研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2021-03-31 20:04:15）

ササタニ　ヤスユキ
笹谷　康之
SASATANI Yasuyuki

所属理工学部環境都市工学科

職名准教授

学歴
1.		筑波大学学術修士
2.		東京工業大学工学博士
3.	～1980	筑波大学第一学群自然学類
4.	～1982	筑波大学環境科学研究科環境科学博士前期課程
5.		東京工業大学社会工学研究科中退

所属学会
1.		土木学会
2.		日本都市計画学会
3.		日本造園学会
4.		地理情報システム学会
5.		コンピュータ利用教育学会
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資格・免許
1.	2013	準認定ファンドレイザー

研究テーマ
1.	Web地図を用いたまちづくり
2.	コバノミツバツツジの博物誌
3.	景観計画
4.	里地里山の保全活用

研究概要
環境社会システム、景観計画、市民参加、都市計画、地理情報システムの研究景観の設計・計画、地理情報システムを用いた市民参加型計画支援システムの開発と活用、環境共生都市づくり等の社会的なしくみづくりの研究。

現在の専門分野
持続可能システム, 環境政策・環境社会システム, 教育工学, 土木計画学・交通工学, 土木環境システム (キーワード：都市計画、環境社会システム、景観計画、地理情報システム)

著書
1.	1999/06	市民のイニシアティブ │ ,62-65 (共著)
2.	1999/05	大学授業の改善 │ ,20-25 (共著)
3.	1992/11	ふるさとの川を考える会編集：「久慈川風土記　下」 │ (共著)
4.	1992/11	ふるさとの川を考える会編集：「久慈川風土記　中」 │
5.	1992/06	都市をめぐる水の話 │ ,102-105 (共著)
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論文
1.	2019/03	Google Classroomの効果と利用上の要点 ‐立命館大学理工学部環境都市工学科の3種の授業実践より‐ │ 10 (単著)
2.	2018/09	SDGs を用いた課題解決提案の授業 │ 私立大学情報教育協会2018年度教育改革IT戦略大会 │ (単著)
3.	2018/08	Google Classroom の協働学習に基づくWeb 投稿の実践授業 │ CIEC研究大会　2018 PC Conference │ (単著)
4.	2018/03	Web 地図を用いた位置情報教育‐アクティブ・ラーニングを実践しながら「まちづくりマップ」を改良する‐ │ CIEC研究会論文誌 │ 9,4-10 (単著)
5.	2017/10	大学生のアクティブ・ラーニングを支援する「まちづくりマップ」の開発 │ 地理情報システム学会学術研究発表大会講演論文集 │ 27 (共著)
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学会発表
1.	2017/10/13	大学の授業から地域課題解決を志向する「まちづくりマップ」 (Geoアクティビティコンテスト)
2.	2017/09/24	みんなでつくろう自転車安全マップ (2017 Code for Japan Summit)
3.	2017/07/28	みんなでつくろう自転車安全マップ (滋賀ICT利活用プレゼンテーション会)
4.	2016/11/25	みんなでつくろう自転車安全マップ (Geoアクティビティコンテスト)
5.	2014/01/18	滋賀県新しい公共支援事業の総括と今後の展望 (びわ卓フォーラム2014)
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その他研究活動
1.	2009/06/01 ～ 2012/03/31	ジアスニュース立命館支局の開設 (ジアスニュースと連携して、学生が作成した写真、地図などを含む地域環境の記事を、永続的に残る学習ポートフォリオを兼ねつつ、社会に発信する、ジアスニュース立命館支局を開設した。2010年12月21日現在、48本の記事を掲載している。)

受賞学術賞
1.	2016/10	地理情報システム学会地理情報システム学会ポスターセッション賞 (「みんなでつくろう自転車安全マップ」の取り組み)

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2010/09	1回生の「データ処理演習」と2回生「環境管理調査実習Ⅰ」において、学科で永続的に使えるGoogle Appsを導入して、学生のポートフォリオの蓄積と、グループによる協働学習の促進を図っている。
2.	2010/09	広告代理店の大広関西とCSR担当企業の日本写真印刷の協力を得て、「データ処理演習」を朱雀第三小学校と小大連携で行った。受講者の最終成果の地図の優秀作品を再編集･印刷して、成果を共有している。
3.	2010/04	専門科目の「空間情報工学」にて、遅刻の回避と、復習の促進を図るために、Blackboardを用いた小テストを、授業の最初に行っている。
4.	2009/09	専門科目の「環境管理調査実習Ⅰ」にて、非常勤の支援を得て、近江八幡市白王町･島町の自治会の協力でフィールドワークを行い、エポック21を会場に、当該住民の前でその成果を公開発表している。
5.	2009/09	専門科目の「測量学実習」にて、非常勤と共同で、従来の実測に加えて、基盤地図情報･レーザ測量の成果活用、GPS測量、主題図作成という、環境システム工学にふさわしい実習内容に組み替えた。
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●教育に関する発表

1.	2010/12 ～ 2010/12	平成22年度情報教育研究集会に参加して、ICTを用いた授業実践に関する情報を収集して、意見交換を行った。
2.	2010/09 ～ 2010/09	私立大学情報教育協会平成22年度教育改革IT戦略大会に参加して、FDの今日的な動向についての情報収集と、意見交換を行った。
3.	2010/08 ～ 2010/08	ICT活用授業の成果を「笹谷康之：知識･スキル･コンピテンシーを統合的に扱う－地域情報教育の実践－ CIEC研究大会　2010 PC Conference pp153-156，2010.8.」にて発表して、意見交換を行った。
4.	2010/08 ～ 2010/09	放送大学が主催する「インストラクショナルデザイン入門セミナー」と「コンテンツ制作ワークショップ」に参加して、ICTを活用した授業に関してピアレビューを行った。
5.	2010/03 ～ 2010/03	ジアスニュースの成果は、「笹谷康之・菱川貞義・藤田由貴：学生が制作するWeb環境ニュース記事の実践‐ジアスニュース立命館大学支局の事例‐，CIEC研究会論文誌Vol.1，pp55-58，2010.3.」に掲載した。
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●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2010/04	専門科目の「空間情報工学」にて、最寄の玉川小学校の3年生と小大連携授業を行い、小学生とともに地域を再発見して、地図にまとめて、小学生のITを支援して、学生に成果が見えやすい教育実践を行った。

研究交流希望テーマ
1.	Web地図を用いたまちづくり WordPress等のCMSに埋め込んだ簡易な地図を活用して情報発信・共有しするまちづくりを行う。技術相談受託研究共同研究
2.	ミツバツツジ節を用いた里地里山の保全活用自生種のツツジ属であるコバノミツバツツジなどのミツバツツジ節は、他の園芸種のツツジ属と異なり、移植・挿し木が困難であり、燃料革命以前の里地里山で卓越した種であり、他のツツジ属に先駆けて里山を美しく彩り、各地の伝統的な花見の代表種となっていた。しかし、今日、里地里山の荒廃に伴い、少なくなってきた。そこで、コバノミツバツツジをはじめとするミツバツツジ節を用いた里山里地の保全活用に関する研究・実践を行う。技術相談受託研究共同研究

研究者からのメッセージ
1.	市民参加型の環境づくりを目指して笹谷先生の専門は、土木工学の中でも最もソフトな分野です。景観計画、環境社会システム、地理情報システム、まちづくり、地域計画等々。筑波大学第一学群自然学類を'80年に卒業、同大環境科学研究科を'82に修了した後、東京工業大学工学部研究生。茨城大学助手、建設コンサルタントを経て、'94に本学へ。「日本人にとって地名は、地域の環境を端的な言葉で表してきた指標だ」という仮説のもとに、人々にとって有益であったり危険を示す細やかな地形環境の価値を読み取り、博士論文『地形の意味に関する研究』を執筆。明治期の埋もれた砂防堰堤を、鎌で藪をかき分けて探したり、自らセスナに乗り込み航空写真を撮ったり、野外行動派です。近年は、コンピュータ地図、マルチメディア等のコンピュータを使ったまちづくり支援システムの開発や、まちづくりワークショップ、エコミュージアム等の環境教育を行い、自らも環境NGOのメンバーとして、環境イベントを企画・実施したり、市民参加の環境づくり活動の実践的な研究も進めているとのこと。（談）

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景観計画研究室