発展に関する諸問題を取り上げて研究を続けている。『ドイツ企業管理史研究』（森山書店、1997年刊）、『ヴァイマル期ドイツ合理化運動の展開』（森山書店、2001年刊）および『ナチス期ドイツ合理化運動の展開』（森山書店、2001年刊）が主要業績である。1999年３月に『ドイツ企業管理史研究』により博士（経営学）の学位を取得。1989年から94年まで高知大学で「経営学」の講座を担当した後本学へ。本学では、経営学部において経営システム論、マネジメント論、3・4年演習、1回生向けの基礎演習などを担当。趣味は文芸散歩、詩作など。